とりあえず車を楽しむ

タクシーにドアパンチをされた話

※記事内のリンクには広告が含まれる場合があります。

今回は、わが愛車レガシィがドアパンチされたときの話を書きます。

ドラッグストアでの買い物帰りのこと

仕事終わりにドラッグストアに立ち寄りました。

夕日が沈み、辺りが暗くなっている頃です。

両隣に車がとまっていないスペースに駐車して、店内に入りました。

 

買い物が終わり車に戻ると、自車の右隣りにタクシーが停車。私の車とタクシーはお互いバック駐車しているので、同じ方向を向いてとまっています。

f:id:humidasu_1:20190520212249p:plain

タクシーの運転手はトランクを開け、ゴソゴソと荷物整理か何かをやっているようでした。

私が自車に乗り込み、出発の準備をしていたとき・・・

 

右後ろの方から「バンッ」という鈍い音。

 

「なんの音?もしかしてぶつかった?」

音は自分の車から発せられたように感じましたが、車への振動は感じなかったため、ぶつかった音なのかどうか確信が持てませんでした。

 

でもタクシーの左後席側のドアが開いていたのには気付いていました。そこに人はいなく、よくよく見ているとタクシー運転手は右後席あたりに立っていて、そこから何かの操作をして、”タクシー特有の自動ドア”の開け閉めしているようです。

 

(そもそも客が乗っているわけでもないのに何のために自動ドアの開け閉めをしていたのかはさっぱり分かりません。普通、隣に車がいる状況で自動ドアの開け閉めをするでしょうか?)

 

運転手はタクシーの右側(レガシィと面するのと反対側)に立っていて、なおも自動ドアの開け閉めを繰り返していました。

 

「バンッ」という音がタクシーのドアを閉めた時の音なのか、開けた時にレガシィにぶつかった音なのか・・・

 

でも普通、他人の車にぶつけたら真っ先に謝りにこないか?私が車内にいるのは気付いているだろうし。

 

時間にしては短かったと思いますが、いろいろ考えたあげく、レガシィにドアがぶつかっていたら傷が付いているはずなので、見に行くことにしました。

 

車外に出て、自車レガシィの右後席のドアを確認しにいったところ、タクシーの運転手が「ぶつかった?」と聞いてきました。

「バンッ」という音がしてからある程度時間がたっていましたが、私が車外に出てきて初めて声を掛けてきました。

 

(??)

(タクシーの運転手、ぶつけたの気付いてたのか?)

やはりぶつけたっぽい・・・。

レガシィのボディを確認すると、タクシーのドアが開いたときに当たるであろう位置が白っぽくなっていたので、ぶつけたのは明らか。

 

タクシーの自動ドアを何度か開け閉めしたのは、ドアが閉まるときの「バンッ」という音でぶつけたことをごまかすためだったのでしょう。あわよくば知らんぷりしようとしてしていたのだと思います。

 

私が車外に出たので、「気付かれたか」とでも思っていたのでしょうか。

f:id:humidasu_1:20190520194604p:plain

レガシィの傷を念入りに確認

辺りは暗くなっていたので、スマホの懐中電灯アプリのライトで照らして、タクシー運転手と一緒にぶつかった箇所を念入りに確認しました。

 

立ったりしゃがんだりしながらあらゆる角度からみたり、触ってみたりして傷や凹みがないかをチェック。

太陽が出ている日中だとすぐ分かりそうですが、暗い中スマホのライト頼りのチェック。後になって傷に気付いたってなるとシャレにならないので、見落とさないようにそこそこ長い時間確認していました。

 

しかし、傷や凹みは見られず、白くなっていた部分も手でこすると薄れていきます。鉄のドアがぶつかったのに傷ひとつないことなんてあるのかなと思いつつも、タクシーの運転手に「大丈夫そうですね」と言いました。

 

タクシーの運転手からは謝罪代わりなのか、「コーヒーでも買ってよ」みたいな感じで100円を渡されました。

 

(ふー傷もついてなくてよかった )と安心して帰路につく。

 

翌朝・・・

出勤時、車に乗り込む前に、太陽も出てることだし、一応昨日の箇所を確認しておこうと思い、右のリアドアを見ました。

 

「何かボディの反射がおかしい。」

 

近くでよく見ると、塗装への傷はなかったのですが、ドアがぶつかった箇所に1cm四方の凹みがありました。凹みといっても手で触っても全く分からないくらいの凹みです。昨日あれだけ確認しても分からなかったのに・・・

 

朝からブルーな気分になりました。

タクシーの運転手の連絡先も聞いていないし、どうしようもできません。こちらの落ち度は全くないのに車を凹まされたのは非常に腹が立ちます。

 

小さな凹みなので、金銭的なことを考えると、板金は諦めそのままにしておくことにしました。

 

意外と目立つ位置の凹みだった

凹んだ場所はが右リアドアのドアハンドル付近なのですが、場所的によくないのです。

レガシィの給油口は右側リアドアのすぐ後ろにあります。

そのため位置関係的に給油中の時間に嫌でも凹みが目に入ってしまうのです。小さな凹みですが、しばらくの間は給油の度にその存在を思い出してしまっていました。

 

今ではレガシィの一部だと受け入れられるようになったのかあまり気にならなくなってきました。

 

ドアパンチから学んだこと

今回の経験から学んだことは車のボディについた凹みは太陽光の下でないと分かりにくい・見落としてしまうということです。

大きな凹みであれば、夜でも気付くと思いますが、凹みが小さい場合、手で触っても分かりにくく、いくらライトで照らそうとも見落としてしまう可能性が高いです。

ぶつけられたと分かった段階でタクシーの運転手の連絡先を聞いておいて、その場で傷・凹みの有無について確認して済ますのではなく、後日、太陽が出ていて光が十分にあるときに確認するべきでした。

 

そして、もうひとつはタクシーの隣に車をとめてはいけないということです。タクシーがお店などの駐車場に止まっているのは客待ちであったりする可能性が高いです。

客がタクシーの後席に乗り込む際に、運転手がおもてなしのために、自動ドアを作動させるかもしれません。

つまり、またもやタクシーの自動ドアによるドアパンチをくらってしまう可能性があるのです。

 

今度からは気を付けようっと!

 

'