とりあえず車を楽しむ

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BLレガシィ KYB Lowfer Sports 交換直後のファーストインプレッション

先日、レガシィのショックアブソーバーをビルシュタインからKYB Lowfer Sportsに交換しました。

2018年7月走行距離154038km時に純正スプリング+ビルシュタインB6からビルシュタインB12のサスペンションキットに交換していました。

 

そして、2019年5月走行距離166631km時にビルシュタインB12サスペンションキットのスプリングはそのままにショックアブソーバーのみKYB Lowfer Sportsに交換しました。

 

ビルシュタインB12は純正形状のサスペンションで、ストロークの短いスプリングとショックアブソーバーのセット。KYB Lowfer Sportsはローダウンスプリング用のショックアブソーバーです。

 

KYB Lowfer Sportsに交換してから1000km程走ったので、へたったビルシュタインと比較しての感想を書きます。あくまでも素人が感じたことなので間違ったこともあると思います。

 

先に言うと交換して間もないころと500km程走行してショックアブソーバーがいわゆる「馴染んだ」後とでは乗り味が激変して、少し戸惑っています。

 

レガシィ GT系にKYBショックは装着可能か?

 

BL/BPレガシィの2.0GTと3.0Rには純正でビルシュタインのショックアブソーバーが装着されます。そのため、そもそもKYBのショックアブソーバーが適合するのかが気になる人もいると思います。

 

いくつかの付属部品は別途必要になりますが、物理的には装着可能です。別途必要になるのは、ダストカバーとバンプラバーです。詳細は下記記事に書いています。

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KYB Lowfer Sportsのファーストインプレッション

交換直後~500km程走行するまで

 

KYB Lowfer Sportsがどうこうというよりもどちらかというとへたったショックを交換したらどうだったかのインプレですね。比較するのは13,000km程しか走ってないのに、減衰力が弱くなってしまったビルシュタインです。

ブレーキ

ショック交換後、初めてブレーキを掛けたとき、すぐに違いが分かりました。ブレーキの効きはじめがはっきりとし、しっかりとしたフィールになりました。

 

ブレーキを踏んだ瞬間にすぐに制動力がでて、ブレーキの遊びが減ったように感じられました。でもカックンブレーキというわけでなく、踏んだら踏んだ分だけ制動力が大きくなっていくような感じです。

 

ショック交換前のふにゃふにゃした感覚は全くなく、ブレーキを踏むと制動力が出ているのがはっきりと感じられました。

 

へたったビルシュタインのときは、ブレーキタッチがふにゃっとしていて悪かったです。ブレーキを踏むと効くまでの遊びが大きく、ブレーキの効き始めは効いているのかどうか分からないような曖昧な感じでした。

 

絶対的制動力が弱いというわけではなく、踏力に比例して制動力も高まるため踏めばしっかり止まるのですが、どうも踏み始めのあいまいなフィールが良くなかったです。

 

乗り心地

これはかなり悪くなりました。路面の凹凸を全て拾っているような感じで、絶え間なく車への突き上げがありました。車に乗るのを控えたくなる程です。

 

凸凹した道を走るときはハンドルをしっかり握っていないとハンドルをとられ真っすぐ走れませんでした。

 

一見、きれいで真っ平に見える舗装道路でも絶えず、突き上げ・横揺れがあり、道路って意外と凹凸があるんだなと感じました。

 

路面の凹凸を通るときのショックをやわらげるというサスペンション本来の役目を全く果たしていないと感じる程の乗り心地でした。

 

当初はなぜこんな乗り心地が悪化するのか分からなかったのですが、恐らく新品のショックアブソーバーはある程度の距離を乗るまでは動きが渋く、足が突っ張った状態になっていたのではと推測しています。

 

へたったビルシュタインの方も乗り心地は悪かったのですが、新品のKYBとでは乗り心地の悪さの種類が違います。

 

へたったビルシュタインのときは後述しますが、とにかく車の動きが大きいのです。路面の凹凸やアクセル・ブレーキ操作に対して車が上下にわっさわっさと動くので、操縦性が非常に悪かったです。

 

対して新品KYBはサスペンションの動きが渋く、衝撃を吸収できていないことによる乗り心地の悪さです。

操縦性

足が硬すぎて街中での乗り心地が悪くなった反面、峠・ワインディングでの車の走りに関しては大幅に向上しました。へたったビル足と比べると、びっくりするくらいによく走るようになりました。

