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【ペットボトル活用】加圧式ジェットスプレーを使ってみたらかなり便利だった

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今回は最近買った空のペットボトルを活用できる便利アイテム、加圧式ジェットスプレーについて紹介します。

水を入れたペットボトルに装着して加圧するだけでジェットスプレーやミストを長時間噴射し続けられるという優れものです。

 

と、書いただけでははいまいち何のことか分からないと思うので詳しく説明していきます。

 

加圧式ジェットスプレーと使い方

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加圧式ジェットスプレーと称していますが、メーカーやネットショップによって呼び名は様々です。ペットボトルスプレーとかジェット水圧ブラシとか・・

私が購入したものの商品名はペットボトル専用加圧式おそうじスプレーとなっています。

 

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構造や使い方はとても簡単で、準備するものは空のペットボトルと水(液体)だけです。加圧する際に圧力が掛かるのでペットボトルはできれば炭酸飲料用のものがいいです。

 

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①スプレー本体下部にチューブを差し込んで水の入ったペットボトルの口に装着します。ペットボトルのキャップを閉めるのと同じように回して装着できます。

ロングノズルは狙った部分により正確に噴射したいときや射程距離を伸ばしたいときなど、必要に応じて使用します。

 

このときペットボトルの水量がポイントです。

ペットボトル内の空気を加圧してその力で噴射するので、水をペットボトル容量のぎりぎりまで入れていると加圧できる空気が少なくなり、勢いや持続力が弱くなるので、ある程度空気分の体積を確保しておく必要があります。

説明書きには「液体の量はペットボトル容量の2/3以下でご使用ください」とあります。

 

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ペットボトルのサイズは個人的には500mlではなく、水量や空気量を十分確保できる1.5Lや2Lのペットボトルの方がいいと思います。チューブは1.5L/2Lサイズの長さがあるので問題なく使用できます。

 

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②加圧ポンプを前後に動かし加圧します。ある程度圧力が高まるとペットボトルがパンパンになりポンプの動きもきつくなります。(回数としては15~20往復程度)

圧力は限界まで高める必要はなく、程々でいいんじゃないかと思います。

 

ポンプを前後させるのにそこまで力は必要なく、女性でも難なく扱えると思います。

 

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炭酸飲料用でないペットボトルだと圧力が高まり、底が膨張して自立しなくなってしまいました。

 

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③加圧し終わったらスタンバイ完了です。矢印のトリガーを押すと勢いよく噴射します。トリガーを引けばペットボトル内の圧力を抜くこともできるので安全です。

先端のつまみを回すことでジェットスプレー⇔ミストを切り替えられます。

 

想像以上に噴射の距離・持続力がある

実際に使ってみました。

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2Lのペットボトルに水を半分程入れて、ペットボトルがパンパンになるくらいまで加圧して噴射してみます。

 

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つまみを緩めてジェットスプレーで噴射しています。(緩めすぎるとつまみが飛んでいくので注意しましょう)

この車のホイールベースは2670mmありますが、水はホイール間を飛んでいるので、射程距離としては3m弱程はあるんじゃないでしょうか。 

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 つまみを締めてミストにしています。細かい霧を広範囲に飛ばせます。

ちなみに車の横で写真を撮っているのは黒い背景でないと水の存在が分かりにくいからです。

 

 

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いろいろと使ってみた感想としては、見た目のしょぼさとは反して、ジェットスプレーはかなり勢いよく噴射します。時間とともに勢いは弱まりますが、噴射の持続力は想像以上でした。

正直なところあまり期待はしてなく、噴射の勢いはどうせ持って数秒程度なんだろうなと思っていましたが、2Lのペットボトルに半分程水を入れた状態だとほぼ全量使い切るくらいまでは噴射し続けられます

でも途中で勢いが落ちるので、できれば再加圧したいところではありますが、一回加圧しただけで結構な持続力があるので驚きました。

 

※ちなみに上の写真は試しに噴いているだけで洗車自体は洗車場備え付けの高圧洗浄機を使用しています。

 

加圧式ジェットスプレーの良い点

なんと言ってもこの手頃さだと思います。小さくて場所をとらないし、空のペットボトルさえあれば使えるというのが良いです。

・本体は小さく、保管のための場所もとらない
・値段が安い(1000円程)
・複数のペットボトルがあれば噴射する液体を使い分けられる(1本は洗剤、1本は水など)

 

こういう大きいサイズの噴霧器もありますが、大きいので場所をとりそうですし、ここまで本格的なものは必要ないという人にはペットボトル使用の本商品は使い勝手がいいと思います。

 

加圧式ジェットスプレーの良くない点

私が購入した加圧式ジェットスプレーの良くない点を挙げます。

トリガーがやや重い

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トリガーは形状的に指で押すような形になりますが、反力がやや強めなので、長時間噴射し続けていると指が疲れてきます。

でも逆にトリガーが軽すぎても少し指が当たっただけで誤噴射の原因になりそうなので、あながちデメリットとは言えないかもしれません。

 

水量が少ないときは上向き・下向き噴射ができなくなる

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ペットボトルの水量が少ないときに上や下向きに噴射しようとすると、ペットボトル内でチューブの先っぽが水から出てしまうので、噴射できなくなります。

ただ、上・下向きに噴射するシチュエーションはあまりないですし、水量が十分にあれば噴射はできるので個人的には特に問題にはならないです。

 

こちらの商品はチューブの先端に重りをつけ、且つチューブ自体が柔らかいのでペットボトルをどの向きにしても噴射できるようです。

 

使い道は豊富

加圧式ジェットスプレーはいろんな用途に使えます。

車の洗浄

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ホイール洗浄くらいであれば、このスプレーで十分対応できます。洗剤を使って洗い流す程度であれば、実際にやってみましたが、水も1リッターあれば十分でした。

 

また、洗車場だと500円で高圧洗浄5分のコースというパターンが多いかと思いますが、一時休止時間の長さによっては、時間が足りず洗い残しが出たりします。

そういうときにこのスプレーと2Lのペットボトルを持っていけば、洗い残していた部分をささっときれいにできると思います。

 

エアコン洗浄

私は元々、エアコン清掃目的で本商品を購入しました。噴射の勢いがちょうどよく、長く噴き続けられるのでエアコン清掃との相性は良かったです。

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カバーやファンを取り外し、カビや熱交換器にマジックリンを吹きかけて水(ミスト)で洗い流しています。

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カビだらけだったエアコン内部もきれいにできました。

 

植物への水やり

私は植物は育てていないのでこの使用用途はないですが、広い面積に水を散布する場合はかなり役立つものと思います。

 

ベランダ・サッシの洗浄

ジェットスプレーを使えば水を勢いよく噴射できるので、ベランダやサッシの砂汚れを飛ばすのには便利だと思います。

 

まとめ

加圧式ジェットスプレーは空のペットボトルさえあれば使えるのでとても便利です。最初使用したときは永久水鉄砲みたいで不思議な感覚でした。

プラスチック製なので耐久性は気になるところです。

 

より本格的なものとしてこのようなものがあるようですね。

 

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