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トラクターの騒音にはノイズキャンセリングイヤホンが効果絶大!【-40dB以上のカナル型であれば無音にできる】

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私の家のすぐ近くには、田んぼや畑があります。

春ぐらいになると、トラクターを動かして農作業をされることが増えます。

分かる人には分かると思いますが、トラクターや草刈り機のエンジン音って結構家の中に響いてくるんですよね。

農業をする上で欠かせない作業ですし、田んぼ・畑の近くに住んでいるので仕方のないことです。

農家の方と挨拶や会話をしたこともあるので、悪い印象などは全くないですし、いろいろと配慮してくださっていることも多いですが、やはり音そのものは気になり、うるさいと感じることも・・

そんなトラクターの音なんですが、ノイズキャンセリングイヤホンが絶大なる効果があります。

ものをちゃんと選べば、5,000円以下の安い製品でも十分です。

結論からいうと、-40dB以上のカナル型のノイズキャンセリングイヤホンを使えば、トラクターのエンジン音は完全に消えます。

とにかく安くノイキャン性能が高いイヤホンが欲しい場合は、QCY ArcBudsが個人的におすすめです。

トラクターや草刈り機のエンジン音は結構家の中に入ってくる

イメージ画像:imageFXにて生成

トラクターのエンジン音は、外で聞いている分には風や車などの環境音に紛れるのでうるさいと感じないです。

ですが、家の中はそういう環境音がなく静かなので、トラクターのエンジン音は「グォーーー」とこもったように響きます。

トラクターは同じ場所で30分~1時間ほど作業し続けるので、ずっとエンジン音が聞こえ続けるため、どうしてもストレスに感じることも・・

農作業の都合上、仕方ない事情もあると思いますが、早朝にトラクターのエンジン音で目が覚めてしまうこともあるのは、正直つらいのです。

田んぼ、畑も一か所ではなく、自宅周辺にたくさんあるので、今日はこっちの田んぼでトラクター稼働、次の日はあっちの田んぼでトラクター稼働と、連日音が響いていることも。

 

音の特性として、話し声みたいな周波数の高い中高音域は家の壁で遮断されるので、外から家の中にはそこまで入ってきません。

ですが、オーディオの重低音やエンジンのブーンといった低周波の音は、減衰されにくいので、家の中に不快な音として入ってくるし、建物自体を通して振動としても伝わってきます。

布団で寝てるときなどは耳が床に近くなるので、伝わる振動が増して、より音が響きます。

 

トラクターのエンジン音に耳栓はあまり効果がない

騒音対策として真っ先に思い浮かぶのは耳栓。

耳栓って、人の話し声、テレビの音など高周波の音には一定の効果がありますが、低音域の音にはあまり効果ないんですよね。

多少の効果はありますが、エンジンの"ブーン"という低周波域の音は、振動として体に伝わってくるような感じなので、耳栓で遮断するのが難しいです。

 

低音域の騒音にはノイズキャンセリングイヤホンが救世主!

トラクターのエンジン音のような低周波の音を遮断するには、ノイズキャンセリング機能付きのイヤホンが最強です!

ものすごく強力に効きます。

ノイズキャンセリングとは、周囲の騒音と逆位相の音を出すことで、騒音を打ち消す機能。

イヤホンで物理的に耳をふさぐ耳栓効果をパッシブノイズキャンセリングと言うのに対して、アクティブノイズキャンセリング(ANC)とも言われます。

ANCは低音域の騒音打ち消しに特に強く、トラクターのエンジン音などはびっくりするくらいに無音になります。

ノイズキャンセリングモードのイヤホンを装着するだけでよく、特に音楽をかける必要もないです。

 

トラクターのエンジン音以外にも、大型室外機、ビニールハウスの暖房による"ゴー"というような一定音量でなり続ける低周波の振動にはノイズキャンセリングイヤホンが効果的です。

トラクターのエンジン掛けたなーというタイミングで、イヤホンを装着すれば、その瞬間から無音になるので、ほんとに快適です。

 

かなり重要なことですが、ノイズキャンセリングイヤホンを装着するときは、耳の穴とイヤーパッドの隙間をなくすことがめちゃくちゃ大事!

ちょっとでも隙間が空いていると、騒音を直接通してまうので、効果は大幅に落ちます。

イヤーパッドと耳の穴の隙間を埋めるように奥までギュッと入れます。

イヤホンを軽く押し当てるだけだと、アクティブノイズキャンセリングの効果を十分に発揮できないので気を付けましょう。

奥まで入れても隙間ができる場合は、イヤーパッドがあっていないので、大きいサイズに交換したほうが良いです。

 

カナル型のイヤホンにすること!

