普段使ってないけど、「いつか使うかも」や「捨てたらもったいない」、「何となく」で捨てられずに家に残しているものってあると思います。
私も同様の考えで、いろいろと使っていないものを家に保管していたのですが、先日思い切って処分しました。
その結果、やっぱり「捨ててよかった」と思えたので、そのことについて書きます。
きっかけは机のスペースを開けるため
自宅のPC机にタブレット、外部モニターを置きたいなと思ったのですが、本棚や小物などがごちゃごちゃと置いてあり、とても無理な状況。
かといって机に上のもの全てを捨てるわけにはいかないし、どこかに移動するにしてもそのどこかのスペースを空けないといけない。
ということで部屋全体の不用品を一旦整理してしまおうと思ったのです。
1年間使ってないものはいらない
元々、部屋はある程度きれいにしているつもりだったのですが、棚や収納ケースの中にはここ数年で一度も使ってないようなものがたくさん詰まっています。
潔くものを捨てられない性格だったので、「いつか使うかも」「なんとなく捨てたくない」などで残しておきがちだったんですよね。
今回処分する際も、もしかしたらこの先使うかもしれないと、自問自答しながらだったのですが、下記に当てはまるものは潔く捨てることにしました。
・今後使う予定は今のところ思い浮かばない
よく言われることかもしれませんが、「いつか使うかも」で残しておいたものでも、ここ1年間で使わなかったものは、今後もだいたい使わないです。
むしろ、それがあったことすら忘れてしまいます。
ただ、思い出の品などは別です。目的は断捨離ではなく、机のスペースを空けることなので、そんなに大量に掘り出して処分したわけではありません。
処分したものの一例
就活で使用したスーツ
社会人になりたての頃から、冠婚葬祭で使うことがあるかもとずっと残していたものです。クローゼットを圧迫するし、仕舞いっぱなしだとカビも生えてしまうしで、持っておくだけ無駄だとやっと分かり、処分することに。
クリーニング屋にカビ取りをしてもらったこともあるので、使わないものに維持費を掛けている状態でした。
ゴディバの紙袋
ブランド物の紙袋なので、いつか使うかもで残していましたが、いつの間にか染みも発生していたので処分。(一旦捨てたものを広げて写真を撮ったのでくしゃくしゃしています)
いつだったか使っていた携帯電話の充電器(左)とセンター試験のリスニング用のイヤホン。
どちらも思い出の品みたいな感じで保管していたのですが、もういいやということで処分。
ハンドルカバー(バイク用)
学生のときにバイクに乗っていましたが、そのときに使っていた防寒用品。(おばちゃんの原付みたいでちょっとださいですが、冬の手の防寒に関しては、はっきり言ってこれの右に出るものはない!)
バイク乗りにはおすすめです。
いつかレンタルバイクを借りたときに使うかもと残していましたが、当分はないだろうし、わざわざ冬に借りて乗らないだろうということで処分。
就活で使用していたネクタイたち
就活後は不要になりましたが、安いものではないので捨てるのがもったいなく、丈夫な紐代わりに使えるかもと残していました。
でも、丈夫な紐が必要なシチュエーション自体がそもそもないし、あったとしてもそのときにわざわざネクタイを使う?ということで処分。
小学生のときに誕生日祝いの品として近所のケーキ屋でもらった置物。小学生のときにこういうのを貰うと嬉しいですからね、惰性で今に至るまで机の隅にずっと飾っていました。
住んでいる家や机は何回か変わりましたが、20年近く机の隅に居続けたので、微妙に愛着があり、捨てるに捨てられなかったのですが、今回を機にお別れすることに。(厳密にはまだ家にあるのですが、次のゴミの日に処分します)
他にもプリンターや使ってないカバンや靴、服、何となく保管し続けてきた書類などを処分しました。
一旦整理し始めるとランナーズハイみたいな状態になって、部屋の整理とは関係ないですが、テレビ録画用のHDDに溜まっていたドラマとか映画まで整理しました。
捨てて良かったと思えた
思い切って捨てて後悔しないか心配でしたが、結果的に捨てて大正解でした。以下のような効果を得られたからです。
・部屋がすっきりする
・思い切って捨てることで、考え方が変わる
部屋がすっきりする
これは当たり前のことですが、物理的にも視覚的にも部屋がすっきりします。
机にモニターとタブレットを設置するスペースを空けるという当初の目的も達成しました。
思い切って捨てることで、考え方が変わる
「いつか使うかも」「何となく捨てたくない」で長いこと残していたものを思い切って捨てることでモノへの執着を捨てるきっかけになります。
残している期間が長くなるほど、そのモノへの執着が強くなり、ますます捨てづらくなります。今まで残しておいたのに捨てるなんてという思考になりますが、いざ捨ててみると、後々になって何を捨てたのかすら覚えてないんですよね。
具体的な案がないのに「いつか使うかも」「何となく捨てたくない」でいろいろと溜め込んでいくというのは、悪いわけではないですが、後ろ向きな行動の一面もあります。
また、一旦思い切って捨てることによって、不要なものは捨てる習慣ができます。以前は製品を購入したときの箱やラップの芯とかも「何かに使えそうだな」と残していましたが、今ではすぐに捨てるようになりました。
たかが部屋の整理ごときで大げさに聞こえるかもしれないですが、行動が伴うと思考の習慣も少しずつ変わっていくようになります。
そして、何事に関してもそうですが、執着がなくなると新しいことを挑戦するきっかけになるんですよね。
まとめ
思い切って部屋の整理をするというのは良いですね。
部屋がスッキリするだけではなく、 「何かに使えるかも」「いつか使うことがあるかも」という思考のしがらみを取り除ける機会でもあります。