先日、レガシィのエアコンからコトコトと音がなっていたため、スバルディーラーに車を見てもらいに行きました。XVの展示車が置いてあったので、待ち時間中に内装メインに見ました。
ベースのインプレッサは5代目となり、内装の質感も高くなってきています。各メーカー、Cセグメントクラスになると内装にも力が入り、上質になっていきますが、スバルのCセグメント車のインプレッサをベースとしたXVの内装はどうだったのかの感想を書きます。
SUBARU XV 内装レビュー
車両グレードは2.0i-L EyeSightです。
インパネの感じです。ドアとダッシュボードの内装の繋がりがいいです。
ダッシュボードにはソフトパッドが使われています。手触りはしっとりとした感じです。また、オレンジ色のステッチがエアコン吹き出し口からセンターコンソールの操作スイッチに向かってはいっています。オレンジ色のステッチはXV専用色のようです。
エアコン吹き出し口周辺です。シルバーの枠の外にプラスチックの枠がついています。
エアコン操作スイッチはダイヤル式です。質感はそこまで高くありません。ダイヤル式は運転中のブラインド操作がしやすいのでいいですね。
センターコンソール側面にはステッチ付きのソフトパッドがついています。面積は小さいですが、ここがソフトパッドとなっていると、何となく上質な車の印象を持ちます。
スバルではここの部品はコンソールオーナメントというらしいです。
シフトレバー周り。5代目インプレッサからは電動パーキングブレーキが採用になりました。コンソールがすっきりする一方で、個人的には引くタイプのサイドブレーキが好きなので、物足りなく感じてしまいます。
コンソールはプラスチックの素材そのままで、直近でMAZDA3の内装を見てしまっているので、比べると質感は劣っているように感じました。
グローブボックスの中です。表面は植毛加工はされてなく、プラスチックとなっています。
水平ゼロ指針のメーターです。水平対向エンジンを搭載しているというだけあって、こだわっているのでしょうか。真ん中のマルチインフォメーションディスプレイはカラーですね。
続いて前席のドアトリム。
赤線で囲んだ、トリム上部とセンターのパネル、アームレストは表面がソフトパッドで覆われています。
アームレストはステッチ入りです。中にはクッションが入っていて押すとふかふかして柔らかいです。
パワーウインドウスイッチはスイッチ先端がめっき加工されています。
インナーハンドル周りはシルバーとカーボン調の加飾パネルになっています。
一枚だけ助手席側のドアの写真ですが、シルバーの加飾パネルはここまでつながっています。
スピーカーグリルカバーの形状から察しがつきますが、現行型は楕円形のドアスピーカーのようです。スピーカーを交換するとなったら、社外品の選択肢が少なそうですね。先代モデルは16cmの円形スピーカーでした。
後部座席のドア内装です。
残念ながら前席側と違って、トリム上部はソフトパッドではなく、樹脂素材となっています。
インナーハンドル周りの加飾パネルも前席側のような光沢ある材質でなく、プラスチックにかわっています。よくあることですが、後席側のドア内装は前席側と比べてコストカットされていて、質感が劣ります。
Aピラーの内側パネルです。布地のカバーなどはついてなく、表面は樹脂素材になっています。
B,Cピラーのパネルも同様に樹脂素材です。
センターコンソールには後席用のエアコン吹き出し口はありませんでした。また、中途半端にしか見えていませんが、センターコンソールのアームレストにもオレンジ色のステッチがはいっています。
ステアリング周りです。
ステアリングコラムカバーとメーターの隙間には目隠しのカバーが付いています。
荷室はそこそこ広いです。
まとめ
5代目インプレッサ(XV)の内装は初めて見ましたが、 ダッシュボードやコンソール側面のソフトパッド、アームレストにステッチが多用されていて内装に力を入れていると感じます。4代目インプレッサから比べると内装の質感も上がったと感じます。インパネのデザインはあまり洒落てないですが、スバルらしいと思いました。
各社Cセグメント車のインテリアを比べてみるのも面白そうです。次はシビックハッチバックとカローラスポーツを見てみたいです。
ちなみに先日、試乗したMAZDA3と比べると内装の質感は個人的には、
MAZDA3 > XV(インプレッサ)でした。