とりあえず車を楽しむ

過走行レガシィのユーザー車検に挑戦した

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レガシィを中古購入してから2回目の車検時期がやってきました。

2007年式で走行距離は18万km弱です。

 

前回はディーラーで実施しましたが、今回は費用節約を考えてユーザー車検で通すことにしました。

ユーザー車検は前車で一度経験しているので今回2回目です。ただ、約5年ぶりなので車検の流れなど何となくぐらいにしか覚えてない状態でしたが、意外とすんなりと済ませられました。

ユーザー車検の流れや掛かった費用について紹介します。

 

ユーザー車検の事前準備

たいしたことはやっていませんが事前準備したことを書き留めておきます。

 

車検の予約

車検を受ける際には事前予約が必要です。↓ネットから予約ができます。

車検の予約|NALTEC 独立行政法人 自動車技術総合機構

検査時間は午前2ラウンド、午後2ラウンドの合計4ラウンドに分かれていて自分の行きたい時間帯を選びます。私は車検の前日に予約しましたが、午前2ラウンドは埋まっていて午後の1ラウンド目(受付時間12:45-14:00、検査時間13:00-14:15)を予約しました。

 

書類等・印鑑

・車検証
・自賠責保険証明書
⇒車のグローブボックスに入れてあるので問題なし

・自動車税納税証明書
⇒Yahoo!公金支払いで支払ったので不要(コンビニ等で支払いをした場合は必要になります)

・点検整備記録簿
⇒後整備する旨を伝えれば提出不要

・印鑑
・現金(自賠責、重量税、検査代等で5~6万ほど)

ウォッシャー液が入っているか

ウォッシャー作動の確認があるらしいので、ウォッシャー液を切らしていないかは確認しておきました。

 

ネットでユーザー車検の流れを確認

ネットやYouTubeにユーザー車検の流れについて詳しく解説してある記事や体験談などがあるので、目を通してイメージトレーニングしておくのが良いと思います。

私は車検の予約が必要であることを忘れていて、ネットの情報を見て気付きましたが、危うく予約なしで運輸支局に向かうところでした。

 

その他

一か月程前に車をジャッキアップした際に足回りのブーツやブッシュ類に破れ・グリス漏れがないことは自分で確認していました。

事前にディーラーに行って法定点検を受けたり、運輸支局周辺の予備検査場で検査を受けたりはせず、ぶっつけ本番で車検に臨みました。

 

ユーザー車検の流れ

予約した時間に運輸支局に行きました。

事務手続き

まずは、窓口で自賠責保険と重量税の支払いをします。

自賠責保険は前回25,830円(24か月)支払ったのですが、2020年4月から値下げされていたみたいで、今回は21,550円(24か月)で済みました。ラッキー。

重量税については私のレガシィは2007年式のため13年経過の割り増し(ぼったくり)料金を請求されるだろうと覚悟していましたが、ぎりぎり1か月程余裕があったみたいで、~1.5tの通常料金の24,600円で済みました。

重量税と一緒に印紙代1,800円も支払っています。

 

自賠責保険、重量税の支払いが終わったら、渡された3枚ほどの申請書類を記入例に沿って記入していきます。特に難しいことはなく、住所や車体番号など車検証の記載を転記するような作業になります。

申請書類の記入が終わったら継続検査の窓口に提出して事務手続きは終了です。このとき検査レーンの何番に並んでくださいと言われるので聞き漏らさないようにした方がいいですね。

 

ちなみに、提出書類の中には点検整備記録簿も含まれますが、後で整備をする旨を伝えれば提出しなくても大丈夫です。

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※ここで点検整備記録簿を提出しない場合は車検合格後に渡される検査標章(車検シール)に「法定点検未実施(車検時)」の文字が入ります。

 

検査コースに入る

申請書類の提出が終わると、場内の検査レーンに入ります。レーンは複数ありますが、窓口で指定されたレーンに入ります。

 

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各レーンに車が並んでいます。金曜日の3ラウンド目でしたが、私の前には5,6台ほど検査待ちの車がいました。待ち時間としては15~20分程度?だったでしょうか。

 