イヤホンには、一般的にインナーイヤー型とカナル型の2種類があります(オープンイヤー型もありますが、ノイズキャンセリング機能はつかないので省略)。

インナーイヤー型は耳に入口にのせるようにして装着。開放的な装着感である一方で、遮音性は低め。

カナル型にはシリコン素材等のイヤーパッドがついていて、耳の穴にさしこんで装着。閉塞感がありますが、耳栓のような遮音性があります。

耳にポンと置くだけのインナーイヤー型は、周囲の音が入ってくるので、アクティブノイズキャンセリング機能との相性が良くないです。

騒音を少しだけ抑えられる程度で、トラクターのエンジン音にはほぼ効果はありません。

カナル型は、イヤホン単体だけで物理的な耳栓効果(パッシブノイズキャンセリング)があり、それに加えて電子的なノイズの打ち消し(アクティブノイズキャンセリング)をおこなうので、ノイキャンの効果が高いです。

そもそも、ノイズキャンセリングイヤホンのほとんどはカナル型ですが、少ないながらもインナーイヤー型の製品もあります。

ノイズキャンセリング機能重視であれば、必ず、耳の穴に密着させられるカナル型を選びましょう。

 

そんな高いモデルじゃなくてもオッケー!

値段が高い=ノイズキャンセリング効果が高いではないです。

そんなに高くなくてもノイキャン性能が高いイヤホンもあります。音楽鑑賞用途でなく、ノイキャン重視であれば、そういうモデルの方がコスパが良くおすすめです。

私が使っているのは、QCYのArcBuds(4,500円ほど)とSOUNDPEATSのCapsule3 Pro(8,500円ほど)です。

この2機種は、自宅から3mくらいの距離で稼働しているトラクターのエンジン音でも無音にできるくらいノイズキャンセリングは強力。

QCY ArcBudsが-40dB、SOUNDPEATSのCapsule3 Proが-43dBを謳っていて、実際の使用感としてもCapsule3 Proの方がノイキャン効果は少しだけ強めです。

同じくSOUNDPEATSのOpera05という価格帯の高いイヤホンもありますが、そちらの方がノイキャン性能は低いです。

Opera 05のノイキャンは-30dBですが、トラクターの音は僅かに通してしまうので、-40dB以上はあったほうが良いと思います。

QCYはコスパに優れたイヤホンブランドなので、とにかく安くで効果の高いノイズキャンセリングイヤホンが欲しい人には、QCY ArcBudsはかなりおすすめです。

4,000円台で-40dBのノイキャン性能がある製品はあまりないと思います。

小さくて軽いので、装着感もよいです。

参考:【QCY ArcBuds・レビュー】ノイキャンの性能の割にコスパ良すぎ!【安くでノイキャンが欲しいならコレ】

 

SOUNDPEATS Capsule3 Proの方がノイキャンは強いですが、「サー」というホワイトノイズがやや大きいです。

他にノイキャンが強い機種を調べてみると、SOUNDPEATS Air5 Proは8,000円切る価格で-55dBのノイズキャンセリング性能があるみたいなので、かなりよさそうですね(使ったことはないので、効果は保証できませんが)。

ノイズキャンセリングの強さとして、メーカーが公表している最大○○dB低減という数値は鵜呑みにはできないですが、同じメーカーの製品同士であれば、数値が高いほど効果は強いはずです。

 

結論としては、トラクターのエンジン音のような大きな音を消音するには40dB以上低減できるノイズキャンセリグイヤホンが良いです。

SOUNDPEATS Air5 Proは今使っているイヤホンのバッテリー寿命が来たら、買ってみてレビューしたいと思います。

 

まとめ:だまされたと思って-40dB以上のノイズキャンセリングイヤホン使ってみて!

トラクター等の騒音に悩んでいる人は、だまされたと思って、-40dB以上のノイズキャンセリングイヤホンを使ってみてください。

イヤホンのこと良くわからないという人には、とりあえずコスパの良いQCY ArcBudsがおすすめです。

本当に無音になるので、すぐ近くでトラクターがエンジン掛けて農作業していることを忘れるくらいです。

トラクターのエンジン音以外にも、冬の夜中に聞こえるビニールハウスの暖房器具の振動音なども消せます。

より強いノイキャンイヤホンが欲しければ、私は使ったことはないので性能の保証はできないですが、SOUNDPEATS Air5 Proがよさそうですね。

 

本題とは外れますが、農家の方と一度あいさつや会話を交わすだけでも、トラクターの音の感じ方は大きく変わりますね。

顔も知らない状態だと、ただの騒音として感じられても、お互い顔を見合わせて、あいさつや会話をしたことがあると、「今日も暑い中頑張られてるな」となりますから。

とはいえ、音量そのものは大きく、気にしないのは難しいこともあるので、そのときはノイズキャンセリングイヤホンを活用すれば良いと思います。

 

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