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安物のタイヤチェーンは使えるのか?⇒おすすめしない【安物買いの銭失いだった】

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まだまだ残暑を感じますが、じきに寒い冬がやってきますね。

雪が積もるとノーマルタイヤで走るのは非常に危険になりますが、雪が降らない地域(降っても年に2,3回程)に住んでいる人はスタッドレスタイヤに履き替えず、一年中ノーマルタイヤという場合も多いと思います。

ですが、そういう地域でも万が一雪が降ったときに備えてや、冬のレジャーで降雪地帯に行くとき用にタイヤチェーンを準備する人も多いのではないでしょうか。

ですが、有名メーカー品は高いので、無名の激安品の購入を考える人もいると思います。

私も以前、激安の非金属タイヤチェーンを購入したことがあります。ですが、結論を言うと、「安物買いの銭失い」となりました。

今回は激安のタイヤチェーンはどうだったのか?について書きたいと思います。

全ての激安タイヤチェーンに当てはまるわけではないので、一例として捉えていただければと思います。

 

スキー場に行きたいのでタイヤチェーンを購入

私はあまり雪が降らない地域に住んでいますが、「雪道を走ってみたい!」それだけのためにスタッドレスタイヤは所持していました。

※ちなみに、使っていたのは激安のアジアンスタッドレスタイヤですが、「走る、曲がる、止まる」は全く問題なかったです。

参考激安アジアンスタッドレス リンロンGREEN-MAX WINTER UHP のレビュー 

 

あるときスキー場にいくことになったのですが、そのスキー場はスタッドレス装着車でもスタックすることがあるほど道中が険しいよう。

雪道の運転には慣れていないし、当時使用していたスタッドレスタイヤは激安品だったので、もしスタックしたら怖いなということで保険としてタイヤチェーンも準備しておくことにしました。

 

国産メーカー品は高いので激安タイヤチェーンに

タイヤチェーンを準備するとしても、名の知れたメーカー品は2,3万円程と結構な値がします。

1回使うかどうかすら分からないものへの投資としては高いよね、と思ったので、迷わず格安の非金属タイヤチェーンにすることに。

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価格は3000円程で無名のメーカー製品(おそらく中国製品)です。内容物はこんな感じです。

チェーン本体と作業用軍手、ガラス解氷スクレーパー、バックル固定用工具、簡易的な取付説明書。

 

タイヤに取り付けてみるが・・・

タイヤチェーンは事前に取り付けテストをして手順等を確認しておかないと、いざというときに、余程手慣れた人でないとテンパると思います。

なので、当然試しに取り付けを行いました。

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ジャッキアップが不要なタイプなので、取付説明書を参考にしながら装着していきます。非金属タイヤチェーンは何回か取付の経験はあるのですが、時間が経つとスムーズにいかなくなってしまいますね。

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取付工程の最終段階まできて、後は固定バックルを専用工具で締め上げるだけの状態まできました。

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固定バックルは4か所あるので、付属のT字型の専用工具で締め上げて取付は完了です。

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取付完了・・・のはずが。

しっかり取付できているように見えるかもしれませんが、明らかにブカブカでサイズが合っていません。

確かにタイヤサイズと合うタイヤチェーンを注文したのですが。

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左が商品ページの固定バックル、右が実際の製品の固定バックル

しかも固定バックルも商品説明ページに載っていた写真と明らかに形状が違うし、樹脂の質感も安っぽいです。また、固定するところがどう頑張ってもカチッとはまるところまで回せないので、固定がゆるゆるです。

本来は写真左側のように金属の棒とバックルが一直線上になるはずなのですが、そこまで回ってくれません。

この状態で走らせると、タイヤチェーンが遠心力で開いてしまいます。そもそもサイズが合わずブカブカの状態なので、まともに走れないと思います。

販売店に問い合わせてみましたが、サイズは間違っていないとのことなので、返品・交換はできませんでした。

しかも、仮にサイズが合っていたとしても固定バックルがしっかりと締まらないので、おそらく遠心力で緩んで途中で外れてしまうでしょう。

もちろん実戦投入することはなく、大きなゴミを買ってしまったという結果になりました。

 

タイヤチェーンの安物はおすすめしない

以上の結果から、格安のタイヤチェーンは個人的な見解ではおすすめしないです。

安心のために使用する道具であるので、多少値が張っても、カーメイトなどの有名メーカー品にするのが良いと思います。

以前カーメイトの非金属タイヤチェーンを使用していたこともありますが、サイズはきっちり合いますし、固定バックルがしっかり締まらないということもありませんでした。

ちゃんとカチッと締まるんですよね。

 

また、安めのスタッドレスのアジアンタイヤにするという選択肢もあります。タイヤチェーンと変わらないくらいの費用で購入することもできます。

激安のタイヤチェーン同様に危ないんじゃないかと思う人もいると思いますが、スタッドレス含め、何セットか格安のアジアンタイヤを使用していますが、特に問題なく使用できました。普通に使用する分にはアジアンタイヤのコスパは高いです。

アジアンタイヤを探すならオートウェイがおすすめです。タイヤサイズで検索できるので、自分の車に合うタイヤを探しやすいですね。ほんとにたくさんの種類があるので一度見てみることをおすすめしますよ。

 

まとめ

安物のタイヤチェーンを購入してみましたが、しっかり取付ができないという代物でした。いくら安いといっても使えないのではお金が無駄になるので個人的にはおすすめできないと感じました。

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ちなみに、スキー場に行く際はタイヤチェーンなしで大丈夫かなと不安でしたが、一応スタッドレスタイヤ+4WD車であるので、特に問題なくたどり着けました。

 

 

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