灯火類チェック

自分の順番が来るとまずは灯火類のチェックから始まりました。検査官の手振りを交えた指示に従ってロービーム・フォグ・ハイビーム・ウインカー・ワイパー作動・バックランプ・ブレーキランプ・ホーンなどを操作します。

検査レーンの建屋内はうるさく、検査官の指示が良く聞こえなかったのでハザードなど指示と関係ないものも出していたかもしれません。

 

バックフォグを点灯するよう指示がありますが、バックフォグは普段使用しない人がほとんどだと思うので、事前にバッグフォグ点灯の仕方は事前確認しておいた方がいいと思います。

また、車台番号確認のためにボンネットを開けるよう指示がありますが、車の外に出て自分で開ける必要があるので、ボンネットの開け方を知らない人は確認しておいた方がいいですね。

 

 サイドスリップ検査

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これは知らぬ間に終わっていました。後でドラレコで確認すると矢印のところを通過するときに検査しているようです。

検査官からはゆっくり進むよう指示がありました。

通過するときは、ハンドルに手を添える程度にする方がいいんだとか。

 

スピードメーター・ヘッドライト・ブレーキ検査

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その後、検査官に前方に進むよう指示されますが、どこまで進むのかが分かりづらく停止位置を飛び越え、「行き過ぎ、バック!」と言われ焦ります。電光掲示板にも「注意して後退」と事細かく指示が表示されます。

スピードメーター検査はアクセルを踏み、メーターが40km/hを指したときにパッシングをします。MTの場合は3速で40km/h出すよう指示がありました。フットブレーキやサイドブレーキ・光軸の検査も一緒にやりました。

 

排ガス検査

棒のような検査器具(プローブと言うらしい)を排気口に突っ込みます。これは検査官がやるのではなく、自分が車から降りてセルフでの作業でした。

 

下回り検査

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一番最後に床の中央に空洞のある検査工程があり、電光掲示板の指示に従ってブレーキを踏んだり、サイドブレーキを掛けたりしながら、検査官が下からぐらぐら揺らしたりして検査していました。

ちなみに、前車ではここでタイロッドエンドブーツの破れを指摘され車検不合格になりました。そのときは自分も床下に入って車を下から見上げて指摘箇所を「ここがダメですよ」っていう具合に確認させてもらえました。

 

下回り検査が終わったら書類を検査レーン最後にある小部屋にいる検査官に持っていき、押印してもらい終了です。

 

 

押印された書類をもって、最初に事務手続きした建屋にいき、窓口に書類を渡します。待つこと1,2分程で名前を呼ばれ、新しい車検証を受け取ります。

あっけなく終了しました。

 

ユーザー車検の結果

指摘事項もなく一発合格できました。落とされやすいと言われる光軸とサイドスリップで引っ掛からなかったのは意外でした。

以前、ヘッドライトごと車体から取り外していますし、約1年前にアライメント調整をしてからサスペンションの脱着を3回ほどしているので、光軸とサイドスリップは絶対に落とされるだろう思っていました。

ダメ元で予備検査なしで受けていたので、一発合格は余計な出費も減りとても嬉しかったです。

 

車検に掛かった費用

自賠責保険(24か月) 21,550円
重量税(24か月) 24,600円
印紙代(検査手数料) 1,800円
合計 47,950円

 

47,950円でした。

予備検査を受けることもなく一発合格したので、掛かったのは法定費用のみです。

予想では光軸やサイドスリップ検査で引っかかり、運輸支局周辺の予備検査場・テスター屋で調整してもらうことになると思っていましたが、いい意味で裏切られ安く済みました。

 

前回ディーラーに頼んだときは、法定費用以外に24か月点検:29,160円、車検代行手数料:10,800円(部品交換・修理費用は除く)が掛かっているので、大幅な節約です。

 

車検に掛かった時間

受付開始から検査が終了して新しい車検証が発行されるまで1時間10分程でした。

年度末や連休前後など時期によっては混雑するようです。

 

さいごに

5年ぶりのユーザー車検でしたが、案外すんなりと済ませられました。

車検で検査される項目がしっかり整備されていれば、不合格になることもなく費用節約ができます。

ただ、業者の人たちが多い中、不慣れな状態で臨むことになるので、やや緊張はしました。

 

 

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