とりあえず車を楽しむ

BAL ピットスタンド2tとキーパーマン2tの比較 

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車の整備時に、ジャッキアップした後に保持しておくためにウマ(リジッドラック)がほしいと思っていて、先日、BAL ピットスタンドを購入しました。

 

BAL ピットスタンドはローダウン車用のウマと謳っている商品なのですが、実際に使ってみると予想以上に低く、ローダウンスプリング装着のレガシィでもぎりぎり使えない高さでした。(リア側は使用可能)

そこで、普通の車に対応しているウマである「BAL キーパーマン」を買い増ししました。キーパーマンには耐荷重2トンと3トンのものがありますが、私は2トンのものを買いました。

 

せっかく、同メーカーの2種類のウマがあるので、高さや外観の違いなどいろいろ比較したいと思います。どっちにしようか迷っている人の役に立てればと思います。

 

私が購入した製品は生産終了になっており、下記2つが後継製品のようです。どちらもキーパーマンという名称ですが、No.925の方が実質ピットスタンドの後継製品です。

 

 

外観・高さの違い

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 外箱は形状の違いはありますが、キーパーマンの方が大きいです。

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商品はこのようにして納まっています。

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ピットスタンド(低いウマ)とキーパーマン(普通のウマ)の比較

ピットスタンドとキーパーマンの高さを比較しました。黒いのがピットスタンド、黄色いのがキーパーマンです。それぞれ一番低くした状態(写真左側)と一番高くした状態(写真右側)にして並べています。ちなみに左端のペットボトルの高さは210mm程です。

 

キーパーマンの一番低い状態:265mmピットスタンドの一番高い状態:240mmです。ピットスタンドを一番高くして別売りのアダプターを装着した状態でウマを掛けてもレガシィのフロントタイヤはあと少しのところで浮かすことができませんでした。車体がウマにのる前にフロントタイヤが着地してしまいました。

 

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先日ジャッキアップしたときは、キーパーマンを下から2番目の高さ(280mm)にしてウマを使用しましたが、フロントタイヤを浮かせることができました。試してはいませんが、一番低い状態(265mm)にしても恐らく浮かせられると思います。

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こちらはリアタイヤ側です。タイヤと地面の間にはかなり余裕があります。 

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足の広がり具合は上の写真だとキーパーマンの方が広く見えますが、実際にはほぼ一緒です。ほんのわずかにキーパーマンが広いかなというくらいです。 

サドルに互換性がある

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 キーパーマンとピットスタンドの高さを調整するこの鉄の棒(サドルというらしい)は直径が同じなので、入れ替えることもできます。右のキーパーマンのものは穴が3つあり、その分長さがあります。そのため、キーパーマン用のサドルをピットスタンドに使うことでピットスタンドの高さの最大値を上げることができます。

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キーパーマンのサドルをピットスタンドに使用してみました。左がピットスタンドのもともとのサドルを使って最上限まであげた状態で、右側がキーパーマンのサドルを使って最上限まであげた状態です。35mm分高くすることができます。

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 キーパーマンの一番低い状態よりも高くなります。サドルを入れ替えれば、レガシィのタイヤは十分浮かせられると思います。

 

ただ、写真から分かると思いますが、ピットスタンドは足の付け根が低く短いため、車を支えるときの踏ん張りはキーパーマンに劣ると思われます。また、このような使い方は本来想定されていないと思うので、おすすめはできないです。

 

しかし、ピットスタンドを購入したが、低すぎて使えなかった場合に、キーパーマンを購入してサドルを入れ替えれば、4本のウマとして使用できなくもないというわけです。

 

外観品質はあまりよくないか?

キーパーマンを購入して、中身を出してすぐに気付いたのですが、部品の組付け間違いがありました。

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 高さを調整して固定するときにサドルの穴に差し込むストッパー(銀の棒みたいなやつ)をウマ本体にチェーンでつないであるのですが、左側の方は、ストッパーの抜け防止に使うスナップピンをつかってつないであります。本来つなぐために使うコの字の金具は外れていました。

 出荷前にちゃんと検品されていないのでしょうか。

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ネットのレビューにもありますが、溶接部はやや雑に見えます。

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塗装の欠けなども見られました。

 

多少、雑なつくりや組みつけはありますが、ものとしてはしっかりした作りで安心して車体を支えておけます。

 

 まとめ

ピットスタンドは本当に低い車用なので、そこまで地上高が低くない車や純正形状のサスペンション装着車はキーパーマンの方が無難かもしれません。

 

キーパーマンには2トン用と3トン用のものがあり、3トン用は高さの調整幅も大きく(最低値は高くなる)、サイズも大きいため、安心感はあると思います。

 

私は、自宅での保管性を考えてサイズの小さい2トン用を選びました。2トン用のキーパーマン、ピットスタンド共にサイズがコンパクトなのはいいですね。

 

ピットスタンド2tとキーパーマン2tのどちらにするか迷っている人の少しでも参考になれば幸いです。 

 

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