 

ステアリングを少し切れば、瞬時に反応して車が動きます。コーナーでステアリングを切れば、面白いくらいに車が切れ込んでいきます。

 

とにかくしっかり踏ん張っている感があり、操作に対して忠実に車が反応してくれ、コーナーが連続する区間でもステアリング操作に対して遅れなく、車の向きが変わってくれます。

 

コーナリング時にステアリングを切れば、思ったとおりのラインをきれいにトレースでき、気持ち良いコーナリングができました。

 

レガシィでもこんなに気持ちよく走れるんだと思ったことを覚えています。

 

繰り返しですが、とにかくしっかり踏ん張ってる感があるというこの一言につきます。

 

一方でビルシュタインのへたりを一番感じていたのは、ロール(スプリングの伸縮)のスピードが速く、車の動きが大きかったことです。例えば右コーナーでステアリングを右に切ると、左側に一気にロールしてしまいます。

 

また、路面の凹凸に対しての車の動きが大きいため、タイヤがしっかりと路面に追従できていないのか、操縦性が非常に悪かったです。 

 

コーナリング中に思ったようなラインをトレースできず、ちょこちょこステアリングを修正することが多かったです。

 

下りのワインディングなどではブレーキで前につんのめり、コーナーでは勢いよくロールするため安心して走れませんでした。

 

足の悪い車は運転が楽しくなく、ストレスが溜まります。

約500km走行後

スポーツカーからセダンになった

レガシィにスポーツカーというのは非常に大げさなのですが、あくまでも例えで、そのくらい乗り心地の変化がありました。

 

乗り心地の悪さと引き換えに峠道・ワインディングを走るのが気持ちいいので、数日の間に同じ峠道を2回走りました。

 

しかし、2回目(ショック交換後500km程走行)走った時は1回目のときとは違い、全体的に足が柔らかくなった気がしました。どうもふにゃふにゃ感があり、交換直後のような俊敏な動きができません。

 

しっかり踏ん張っている感がなくなり、ブレーキのフィールもショック交換前程ではないものの悪くなりました。

 

ショック交換直後に乗り心地が悪すぎて空気圧を下げていたので、それが原因でふにゃつくのかと思い、元の空気圧に戻しましたが、それでも柔らかさは変わりませんでした。

 

ショックアブソーバーは一般的に新品時は動きが渋く乗り心地が悪いが、ある程度走ると馴染んで乗り心地が良くなるとは聞いていましたので、「馴染んだ」ということなのだと思いますが、ここまで変わるとは思っていませんでした。

 

しかし、よくよく考えてみるとビルシュタインB12に替えた時も1000km程走ると同じような乗り心地の変化がありました。

 

あまりにも変化が大きいので、ショックアブソーバーの初期不良じゃないかとも疑いましたが、ショックが馴染んでよく動くようになったということなのでしょうか。

 

ショックが馴染んだことで確かに乗り心地はある程度よくなりました。でもなんか腰がないというか、しっかり感がなくなってしまいました。乗り心地がいいといっても、中途半端に突き上げられる感じもあり、個人的には好みではない乗り味です。

 

でもへたったビルシュタインとは違って、サスペンションへの負荷が大きくなる場面ではロールやスプリングの動きは抑えられているので、ちゃんと減衰力はでているようです。

 

交換直後は峠道では気持ちよく走れ、Lowfer Sportsいいじゃんと思っていたので、戸惑いを隠せません。いざというときは粘るいい足なのかもしれませんが、もうちょっとワインディングをひらひらと駆け抜けられるものを求めていました。

 

グランドツアラーとしての乗り味なのか?

レガシィはもともと長距離を快適にクルージングできるというような乗り味を目指しているものと思います。そのため、ショックが馴染んで本来の乗り味に近づいたとも受け取ることができます。

 

Lowfer Sportsと組み合わせているビルシュタインB12付属のスプリングは

フロント:28.5N/㎜~40.2N/㎜、

リア:48N/㎜ ~58.8N/㎜

という可変バネレートで、硬い方はSTIのスプリングと同じくらいの数値なので、そこまで硬いスプリングではなく、純正+αといったところだと思います。

 

ショックアブソーバーがちゃんと動くようになると、上記バネレートから判断しても、負荷の小さい街中では乗り心地よく、負荷の大きい場面ではちゃんと粘るというような乗り味になるのが普通なのかもしれません。

 

しばらくは様子を見ていきたいと思います。