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コスパの良いデッドニングにおすすめの制振材、防音材を紹介

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 車のデッドニングをDIYでやってみる人は多いと思います。

デッドニングとは、簡潔に言うと車体の鉄板パネルや内装トリムに制振材や吸音材を貼り付けて、静粛性を高めること、音響・音質を良くすることです。

デッドニング用の制振材や吸音材、遮音材には様々な製品があり、どれを使えば良いのか悩むこともあるかと思いますが、今回はコスパの良いデッドニング用製品を紹介したいと思います。

 

デッドニングすることによる効果

 

デッドニングすることによる効果は以下のようなものがあります。

  1. スピーカーの音が良くなり、運転中により音楽を楽しめるようになる。
  2. ドアを閉める音に重厚感が出る
  3. 車の静粛性が向上し、長距離運転時の疲れを軽減できたり、車内での会話がしやすくなったりする。

1,2のスピーカーの音質向上やドアを閉める音の重厚感の変化は分かりやすく、費用対効果は高いです。

デッドニング時にドアのサービスホールを塞ぐことで、ドア自体がスピーカーをしっかり鳴らすためのスピーカーボックスとなります。

また、ドアのアウターパネルに制振材を貼ることでドアの鉄板の不要な振動を防ぎ、ドア自体の重量が増えるので、ドアを開閉したときの音に高級感が出ます。

ただ、個人的には3の静粛性に関しては費用対効果があまり高くないと感じています。

 

静粛性は求めすぎるときりがない

デッドニングは奥が深く、追求すれば相当な静粛性を得られるのだと思います。

ただ、車外からの音はあらゆるところから入ってくるので、静粛性に関しては例えばドアの防音対策をしたら、ピラーからの音が気になったりしてしまいます。

結局、いたちごっこのようになり、静粛性を求めすぎると時間とコストが際限なく掛かってしまいます。

私もデッドニングの際に静粛性向上も求め、制振材や吸音材、遮音材をたくさん使ったつもりでした。ところが、期待したほどの効果はなく、少し静かになったかな?くらいの変化しか分かりませんでした。

効果がないわけではないのですが、分かりにくいかなという印象です。時間が経つと慣れてしまい、変化を忘れてしまうというのもあります。

また、制振材や吸音材などを貼り付ける量が多くなってくると、その分車も重くなり、運動性能や燃費への悪影響もあります。

 

安く効果が出やすいデッドニングがおすすめ

上述の通り、静粛性の変化は分かりづらくきりがありません。スピーカーの音向上、ドアの開閉音向上を主な目的とすれば、コスパの良いデッドニングを施すことができます。

そんなデッドニングにおすすめの用品をいくつか紹介したいと思います。

 

日東電工 レジェトレックス

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デッドニングの定番といえる製品です。低比重のゴムを用いた粘着剤付きの高機能制振材です。鉄板を手でコンコンと叩いて、響く箇所に貼り付けて制振したり、サービスホールを塞いだりするのに使用します。

制振材の中では、面積が大きく安価な製品です。ブチルゴムとアルミ箔の2層構造になっていて、このブチルゴムが制振の役目を果たします。

気温が低い日でも安定した粘着力があり、作業性にも優れます。ハサミで簡単に切れますが、気温が高いとブチルゴムがややべたつきます。

また、アルミ箔部分で手を切りやすいので、使用の際は軍手等を装着した方が良いですね。手を切ると地味に痛いです。

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このようにサービスホールをレジェトレックスで塞ぐことでドアがスピーカーボックスとなり、スピーカーからの音がはっきり聞こえるようになります。

また、レジェトレックスをドアのアウターパネル内側に貼り付けるだけでドアを閉めるときの音はびっくりするくらいに良くなります。

アウターパネルにレジェトレックス貼り付け後にドアをコンコンとノックすると、鉄板が全然響かないので、しっかり制振できているのが分かります。試しにレジェトレックスを貼っていないフェンダー等をコンコンと叩いて比べてみれば、その差は一目瞭然です。

 

オトナシート

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オトナシートは日本特殊塗料が販売している制振材/防音シートです。一箱5枚入りです。

アスファルト系の製品で、レジェトレックスのようなベタツキやアルミ箔で手を切るというようなことはありません。

手が触れる場所に貼り付ける際はこちらの製品の方が良いと思います。

車のデッドニングだけではなく、洗濯機や室外機、スチールドア、シャッターなど身近にある機械や金属の振動による音も防ぐことができます。

匂いが気になるというレビューを見掛けることもありますが、私は特に気になりませんでした。

注意点としては、気温が低い日(冬場の屋外など)は粘着力が弱いので、温めてから貼り付けないと剝がれやすくなってしまいます。

 

