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【低遅延!】aptX,aptX LL対応のワイヤレスイヤホン9製品を紹介【テレビやゲームにおすすめ】

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スマホやPCと物理的なコードでつなぐ必要のないワイヤレスイヤホンは、一つは持っておきたい便利なアイテムです。

ですが、ワイヤレス(Bluetooth)接続ゆえに、シチュエーションによっては音の遅延が気になる人もいると思います。

そんな場合は、「aptX」、「aptX LL」という音の遅延(音ズレ)が少ないコーデックに対応しているワイヤレスイヤホンを選ぶことで、ほとんど音の遅延を感じることなく音楽等を楽しめます。

今回は、低遅延コーデックである「aptX」、「aptX LL」に対応しているワイヤレスイヤホン9製品を紹介します。

 

音ズレ・遅延の少ないコーデック aptX, aptX LL

Bluetooth接続のヘッドホン、イヤホン、スピーカーを使用するさいに起きる音の遅延は、コーデック(音声圧縮方式)が原因です。

遅延の大きいコーデックだと、映画のセリフで声と口の動きがずれたり、ゲームで操作音や効果音がずれたりします。

Bluetoothの音声コーデックには以下のものがあります。

音声コーデック 遅延時間
SBC 0.17~0. 27秒
AAC 0.09~0.15秒
aptX 0.06~0.08秒
aptX LL(Low Latency) 0.04秒以下

遅延・音質に関してざっくりと以下のような関係。

低音質・高遅延  SBC < AAC < aptX < aptX LL ~  高音質・低遅延

「SBC」は標準で全てのBluetoothオーディオ機器が対応しているコーデックですが、音の遅延が大きく、映画や音楽MVでは体感できるほどの口の動きと声のズレがあります。

安いBluetooth機器では「SBC」のみに対応していることが多いですね。

「aptX」でも数値的には0.06~0.08秒程度のズレがありますが、体感ではほとんど分からないです。

音の遅延が少なさを求める場合は、「aptX」、「aptX LL」のコーデックに対応している製品を選ぶ必要があります。

特に「aptX LL」は最も遅延が少なく、テレビや動画視聴、ゲームに最適なコーデックです。

 

aptX以上に対応したワイヤレスイヤホン9製品

それでは、aptX、aptX LLに対応した低遅延のワイヤレス(Bluetooth)イヤホンを紹介していきます。

 

Anker Soundcore Life P2

対応コーデック SBC、AAC、aptX
防水性能 IPX7
ドライバー口径 6mm
連続再生時間 最大40時間
充電時間 -
参考価格 4,999円

モバイルバッテリーや充電器などでも有名なAnkerから出ているワイヤレスイヤホンです。

連続再生時間が約40時間(イヤホン本体は満充電で最大7時間使用可)と非常に長くなっています。

防水性能もIPX7と高く、風呂場などでも安心して使用できます。

後継モデルの「Soundcore Life P3」には周囲の雑音を低減するノイズキャンセリング機能が付きますが、aptXには対応していないようです。

 

TaoTronics(タオトロニクス) SoundLiberty97

対応コーデック SBC、AAC、aptX
防水性能 IPX8
ドライバー口径 6mm
連続再生時間 最大36時間
充電時間 1~2時間
参考価格 4,680円

「TaoTronics」は中国深センに本社を置くSUNVALLEYグループのオーディオ・家電のブランドです。

同社は、他にもモバイルバッテリーの「RAVPower」やスマート家電の「VAVA」などのブランドも展開しています。

本製品は防水規格の最高レベルであるIPX8に対応しています。IPX8は一定時間水没しても内部に浸水せず使用することができる基準と言われています。

また、通話時のノイズキャンセリング機能がついています。

 

JVC HA-A11T

対応コーデック SBC、aptX
防水性能 IPX5
ドライバー口径 5.8mm
連続再生時間 イヤホン:約8時間、充電ケース:約20時間
充電時間 イヤホン:約2時間、充電ケース:約3時間
参考価格 4,990円

