台風一過の快晴な空の下で、レガシィのエアフロセンサーの洗浄をしました。昨日の嵐が嘘のようなきれいな空です。
エアフロセンサーはエンジンに吸い込まれる空気量を測定するセンサーです。センサーが汚れていると、アイドリング不調やエンジンが吹けが悪いなどの症状が出るようです。
私のレガシィはそういう症状はないのですが、スロットルレスポンスが悪いように感じられ、改善されたらいいなという希望をもって作業することにしました。
⇒⇒BLレガシィ 最近どうもアクセルレスポンスが悪い
エンジンが温まっている状態で、エアフロセンサーを洗浄すると急激に冷やされて、センサーが破損する可能性があるらしいので、エンジンが冷えているときに作業をします。
エアフロセンサーの洗浄作業
場所は赤く囲ったエアクリーナーボックス付近です。
赤丸の部品がエアフロセンサーです。
赤丸のネジ2本を外して、青丸のツメを押しながらカプラーを引き抜けば、エアフロセンサーを外すことができます。
まずはカプラーを外しますが、ツメを押しながらカプラーを左右に揺するように引っ張れば外れます。
次にネジを外します。ネジは小さいのでふとした拍子に落とさないように注意しましょう。
ネジとカプラーを外したらエアフロセンサーが抜けます。矢印のとこにOリングがついているので、そう簡単には外れないと思いますが、念のため落ちないように注意した方がいいかもしれません。
私はやるのを忘れましたが、エアフロセンサーを抜き取るとエアクリーナーボックスに穴が空くので、ゴミなどが入らないように一時的にテープなどで塞いだ方が良いと思います。
外したエアフロセンサーを見ていきます。
赤丸の綿棒みたいなのは吸気温センサーです。こちらは空気が入ってくる方とは逆側ですが、センサーは飴色で、ほとんど汚れていないように見えます。
裏返して反対側を見ると、
こちらは空気が入ってくる側の方ですが、真っ黒になっています。こんなに汚れていてセンサーとしての役割を果たせているのか疑問です。
また、筒状部分の中の方に熱線のようなものが2本あるので、これも洗浄します。このタイプのエアフロセンサーはホットワイヤー式と呼ばれるそうです。
汚れているセンサーをきれいにしていきますが、増税前に購入したKUREのエアフロクリーンの出番がやってきました。
注意事項に10~15cm離してスプレーして下さい、センサー部に近づけすぎると傷める原因になると記載されているので、ある程度センサーから離れた場所からスプレーします。
反対側も同様にします。
熱線のところも洗浄しますが、私はこのように上からスプレーしましたが、液が跳ね返ってきて目に入ったので、やるときは十分に注意しましょう。(エアフロセンサーを上にして下からスプレーした方が、よりきれいにもなりそうだし、いいと思います)
中が見えにくいのできれいになったかどうかは不明ですが、まあいいでしょう。
汚れていたエアクリ側の吸気温センサーはこの通り飴色になり、すっかりきれいになりました。
洗浄が終わったら、エアフロセンサーを元に戻します。クリーナーは速乾性のためすぐに乾きますが、私はある程度時間を置いてから元に戻しました。
エアフロセンサーを元に戻す際は、矢印のOリングが外れずについているか念のために確認しておいた方がいいと思います。
後は外したときと同じようにして元に戻し、作業完了です。
エアフロセンサー洗浄の効果は?
この作業をしようと思ったのはレガシィのスロットルレスポンスの悪さからです。
何かいい変化があるか楽しみにしていましたが、正直なところ体感できる変化はありませんでした。センサー部があれだけ汚れていたので、きれいにして何らかの効果はあると思いますが、私が鈍感なのかプラシーボ効果すら感じません。
特にアイドリングの調子が悪いとかの症状もなかったので仕方がないですかね。
でも、お金もほとんど掛からずに10~15分程で終わる簡単な作業なので、やってみて損はないと思います。
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