エーモン 音楽計画 スピーカー背面制振吸音材

DIYの味方、エーモンから出ているスピーカー用のデッドニング製品です。

製品は吸音材、防音材、制振材の3層構造となっています。スピーカー背面の不要な音を吸収し、背圧と外部からの振動を抑える効果もあるため、スピーカー背面のアウターパネルに貼り付けるだけで、音の聞こえが良くなります。

2枚入りなので、左右ドアに貼り付けられます。

車種によってはインパクトビームが邪魔になって貼り付けにくい場合もありますが、はさみで好みの大きさに簡単にカットできます。

十分な粘着力はありますが、貼り付ける際はシリコンオフ等で貼り付け面を脱脂しておくのをおすすめします。

 

ニードルフェルト

ニードルフェルトは価格が非常にリーズナブルで、幅0.6m、長さ10mが3000円程で買えます。

吸音・防音材として純正でも採用されています。

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安いので、とにかく空間のあるところに詰め込むという使い方ができます。貼り付ける場合は粘着テープは別途用意する必要があります。

10mあると、コンパクトカーのドアやトランクにぎっしり詰めても(天井やフロアはほとんどやっていない)、そこそこ余るくらいの量です。

デメリットとしては、はさみで切った際に糸くずやほこりが出やすいです。

 

シンサレート

シンサレートは3Mから出ている遮音・吸音・断熱材です。軽量ながらすぐれた吸音性・断熱性をもっています。

断熱効果もあるため、ジャケットや掛布団などにも使われています。

ただ、シンサレートは高性能なため、ニードルフェルトとは違い価格は高めです。

軽量であるため、ルーフ内張の中などに使うと車の重心を抑えられるため、よいと思います。

 

エプトシーラー

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エプトシーラーは粘着シート付きの高機能シール材です。耐久性に優れたEPDM発泡体が使用されています。エプトシーラーも純正採用されていて、ドアトリムやエンジンルーム内にも使用されています。

 

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プラスチック同士が触れたり、配線が内装とぶつかったりしてカタカタと異音が出る箇所に貼って使用することもできます。

非常に耐久性が高く、100均のスポンジテープみたいに経年でボロボロになったりしません。

いろいろな用途に使えるので、あると便利なアイテムです。

 

エーモン 風切り音防止モール

こちらは、デッドニング製品と言えるか分かりませんが、安くでドアの閉まり音をよくすることができるおすすめの製品です。使い方も難しいことはなく、リアドアのエッジに装着するだけです。

製品の名前の通り、本来は風切り音を防止することを目的としていますが、これを装着するとドアを閉めるときの音に重厚感が出ます。

安い割に効果が高いので、コスパはかなり良いです。

↓こちらの記事にも装着手順や効果について書いています。

 

番外:サブウーファー カロッツェリア TS-WX120A

これはデッドニング用品ではないですが、車内で音楽を聴くときに重低音をよくしたいのであれば、後付けのサブウーファーはめちゃくちゃ効果があります。

車内の音楽はロードノイズ等の車外騒音でかき消されがちですが、重低音は比較的消えにくく結構存在感があるので、サブウーファーが加わるだけでも全然違った印象になります。

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電源はシガーソケットから取って、シートの下やトランクに設置するだけで、特に煩わしい作業も必要ないのでコスパが高いですね。こんなに小さくても重低音はかなりのものです。勿論調整もできます。

ここまで手軽に重低音を強化できるアイテムは他にないと思います。運転中に音楽を楽しみたい人にはおすすめです。

 

まとめ

コスパ良くデッドニングができる製品を紹介しました。

デッドニングをする目的は人によってそれぞれだと思いますが、スピーカーの音質向上とドアの閉まり音に関しては効果が分かりやすいです。

少々手間は掛かるものの、やはり確かな効果があると嬉しいので、デッドニングはおすすめのDIYです。

それと、やはり自分でデッドニングした車内空間はなかなか心地よいものです。そんな車内で音楽やラジオを聴くのも良いですが、本を「聴く」というのもおすすめです。通勤時間やドライブ中に新たな気付きを得たり、学んだりすることができます。Amazonオーディブルでは1か月間であれば無料体験ができます(プライム会員なら3か月間)。

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