エンジンルームは普段見える場所ではないですが、掃除を怠っていると、ふと開けてみたときに砂ぼこりまみれだったりします。
今回はそんな汚いエンジンルームを簡単に短時間できれいにする・・・正確に言うと、きれいに見えるようになる方法について書きます。
タイヤワックスを使う
今回使うのはタイヤの艶出しに便利なタイヤワックスです。
オートバックスなどの用品店にもよく置いてあるやつですね。
今の車はエンジンルーム内にプラスチックのカバーに覆われている部品が多く、このプラスチックに艶を出させることでエンジンルームがきれいに見えるようになります。
タイヤワックスにはシリコンオイルが含まれますが、このシリコンがプラスチックを艶々にしてくれます。
エンジンルームにタイヤワックスを吹きかける
こちらがこれからきれいにするエンジンルームです。砂ぼこりが付着していて汚いです。経年劣化のためか樹脂パーツ自体が色褪せているため、余計に汚く見えますね。
近くで見ると無数の砂ぼこりに覆われて白っぽくなっているのが分かると思います。
今回使うタイヤワックスはプロスタッフから出ているMr.ブラックです。水性タイプです。
以前は洗車後に毎回タイヤワックスを吹いてタイヤの艶出しをしていましたが、今は使わなくなったので自宅の棚でほこりをかぶっていました。
使い方は簡単でタイヤワックスを吹いた後に、ウェス等を使って拭いていくだけです。
艶が出るだけでなく、汚れ等もきれいに拭き取れます。泡スプレーなので汚れを浮かせてくれる上に、細かい隙間にも入ってくれるのでウェスが届きにくいところにも艶を出せます。
こういう隙間でウェスが入りにくいところでも、
泡が入り込んでくれるのでムラが出にくいです。
ちなみにこのMr.ブラックはイチゴの匂いがします。
さて、仕上がりは・・・
プラスチックパーツについていた砂ぼこりが落ちて艶が出たので随分と見栄えがよくなりました。
表面のプラスチックパーツにしか使ってないので、細部を見ると汚いままではありますが、これだけできれいに見えるのでコスパは良いです。時間にしても3分程しか掛けていません。
今回使ったタイヤワックスは水性なので、雨などで濡れると簡単に艶は落ちてしまいますが、艶を長持ちさせたいなら油性のタイヤワックスがおすすめです。
タイヤワックスは内装の樹脂パーツにも使えます
タイヤワックスは内装の樹脂パーツにも使うことができます。
年数が経つと内装の樹脂パーツは傷が入ったり白っぽくなってきますが、タイヤワックスを使うとびっくりするくらい綺麗にできます。
小傷が目立たなくなり、樹脂の黒色が復活するような感じになりますね。
内装パーツは水に濡れることも少ないので、ワックスが落ちることもなくかなり長持ちします。
中古車販売店の展示車でもこのタイヤワックスを使って内装やエンジンルームをきれいにしているところもあります。
まとめ
エンジンルームをささっと短時間で(ぱっと見)きれいに見せるにはタイヤワックスは非常に使えます。奥の方とか細部を見ると汚いままですが、そこまで気にしなければコスパ高し。
タイヤワックスは意外と多用途に使えるので、一本くらい持っていてもいいかもしれません。
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