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V37スカイラインのショックアブソーバーはかなり安い!なぜなのか?

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最近、V37のショックアブソーバーについて調べていて気付いたのですが、V37のアフター品のショックアブソーバーは意外と安いです。

 

交換用のショックアブソーバーとして最も有名なのは、KYBのNEW SR SPECIALだと思います。対応車種が非常に多く、ほとんどの車種で検索すれば見つかるんじゃないかというくらいに豊富です。

そんなNEW SR SPECIALですが、V37用のものを調べてみたところ、驚くくらいに低価格でした。

他車種との比較や安い理由について考察をしてみました。

 

V37用のKYB NEW SR SPECIALの価格

↑こちらがV37(ハイブリッド 2WD用)のKYB NEW SR SPECIALですが、一台分でお値段は約30,000円です。(※4WD用は少し高いです。)

最初はフロントのみの値段かなと何度も見直しましたが、前後セット(1台分)の値段なんです。1本あたりに換算すると7,500円。

私の知っているショックアブソーバーの相場感と違っていたので、この価格には正直驚きました。

ちなみに、定価は43,500円 (税抜き)ですが、ネット通販なので売値は安くなっています。

 

他車種と比較してみる

V37のものだけでは、どのくらい安いのか分かりにくいと思うので、他に何車種か取り上げてみます。ショップによって値段差はありますが、同一ショップが見当たらない場合は安いショップを選んでいます。

BL/BPレガシィ NEW SR SPECIAL

 

前車であるBLレガシィの場合は前後セット(1台分)で約45,000円です。 

スカイラインの方が車体が大きく、車重も上回っているので、レガシィより高いだろうと思っていましたが、レガシィの3分の2程の価格で購入できます。

ちなみに、レガシィのGT系は純正で単筒式のビルシュタインが装着されていますが、NEW SR SPECIALは複筒式なので、ショックアブソーバーの構造の違いによる価格差ではないはずです。

一応定価の方は、66,000円 (税抜き)です。

 

BM型アクセラスポーツ NEW SR SPECIAL

続いてハッチバック車のマツダBM型アクセラスポーツ用(2.2XD対応)を見てみます。こちらは43,000円程で、やはりV37の方が安いですね。

定価は62,500円 (税抜き)です。

 

フィットGP5 NEW SR SPECIAL

コンパクトカーも見てみます。ホンダのフィットハイブリッド(GP5)用を調べてみると、約43,000円程でした。

ショックアブソーバーの価格は車体の大きさや車重はあまり関係ないのでしょうか?

 

マークX GRX130 NEW SR SPECIAL

続いて、V37と同じようなセダンのマークX(GRX130)を見てみました。

こちらの価格は34,000円程でした。V37よりは少し高いですが、レガシィ、アクセラ、フィットと比べると安いですね。

V37とマークXには何か共通点があるのでしょうか?

 

マークXジオ NEW SR SPECIAL

マークXが安いのなら、マークXジオはどうだ?

でも、マークXジオは名前はマークXと似ててもベース車両がオーリスやブレイド系でマークXのワゴン版という成り立ちではなく、全然別の車です。マークXはFR、マークXジオはFFという違いもあります。

NEW SR SPECIALの価格は43,000円程と、マークXと比較すると高いです。

 

フロントがストラット式サスペンションではないから安いのか?

V37スカイラインとマークXを比べてみて、両者はフロントのサスペンション形式がダブルウィッシュボーンという共通点があります。レガシィ、アクセラ、フィット、マークXジオはストラット式です。

ただ、両者のショックアブソーバーが安いのはダブルウィッシュボーン式だからではなく、ストラット式ではないから安いのだと思っています。

一般的には下記のようにフロントがストラット式サスペンションという車が多いと思います。

フロント:ストラット式
リア:トーションビーム、もしくはマルチリンク(ダブルウィッシュボーン)

 

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出典:TEIN公式サイト

ストラット式はショックアブソーバー自体がアッパーアームを兼ねているため、走行中は強い力が掛かります。そのため、ショックアブソーバー自体をごつく頑丈な作りにする必要があるため、その分価格が高いのでは?と考えています。

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ダブルウィッシュボーン式にはアッパーアームがあります。

この場合、ショックアブソーバー単体はアームとしての仕事をする必要がないので、ストラット式ほどの強度は必要ないと思われます。

 

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こちらはBLレガシィのショックアブソーバー(KYB Lowfer Sports)です。

フロントとリアでは車両の重量配分やバネレートの差はありますが、それを差し引いても右側のフロントの方がごついのが分かると思います。ピストンロッドも太いですね。

 

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この写真はレガシィのストラット式サスペンションのフロントショックアブソーバー取付状態です。

アッパーアームがなく、ショックアブソーバー自体が車軸を支えています。この状態でショックアブソーバーを取り外すと、上側の支えがなくなるのでブレーキローターが倒れてきます。

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出典:日産公式サイト

こちらはV37のサスペンションです。左側がダブルウィッシュボーン式のフロントサスですが、アッパーアームがあり、これが車軸を支持しています。

ショックアブソーバーは本来の仕事に専念できるわけですね。ショックアブソーバー自体も細く見えます。

 

話は変わりますが、4輪ともストラット式サスペンションのインプレッサ(GC8)のNEW SR SPECIALを確認したところ、セット品番がないので単純比較しづらいですが、やはり価格は高めでした。

定価だと約100,000円で、定価同士で比べるとV37スカイラインの2倍以上の価格です。

サスペンション形式はコスト面ではダブルウィッシュボーン > ストラットと言われますが、ショックアブソーバー単体になるとストラット > ダブルウィッシュボーンというのは面白いですね。

ちなみに、スズキのアルトと比べてもV37スカイライン用のNEW SR SPECIALの方が安いです。

 

まとめ

V37の社外品のショックアブソーバーは非常に安いことが分かりました。

ショックアブソーバーは滅多に交換するものではないですが、やはり安いというのは嬉しいですね。(ただし、4WDはフロントサスペンションが専用構造になっているため高いようです。)

車が大きく重くなるにつれてショックアブソーバーの値段も高くなるのかと思っていましたが、必ずしもそうではないようですね。

フロントサスペンションがダブルウィッシュボーン式の車の隠れたメリットと言えそうです。

 

ちなみに、サスペンション交換を考えていて、東京、埼玉周辺に住んでいる場合は、KTSというショップで取り付けるとかなり安いのでおすすめです。


KYB New SR SPECIAL 1台分 スカイライン HV37【NSF9237×2+NSF9238×2】取付セット アライメント込

2WDの場合、NEW SR SPECIAL本体と取り付け工賃+アライメント調整込みで52,000円程です。しかもそのメニューを楽天市場で購入できるので、工賃やアライメント代にもポイントが付きます。

作業も早く、ディーラーに依頼すると1日預かりになりますが、KTSだとアライメントまで入れて3時間で終わるので、日帰りで車を預ける必要がないんですよね。ただ、予約は早めにしておかないとすぐには取れなかった記憶があります。

 

関連記事:V37スカイラインの社外ショックアブソーバーは何があるか調べてみた【純正形状・純正交換用】

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