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【レビュー】Suptekの激安モニターアームMD81を買った【普通に使えるし、ガススプリング式としてはコスパ最強じゃん!】

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前々から気になっていたモニターアームをついに購入しました。

Suptekというブランドのガススプリング式としては激安のモニターアームです。

今回は実際の使用感についてレビューしたいと思います。

実は使用初日に、「やっぱり安かろう悪かろうじゃないか」と返品しようと思ったのですが、私の使い方が悪いだけでした・・・

普通に問題なく使えるモニターアームで、ガススプリング式のモニターアームとしてはかなりお買い得です。

 

 

モニターアームを購入した理由

なぜモニターアームを購入したかというと、トリプルモニター環境を作るためです。

もともと27インチモニターと15インチのノートPCでデュアルディスプレイ環境にしていました。

ですが、作業内容によっては、もう一枚ディスプレイがあったら便利なのにと思うことが多々あります。

何かを見比べながら作業するときや、開いているウィンドウやアプリが多いときに閉じたり開いたりを繰り返すと、効率が格段に落ちます。

モニター自体は24インチを既に持っていて、ノートパソコンの上側(写真の赤枠の位置)に設置したいのですが、標準スタンドではこの高さまで上げられませんし、細かい位置調整がききません。

こういう特殊な位置にモニターを配置しようとするとモニター標準のスタンドでは限界があるんですよね。

そこで、モニター配置の自由度を圧倒的に高くできるモニターアームが欲しくなったわけです。

 

モニターアームには、メカニカルスプリング式とガススプリング式の2種類がありますが、角度・向き・高さ調整の自由度が高いガススプリング式で考えていました。

ただ、ガススプリング式は値段が高いというデメリットがあります。

有名メーカーのエルゴトロンだと1万円を超えます。

正直、アームにこだわりはないし、そんなにお金を掛けたくなかったので、とにかく安いガススプリング式のモニターアームを探していたところ、見つけました・・・

価格はタイミングによって変動しますが、私がAmazonで購入したときは2,500円を下回る激安プライスでした。

 

Suptekモニターアーム(MD81)の基本スペック

メーカー・ブランド Suptek
製品名 MD81
対応モニターサイズ 15~27インチ
材質 スチール
最大耐荷重 6.5kg
アーム可動範囲 7高さ:400mm/長さ:565mm
チルト角度 360°回転/左右90°/上下80°
対応VESA規格 75×75mm/100×100mm

 

Suptekモニターアーム(MD81)の外観・機能

それでは、SuptekのモニターアームMD81の外観・機能面から見ていきます。

箱はこんな感じ。MADE IN CHINAと記載されていますし、おそらくSuptekは中国のメーカー、ブランドだと思われます。

箱を開けると、中で部品がガシャガシャ動いてしまいそうな甘い梱包。安いので気にしない。

内容物はこんな感じ。

日本語の取り扱い説明書もありますし、各パーツを見ても特に安っぽさや怪しさは感じません。

アーム本体はスチール製で約1.5kgあります。

アームにはSuptekのロゴが入っています。

台座とデスクが接する部分には傷防止のためのクッションがついています。

アーム裏側には空洞とバンドがあり、配線を収納・隠すことができるようになっています。

クランプはアーム側の穴にフックで引っ掛けます。

このようにクランプでデスクを挟んでアームを固定します。

私の使用しているデスクのふち部分の幅は7.5cmありますが、5cmもあればクランプで問題なく挟むことができます。

ふちがない形状のデスクを使用している場合は、モニターアームの取り付けができないので注意が必要です。

 

Suptekモニターアーム(MD81)へのモニターの取り付け方

VESA対応のモニターを標準スタンドから取り外し、背面を見るとネジ穴が4か所あると思います。

ちなみに、写真のモニターはLGの24BL650C-BAJPです。

ここに付属のVESAパネルをネジで固定します。

赤く囲んだレール部分にアーム側のヘッドを挿入します。モニター側を上から下にスライドさせるとはめやすいですね。

最後にネジを1本締めれば取付完了です。

 

