パソコン作業をするときは必須のアイテムであるキーボードですが、キーとキーの間にゴミが溜ったり、食べ物をこぼしたり、キー表面が皮脂等で汚れたりしますよね。
キーボードを清掃するときは、エアダスターを使用して汚れを吹き飛ばすという方法もありますが、隙間にたまったゴミはなかなか取れにくいです。
ですが、そんなゴミや汚れを一気に落とせる、まるごと水洗いできるキーボードがあるのです。
今回は水で丸洗いできるウォッシャブルキーボード5製品を紹介します。
キーボードは意外と汚れるし、汚い
長年使用しているキーボードでもぱっと見はそこまで汚れているようには見えませんが、実際には結構ゴミや汚れが溜っています。キーボード自体、隙間が多いのでそこに細かい汚れが溜りやすくなっています。
気を付けていても、ほこりや手垢、髪の毛、食べカスなどが知らず知らずのうちに蓄積されていきます。キー表面には手の脂も付着します。
食べカスや飲み物をこぼした跡などは雑菌の温床にもなるので、衛生的にも良いとは言えません。
イギリスでのとある調査によると、一般的なオフィスのパソコンのキーボード33枚のうち4枚は健康被害を及ぼす可能性があり、その中の1つは拭き掃除した便座の5倍不潔なレベルのバクテリアが確認されたんだそう。
使い方によっては、それほど不衛生になってしまうようですね。
こまめに拭き掃除、エアダスター等で隙間のゴミを飛ばす、飲食しながらキーボードを触らない、などが出来ればよいのですが、なかなか難しいと思います。
なので、水道水でじゃばじゃばと丸洗いできるキーボードはとても重宝するはずです。
水洗いできる(ウォッシャブル)キーボード5製品
水洗い可能な便利なウォッシャブルキーボード5製品を紹介します。
BUFFALO BSKBU12BK
BAFFALOから出ている水洗い可能な有線キーボードです。
本体背面に水抜き穴があるため、水洗いしても内部に水が残ったりしません。水温50℃以下の流水に対応しているので、お風呂の湯温程のお湯を使用しても問題なさそうですね。
キートップの文字はレーザー刻印されているため、長期間の使用でも消えにくくなっています。
価格もAmazonで1255円と非常にリーズナブルですね。
BUFFALO BSKBU525BK
同じくBUFFALO製品です。上述のBSKBU12BKと外観、サイズ、仕様も似ているのですが、こちらの製品はキーボード本体に抗菌樹脂が採用されています。
ISO22196/JIS Z2801に適合していて、菌の抑制率は無加工品と比較して99%以上あるようです。
キーボードは頻繁に指が触れる場所で雑菌の温床になりやすいので、抗菌仕様なのは衛生的で良いですね。
抗菌+洗浄の相乗効果でいつも清潔な状態を保つことができます。
サンワサプライ シリコンキーボード 400-SKB013BK
こちらの製品の特徴はシリコン製であることです。打鍵音が静かなため、周囲が静かな場所でも音を気にせず使用できます。
また、キーボード本体がコンパクトで薄い上に、しなやかに曲がるため、折りたたんで小さく収納することができます。
Kensington(ケンジントン) ウォッシャブルキーボード
Kensington(ケンジントン) はパソコン周辺機器を製造・販売するアメリカの会社です。パソコンと机を繋ぐ盗難防止用ワイヤーのケンジントンロックでも有名ですね。
本製品の特徴は洗剤、漂白剤、消毒用アルコールなどで洗浄することが可能なことです。水洗いでは落ちにくい脂汚れなどを落とすのに有利です。キー表面は長期間使うと手の脂でテカってきますが、洗剤使用が可能な本製品であれば簡単に落とせるはずです。水洗い可能だと謳っていても洗剤等は使えない精密機器製品も多いので、このメリットは大きいですね。
また、最高水温は70℃にまで対応しています。水よりもお湯の方が洗浄力が高いので、汚れ全般の清掃に強そうです。
BitTradeOne(ビットトレードワン) BTKB91WP
本製品は工場や病院などの現場での使用を想定しており、防水防塵性能はIP68に対応しています。
防水性能は水没にも耐えられる程です。
キーボードに粉末などの汚れが付着した場合にも水洗いや消毒用アルコールを含むウェットティッシュでの清掃ができます。
また、ポインティングデバイスを搭載しているため、スペースなどの関係でマウスが使えない環境でもキーボード一台で事足ります。
他にも、
- キーにバックライトがついているので、暗所でも使用可能
- マイナス30度から高温60度での環境でも使用可能
など、環境を選ばないタフなキーボードです。
まとめ
水洗いが可能なウォッシャブルキーボード5製品を紹介しました。
キーボードは知らず知らずのうちに結構汚れが蓄積していくので、水で丸洗いできるキーボードは重宝しそうですね。
ただ、注意が必要なのは、製品によっては丸洗い可能だと言っても、可能なのは流水による丸洗いで、水に浸たさないでくださいとの注意書きがあるので、注意書きはしっかり確認する必要があります。