私は最近、魚の缶詰にとてもお世話になっています。安い、おいしい、栄養価が高い、長期保管が可能、調理の手間が不要。こんなに重宝する食べ物は他にあるでしょうか?
ただ、魚の缶詰には一つだけ難点があって、それは食べ終わった後の缶詰の処理(洗うこと)が面倒で危険だということ。
危険というのは、缶詰を洗っている最中に、切り口や蓋で指を切ってしまうことがそこそこの確率であるからですね。
今回は缶詰を洗う時に、綺麗に洗えて指を切ることが格段に減る方法について書きたいと思います。
缶詰で指を切ると本当に痛い
私の住んでいる地域では、缶類を捨てられる日は2週間に1回です。なので、ゴミになった缶詰は自宅である程度の期間保管しておく必要が出てきますが、軽く水洗いするだけだと缶に付着した魚成分や汁を落としきれません。
ですが、汚れを落としきれていないままゴミの日まで放置すると、不衛生ですし、暑い時期はコバエなどが発生してしまうので、綺麗に洗わざるを得ないですよね。
食器用のスポンジで洗うとスポンジ側がすごく汚れるし、スポンジの細かい隙間に魚成分が残留してしまいそうなので、私はキッチンペーパーに洗剤を付けてゴシゴシと擦るようにしていたのですが、気を付けていてもたまにやってしまうのです。
突然「イタッ」となって、時間差で指先から血がじわじわと出てきて止まらなくなり、「あー、また切ってしまった」と。缶詰の切り口や蓋は結構鋭利なので、そこで指を切ってしまうんですね。
一度は経験したことがある人も多いのではと思いますが、指を切ると傷は浅くても本当に痛いですよね。
何か作業したり、手を洗ったり、風呂に入ったりしてもジンジンくるので、数日間は不便さや痛みに我慢しなければなりません。また、何をするにも指って使いますから、治りも遅くなりがちです。
缶詰を洗うのに使うもの
使うのは以下のものです。
- クレンザー
- メラミンスポンジ
- 箸
費用を掛けず、家にあるであろうものを使用するのがポイントです。それぞれのアイテムの簡単な役割を書きます。
クレンザー
クレンザーは研磨剤入りの洗剤です。界面活性剤で汚れを浮き上がらせ、研磨剤の粒子で浮いた汚れをこそぎ落とします。
メラミンスポンジ
ダイソーで100円30個入のものを使用しています。メラミンスポンジ自体にも研磨効果があるのですが、研磨効果があることよりも、程よい大きさ、硬さ、弾力があるため、缶内の隅々まで届くのと、使い捨て出来るところが良いのです。
箸
指を切らないためには、とにかく「缶詰の鋭利な部分に手を触れない」←これが一番大事です。なので、箸でメラミンスポンジを掴み、缶にふれないようにして擦るのに使います。
手を切らずに綺麗に缶詰を洗う方法
まずは缶を軽く水洗いして汚れを流しておき、缶詰内にクレンザーを垂らします。(洗浄前ですが、あまり汚れがついている写真を載せるのも何だかためらわれるので、既にある程度きれいにしてしまっています。)
ここが一番大事なのですが、箸で掴んだメラミンスポンジで缶内を擦ります。力を掛けやすいように缶を支えるときも、缶の外側を掴み、内側に手が触れないようにします。
「これじゃ力が入らないのでは?」と思うかもしれませんが、メラミンスポンジはある程度の硬さがあるので、箸経由で擦ってもしっかり力を掛けられるのですよ。
端の方はメラミンスポンジを押し付けるようにして擦ります。この端の部分が一番手を切りやすいところなのですが、手を触れずに擦れるので安心です。
危険をおかすことなく、缶内がピカピカになりました。
ただ、もう一つ気を付けるべきものがあります。それは缶の蓋です。
上の写真を見ても分かると思いますが、蓋のフチはかなり鋭利なので、当たり所が悪いと蓋でも手を切ってしまいます。私は先日、先端部分に指が触れただけで指を切ってしまいました。もはや蓋ではなく、刃物だと思った方がよいぐらいです。
蓋の引き金部分を持って抑えながら、缶と同様にクレンザー+箸で掴んだメラミンスポンジで押さえつけるようにしながら擦ります。
この洗い方で缶と蓋はピカピカになります。魚のにおいもほぼ残りません。
使いおわったメラミンスポンジはゴミ箱にぽいと捨てます。
おわりに
魚の缶詰を手を切らないように洗う方法について紹介しました。
ちなみに、掃除に何かと便利なショップタオルというものもおすすめです。
ショップタオルとは簡単に言うと、めっちゃ頑丈なキッチンペーパーのようなものです。水や油の吸収性が高く、水で濡れても簡単には破けないので、掃除全般に便利ですし、基本的に使い捨てするものですが、洗って再利用することも可能です。
元は、車の整備用のウエスなのですが、家庭内の掃除にも威力を発揮してくれる万能製品です。
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