とりあえず車を楽しむ

スカイラインハイブリッド購入記②(契約後のもやもや)

※記事内のリンクには広告が含まれる場合があります。

f:id:humidasu_1:20201106211830j:plain

前回の続きです。

 

 

 V37スカイラインが候補に

当初第一候補であった320d Mスポーツを断念してからは、実質V37スカイラインが第一候補となりました。(アクセラスポーツ2.2XDが気になりだしたのはまだ後のこと)

 

V37スカイラインの前期・中期には3.5リッターハイブリッドの350GTと2リッターターボの200GT-tの2種類のエンジンラインナップがあります。グレードはそれぞれ価格が安い順に、 (無印)→タイプP→タイプSPの3種類があります。

グレードに関しては、タイプSPにはパドルシフトやリム幅8.5のホイール、245幅のタイヤ、スポーツチューンドブレーキ(350GTのみ)が標準装備され、これらを外したくなかったのでタイプSP一択で探しました。

エンジンに関しては、中古の場合、350GTと200GT-tとで価格差はあまりなく、下記メリット・デメリットを考慮した上で350GTを選択しました。

 

【200GT-t】

メリット

・350GTと比較して車重が軽い(350GT:1800kg,200GT-t:1680kg)
・電動油圧パワステで自然なステアリングフィールでありそう
・2リッターエンジンのため自動車税がレガシィと変わらない

デメリット

・Dセグメントの2リッターターボとしては1680kgは重い
・燃費はハイブリッドに劣る、レガシィよりも悪いかも
・タイプSPでもスポーツチューンドブレーキ(対向キャリパー、大きいブレーキローター)が装備されない

 

【350GT】 

メリット

・システム最高出力364psの加速性能
・大排気量、6気筒エンジンに一度は乗ってみたかった
・3.5リッターとしては燃費が良い
・タイプSPにはスポーツチューンドブレーキが装備され、かっこいい
・ハイブリッド車も少し気になっていた

デメリット

・自動車税が高い(58,000円)、
・車両総重量と見紛うほど車重が重い(1800kg)
・あまり評判のよろしくないステアリング・バイ・ワイヤ(DAS)が標準装備される

 

初見の違和感

毎日カーセンサーやグーネットをチェックしていましたが、私が求める条件にマッチするスカイラインハイブリッドの個体を発見し、契約する気で車屋に出向きました。

 

車屋に置いてあるスカイラインを見た第一印象は「でっかい!」でした。幅方向、長さ方向、それと上下の厚みがBLレガシィよりひと回りは大きく、ボディデザインも今どきの車らしくプレスラインが複雑で抑揚があり、見慣れたシンプルなデザインのBLレガシィからすると、素直に受け入れづらく感じました。

ボディサイズの大きさに加え、めっき加飾の部位の多さ(ドアハンドル、サイドウインドウのモール、グリル周り等)や軽く試乗した際の静かさからラグジュアリーセダンっぽさが感じられました。

私がスカイラインに求めていたのはFRのスポーツセダンと走りの楽しさで、高級セダン・ラグジュアリーセダンと呼ばれるようなジャンルは好みでないし、いまいち興味が持てません。実車を真近で見た第一印象で「何か違う?」感を持ってしまいました。

結局その場で契約することはなく、じっくりと考えることにしました。

 

アクセラスポーツの2.2XD 6MTが気になりだしたのはこの頃だったと思います。ちょうど良いサイズ感に太いトルク、そしてMTで気持ちよく走らせることができ、乗っている姿をイメージすると自分にはこっちの方が合っているのではないかと。 

ただ、当初乗りたかったFRから外れてしまうし、急浮上した候補に鞍替えするのもどうなのかという気持ちもありました。あとデカいとはいえ、外観はスカイラインの方が好みで、乗ってみないと分からない良さも秘めていそうでした。

 

いろいろ葛藤はありましたが、気持ち的にはスカイラインに傾いていたようで、結局先日の車屋でスカイラインの購入契約をしました。

 

デカくぼってりしていると思っていた外観も、街中でV37スカイラインを見掛けると車屋で見た印象とは違って意外とコンパクトでカッコよく見えました。

 

契約後のもやもや

普通新しい車を契約すれば、納車までが待ち遠しくてワクワクする気持ちを抑えるのが大変なんじゃないかと思いますが、私の場合は違ってなんかブルーな気持ちになっていました。

主に金銭面と本当にこの車で良かっただろうかという気持ちからだと思います。もちろん、レガシィとの別れが寂しいのもあります。

高い買い物なので、メンタルに与える影響も小さくはないです。

 

世の中はコロナ禍真っ只中です。

私の勤めている会社もコロナ禍によるダメージは小さくはなく、経費削減ムードが重苦しく漂っています。クビになる可能性はさすがにないだろうけど、ボーナスは減るし、月々の収入も少し減っています。倹約する必要がある時期だし、こんな先の見えない状況で車なんか買っていいのか?ということを自問していました。

また、選んだ車の排気量は3,500ccなので自動車税はバカ高い(58,000円)です。でも、単体で考えると高いですが、レガシィの2,000ccと比べると差額は年間18,500円で、遠出を2,3回ほど控えれば埋まる程度の差額なのかなとも思います。

燃費はハイブリッドなので、レガシィより良くなる見込みがありました。

 

契約した後もやっぱりアクセラスポーツの方がMTで乗れるし、長く乗れる車なんじゃないか?とか、スイフトスポーツとか86にしてたらどうだったんだろうか?など、候補でもなかった車のことが気になり出したりと、くよくよと思い悩んでいました。

V37スカイラインは大きくてラグジュアリー感があるので、周りから見栄を張ってああいう車を買ったんじゃないかと思われるのも嫌でした。自意識過剰かもしれませんが、そういう基準では選んでいないので・・

 

そういえば、レガシィを買ったときはこういうモヤモヤはなく、納車が待ち遠しくて待ち遠しくて仕方なかったのですが、初めての車を買ったときは同じようなモヤモヤがあったことを思い出します。

マリッジブルーという言葉がありますが、それの車購入版というところなのでしょうか。

 

'