ステアリングは使っているうちに、手汗や皮脂によって汚れやべたつき、テカりが発生してしまいます。常に手が触れている場所なので、ステアリングの汚れは避けられないですが、できればスベスベで綺麗な状態なのが気持ちよいです。
最近、ステアリングの清掃にステインリムーバーという革用の汚れ落としを使い始めましたが、これが良く汚れが落ちるので紹介したいと思います。
以前はクリーナー等は使わずに、水で濡らして固く絞ったタオルで拭いていたのですが、ステアリングを何度も何度も強めにゴシゴシと拭き続けたことによって、革が一部擦れてしまうという失態をやらかしました。
新品で購入した本革ステアリングだったので、傷ものにしてしまった悲しみは大きく・・・それ以来ステアリングのメンテナンスには慎重になっていました。
ステアリングの汚れ具合
清掃前のステアリングをご覧ください。
ステアリングを近くで見ると、ステッチの周辺や裏側に白っぽい皮脂汚れが溜まっているのが分かると思います。ステッチのところって汚れが蓄積していくし、なかなか取りづらい汚れなんですよね。
私がこの車に乗っている期間はまだ短いので、この汚れは前のオーナーさんのときからあったものと思います。
ステインリムーバーを使う
汚れ落としに使うのは、M.モゥブレィ・ステインリムーバーです。これは革靴用のクリーナーなのですが、ステアリングも同じ革製品なので使えないことはないはずです。
出典:https://www.randd.co.jp/msr/
ステインリムーバーの成分が革に浸透して汚れを浮き立てせて洗浄します。軟水をベースにつくられた水性の洗浄剤であるので、革に優しくソフトに仕上がるのが特徴です。
ただし、靴以外の革製品に使用した場合、色落ちすることがあるため、おすすめはされていないようです。ステインリムーバーをステアリングに使う場合は自己責任となります。
マイクロファイバータオルに少量塗布して、ステアリングを拭きます。水性というだけあってサラサラした液体です。
ステアリングを拭いた直後はステインリムーバーの匂いが少しありますが、すぐに消えます。さらっとした液体のためべたつきもなく、仕上がりが良いですね。
あまり強くは擦らず、ステインリムーバーを浸透させる感じで優しく適度に力を入れて拭き上げました。
汚れが取れてますね。
仕上がり(皮脂汚れが綺麗に!)
ビフォーアフターの写真を何枚か貼ります。
光の加減で色合いに違いはありますが、革シボの隙間やステッチの周りのシワ状に溜まっていた白い皮脂汚れが綺麗に落ちました。1~3枚目の写真でステッチ周りの汚れが落ちているのが分かると思います。
隙間に溜まっている汚れが落ちるとステアリング全体が一段ときれいになったように感じますね。
革の手触りもさらっとした感じになりました。べたつきへの効果も期待できます。
気持ち良いくらいに汚れが落ちてくれるので、ステインリムーバーの洗浄力の高さを実感します。
ステインリムーバーは汚れ落としなので、この後できれば革の保湿や栄養補給をした方が良いと思います。
ステインリムーバーは頻繁に使用するものではなく、汚れが蓄積してきたときに汚れをリセットさせるという感じで使えばいいのではないかと思います。普段のメンテは同じM.モゥブレィブランドから出ているクリームエッセンシャルの方がよさそうです。
クリームエッセンシャルは革製品全般に使用でき、汚れ落とし、栄養補給、ツヤ出しに使えます。
ステインリムーバーの300mlは結構量が多いので、頻繁に使わない限りは60mlの方でも十分かと思います。
まとめ
ステアリングは運転中は常に触るものなので、綺麗になると気持ち良いですね。ステインリムーバーは蓄積された汚れ落としにはよく効くので、おすすめです。
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