モニターアームによっては、VESAマウントのパネルがアーム側と固定されていて、取り外しが面倒そうな製品もあるので、簡単に取り付けられるのは良いですね。

 

Suptekモニターアーム(MD81)の使用感レビュー

最初に結論をいうと、「普通に安定して使えるし、ちゃんとしたガススプリングのモニターアームだ!」です。

あまりにも安いので、正直まともにモニターを保持できなかったり、動きがカクカクしたりするのではないかと不安だったのですが、杞憂でした。

一番高いところまで上げると、LGの24インチモニターでは、デスクからモニター下端までは23~24cmほどになります。

アームを倒して、モニターの位置をデスクすれすれにすることもできます。

上下にチルトするので、モニターを思いっきり下に向けたり、上に向けたりもできます。

モニターを回転させて縦方向にすることもできます。

アームを伸ばせばモニターを前方向に出せます。

最大限まで伸ばした場合、だいたい50~60cmくらい前方に出すことができます。

 

本当に自由自在に動かせるので、無駄に動かしてみたくなります。

他のモニターアームを使ったことがないので、一般的なモニターアームの動きは分かりませんが、位置を調整するときの動きもそこそこ滑らかだと感じます。

最初、アームを水平の角度より下にするとモニターの重みの負けてカクンと垂れてしまうため、不良品じゃん!と思ったのですが、ガス圧の調整ができていないだけでした。

冒頭にも書きましたが、自分の使い方が悪いのを製品のせいにして危うく返品してしまうところでした。

ガス圧の強さは赤枠部のネジを付属の六角棒レンチで+方向、もしくは-方向に回すことで調整できます。

モニターの重みに負けてアームが下がってしまう場合や、逆にガス圧が強すぎてモニターを下げられない場合はここでガス圧を調整します。

完全に隠れるわけではないですが、配線類も目立たないようにアームに沿って束ねて隠すことができます。

写真左側がモニターアームで、右側がモニターの標準スタンド。

モニターアームのスリムさが際立ちますね。標準スタンドは台座の部分が大きいですし、存在感があってデスクがごちゃつきそうです。

 

モバイルモニターには使えない

Suptek MD81の対応モニターサイズには15インチも含まれますが、モバイルモニターでは軽すぎて使えないようです。

InnoViewの15.8インチのモバイルモニターで試してみました。

 

VESA対応のモバイルモニターであれば装着自体はできますが、下方向に動かしても軽すぎてガス圧の力で上に戻ってしまいます。

基本的には据え置きモニター用として考えたほうが良いですね。

 

トリプルモニターを実現!

モニターアームによって実現したかったトリプルモニター環境がこちら。

27インチモニターをメインに使用して、24インチと15インチはサブモニターとして使っています。

写真の角度だとごちゃついて逆に使いづらそうに見えますね・・・

ですが、私は27インチモニターの正面に座って基本的に27インチモニター中心に使用(24と15インチはサブ)しているので、モニターの使い分けはできていますし、自分の中では使いやすい配置です。

モニターアームによって右奥の24インチを3台目のモニターとして追加しています。

この絶妙な位置・角度はモニターアームだからこそ実現できるのです。

作業領域が広くなってとても快適です。

 

まとめ:激安モニターアームで必要十分!

Suptekの激安のガススプリング式モニターアーム MD81のレビューでした。

価格の高いモニターアームを使えば、より動きが滑らかなのかもしれませんが、私の場合、一度位置を決めてしまえばほぼ動かさないですし、今のところ不便を感じたこともありません。

相場より大幅に安いものを購入すると、たまにゴミを掴まされることもありますが、今回はいい買い物ができました。

安くでガススプリング式のモニターアームが欲しい人にはおすすめです!

 

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