とりあえず車を楽しむ

MAZDA3 SKYACTIV-Xの6ATにディーラーで試乗してきた

※記事内のリンクには広告が含まれる場合があります。

f:id:humidasu_1:20200125012529j:plain

前々から気になっていたMAZDA3の目玉エンジンSKYACTIV-X搭載車に試乗することができました。

15分程度の短い試乗でしたが、感じたことについて書きます。

※15Sの6MTには試乗したことがあります。

意外と気軽に試乗できた

試乗したいといっても、私の場合は特に買う予定もなく、ただ興味があるから乗りたいだけなので、何となく試乗しに行きづらいんですよね。

試乗後の見積もりとか、後日の電話とか・・・そういうのが気になって。

 

でも今回はほんとにあっさりしていて、

マツダディーラー到着⇒店内に入ることもなくすぐ試乗⇒15分程度走ってディーラーに戻り⇒ありがとうございました⇒解散という感じでした。

試乗前の誓約書や試乗後の見積もり等もありませんでした。見方を変えると、まあ購入しそうな客として見られていないのかもしれません。

 

平日有給を取っていたので、当日の朝に「Xの試乗車は空いてますか」と電話し、いつでも空いているとのことだったので30分後に試乗の予約ができました。

f:id:humidasu_1:20200125012634j:plain 

新しいエンジンSKYACTIV-Xはどうだったのか

SPCCI (SPark Controlled Compression Ignition)火花点火制御圧縮着火 という新しい技術が投入されたエンジンとのことですが、技術的なことはよく分かりません。

ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの良いとこどりマイルドハイブリッドとスーパーチャージャーが組み合わされる程度の前知識で試乗に臨みました。

一応、FF/6AT同士のSKYACTIV-Xと2リッターのSKYACTIV-Gの簡易的なスペックを載せておきます。

  SKYACTIV-X
(X PROACTIVE)
SKYACTIV-G
(20S PROACTIVE)
全長×全幅×全高(mm) 4460×1795×1440 4460×1795×1440
ホイールベース(mm) 2725 2725
車両重量(kg) 1440 1360
タイヤサイズ 215/45R18 215/45R18
排気量(L) 1.997 1.997
最高出力(PS/rpm) 180/6,000 156/6,000
最大トルク(kgf・m/rpm) 22.8/3,000 20.3/4,000
使用燃料 ハイオク レギュラー
価格 ¥3,198,148〜 ¥2,515,741〜
駆動/ミッション 2WD/6AT 2WD/6AT

2リッターのSKYACTIV-Gと比べてXは馬力24PS、トルク2.5kgf・m アップしています。エンジンスペックよりも気になったのが、車重はXの方が80kgも重いんですね。

 

さて、SKYACTIV-Xの感想ですが、

結論から言うと、15分程度の試乗ではこのエンジンのすごさは分かりませんでした。(※決して悪く言っているわけではないです)

2リッターのSKYACTIV-Gも乗ったことがないですから、なおさらですね。

あまり参考にはならないと思いますが、短い試乗でも素人目線でなんとなく感じ取れたことについて書きます。

重さを感じさせないパワフルさ

試乗コースに空いた道路があり、10km/h程からアクセルを大きく踏み込むと60km/hくらいまであっという間に加速していきました。

車重が1440kgあり、CセグメントクラスのFFとしては重たい方かと思いますが、重さを感じさせないパワー感がありました。普通に速いという印象です。

ターボ車やディーゼル車のようなシートに押し付けられるような加速感はないですが、レスポンスのいいエンジンで、気持ちよく回るのでMTで乗ると絶対楽しいだろうなと感じました。

エンジンは基本静かですが、踏みこんで回転数をあげたり、パドルシフトでシフトダウンしエンジン回転数が上がるとスポーティーでいい音がします。

スーパーチャージャーはパワーを出すためのものではない

マイルドハイブリッド+スーパーチャージャーが組み合わされると聞いていて、特に過給機があるとせっかくの目玉エンジン単体での素の実力が分からないのでは?と思っていました。

ただ、このスーパーチャージャーはマツダが高応答エアサプライと呼ぶもので、聞くところでは、パワーアップのためではなくSPCCIに必要な空気を取り入れるためのものとのことです。

試乗中、私が聞く限りはスーパーチャージャーの独特の音は聞こえませんでした。

その他

・18インチタイヤを履き、引き締まった足回りだが、乗り心地は良かった

・ブレーキは初期制動が高めで、街中では乗りやすかった(ちなみにMAZDA3は一般的なペダルストロークによって制動力を制御するブレーキと違い、ブレーキを踏む力で制動力を制御する踏力コントロール型ブレーキとのこと)

・質感高い内装とセンターコンソールが高く包まれ感があるので、良い車に乗っている感がある

まとめ

f:id:humidasu_1:20200125012606j:plain

15分程度の短い試乗では、私のような素人にはSKYACTIV-Xの特徴は掴みづらいと感じました。

アクセルを踏むとすぐにトルクがどっと出るディーゼルエンジンのような分かりやすさはなかったです。

仮にSKYACTIV-Xか2リッターのSKYACTIV-Gかを知らされずに試乗して、試乗後に「どっちでしょう?」と聞かれても答えられなかったと思います。(Xの方は中央のメーターにSPCCIという表示が出るようですが、試乗中は気が付きませんでした)

 

ただ、レスポンスが良く、回したときのエンジン音もいいのでMTで乗ると間違いなく楽しいだろうなとは思いました。主役のエンジンをより味わえるのではないかと思います。MTのレンタカーがあればぜひ、一日乗り回してみたいですね。

 

 【関連記事】
新型MAZDA3 15S 6MTを試乗しました。インテリアは抜群の質感

MAZDA3/アクセラとレガシィの型式がよく被る件について

 

'