V37スカイラインハイブリッドのエアコンフィルターを交換しました。
今回は、備忘録をかねて、交換手順について写真多めで記しておきます。
グローブボックスを外すのにやや苦戦しましたが、その他は工具も必要ない非常に簡単な作業です。
交換に使用したエアコンフィルター
交換用として選んだのはDENSOのDDC2001という型式のエアコンフィルター。
DENSO製は純正採用メーカー品なので安心感があります。
他にも、V37に適合するボッシュのAP-N02という製品もありましたが、安い方のDENSO DDC2001にしました。
エアコンフィルターは1年に1回、もしくは10,000km走行後の交換が目安とされているようです。
私のスカイラインは約3年間交換していません・・・
エアコンフィルター交換手順
おおまかな流れは以下の通り。
- 助手席のグローブボックスを外す
- エアコンフィルターを取り外す
- 新しいエアコンフィルターを取り付ける
グローブボックスの取り外しにややコツが必要ですが、基本的にはとても簡単な作業です。
まずはグローブボックスを外しますが、これが今回の作業の中で一番苦戦しました。
一度外してやり方が分かれば簡単なのですが、初めてだとどうやって外すのかが分かりにくいのです。
グローブボックスは下側2か所のフックと、上側2か所のピンで固定されています。
まずは、下側のフックを外します。
グローブボックスをちょっとだけ(上記写真くらい)開けた状態で、車両後方上側へ持ち上げると外せました。
開けるのは「ちょっとだけ」が大事です。
この開く角度を探るのに一番時間が掛かりました。
どのように固定されているかというと、グローブボックス側の下向きCの形状をしたフックが、
インパネ側の受け手に引っ掛かるようになっています。
カチッとしっかりめにはまるので、外すときには多少の力がいります。
下側フックを外せたら、あとは楽勝な作業ばかりです。
次は上側のピン2か所を外します。
このようなピンで引っ掛かっているので、グローブボックスを左右に傾けながら上手いこと外します。
すると、グローブボックスが外れます。
ゆっくり開くため?のワイヤーで繋がれていてグローブボックスは完全には外れません。勢いあまって引っ張りすぎないよう注意しましょう。
グローブボックスがぷらーとぶら下がったままフィルターの交換作業をします。
エアコンフィルターはグローブボックスを外すと見える、赤く囲んだ部分に入っています。
黒いフタは赤丸の部分をつかんで引けば簡単に外れます。
外したフタの裏はこんな感じ。
黒いフタを外すと、今度は白いフタが出てきます。
赤丸のツメを外して左側に引き抜くようにして外します。
白いフタの裏側はこんな感じ。
白いフタの右側の2つの突起が、赤丸の黒い穴に入るようになっています。外したフタを取り付ける場合は、先にこの穴に突起を入れてからでないと上手くいきません。
白いフタを外すとエアコンフィルターが見えます。
ケースなどに入っておらず、そのままポンッと置いてあるだけなので、手で引っ張ると取れます。
エアコンフィルターが置いてあった場所。ブロアモーターが見えます。
取り外したエアコンフィルターと新品の比較。
3年間交換していないので、小さなゴミがたくさん詰まっています。写真にはうつっていませんが、鳥の大きめの羽が上に乗っかっていました。
これ経由の空気を吸っていたのかと思うと、もう少し早く交換しても良かったかも・・・
エアコンフィルターは、上方向のマークがある方を上(入れたときに文字が逆さまにならない向き)にして入れます
ポンッと中に入れるだけです。
奥の方はきっちりはまるのですが、手前は左右に若干隙間があります。
こんな緩くて良いの?と思いましたが、白いフタで押し付けることになるので、たぶん大丈夫なのでしょう。
あとはフタやグローブボックスを元通りに取り付けて作業完了です。
おわりに
V37スカイラインのエアコンフィルター交換手順の説明でした。
3年も無交換だとだいぶ汚れていたので、今後は1年に1回もしくは10,000km走行で交換したいですね。
グローブボックスの取り外しにコツがいりますが、とても簡単な作業です。
ディーラーなどに頼むと工賃が掛かりますし、フィルターも自分で選べず高いものになってしまう可能性もあるので、DIYがおすすめです。