JVCは神奈川県横浜市に本社を置くJVCケンウッドのオーディオ機器ブランドです。

本製品はイヤホン本体とケースを合わせると連続再生時間は最大28時間にもなります。これは、従来モデルHA-A10Tの約2倍の時間です。

また、外音取り込み機能があるので、音楽を聴きながらでも車の接近音に気付けたり、声を掛けられたときに反応できたりというメリットもあります。

この製品は私も使用していますが、aptX対応なのでラグもほとんどなく、とても気に入っています。

関連記事:【レビュー】JVC HA-A11T|28時間の長時間再生&低遅延のコスパに優れたワイヤレスイヤホン! 

 

エレコム LBT-RH1000

対応コーデック SBC、AAC、aptX、aptX LL
防水性能 -
ドライバー口径 10mm
連続再生時間 約4.5時間
充電時間 約2時間
参考価格 3,300円

本製品は左右一体型のワイヤレスイヤホンです。

最も低遅延なコーデックであるaptX LLに対応しているため、テレビやゲーム利用にも最適です。

aptX LL対応ながらエレコム製品らしく低価格なのも特徴ですね。

カラーによって価格が異なりますが、ホワイトが一番安いです。

また、BASSブースト機能を搭載していて、好みに合わせて低音を増強させられます。

連続再生時間が短いのがデメリットです。

 

PALOVUE ワイヤレスイヤホン SportSound

対応コーデック SBC、aptX
防水性能 IPX5
ドライバー口径 13mm
連続再生時間 最大24時間
充電時間 -
参考価格 3,700円

PALOVUEは中国深センに本社を置くFoneric Technologyという会社が展開するオーディオ機器のブランドのようです。

本製品は耳掛けタイプのワイヤレスイヤホンです。

インナーイヤー型やカナル型とは違って、動き回っても脱落しにくいので、ジョギングや自転車に乗りながらの使用に向いていると言えます。

 

YAMAHA(ヤマハ) TW-E3B

対応コーデック SBC、AAC、aptX
防水性能 IPX5
ドライバー口径 6mm
連続再生時間 最大24時間
充電時間 約2時間
参考価格 6,000円

音響機器メーカーYAMAHAの完全ワイヤレスイヤホンです。

イヤホン本体とケースにあるYAMAHAの音叉マークがカッコ良く、所有欲を満たしてくれそうです。

カラーバリエーションも豊富で6色から選べます。

音量に合わせて、音のバランスが最適になるように補正してくれるヤマハ独自の「リスニングケア」機能を搭載しています。

 

radius(ラディウス) HP-NX30BT 

対応コーデック SBC、AAC、aptX、aptX LL
防水性能 IPX4
ドライバー口径 11mm
連続再生時間 最大9時間
充電時間 約2時間
参考価格 6,900円

radius(ラディウス)は東京都に本社がある日本の音響機器、PC周辺機器メーカーです。

音ズレが最も少ない低遅延コーデックのaptX LLに対応しています。

マルチペアリングはもちろんのこと、マルチポイントにも対応しているため、音楽再生用のPCと通話用のスマホと同時接続といったことができます。

 

JPRiDE(ジェイピーライド) TWS-X

対応コーデック SBC、AAC、aptX
防水性能 IPX5
ドライバー口径 -
連続再生時間 約20時間~
充電時間 約2時間
参考価格 2,980円

JPRiDE(ジェイピー・ライド)は日本の会社であるエムピートレーディングが展開しているオーディオ機器のブランドです。

「本当に欲しいと思える商品ができたときにしか発売しない」ということをブランドポリシーとしているようです。

コンパクトなつくりとなっていて、充電ケースがポケットに入る程小さいのが特徴です。

上位モデルの「Premium TWS-520 MK2」もあります。

 

Glazata ネックバンド型スポーツイヤホン

対応コーデック SBC、AAC、aptX、aptX LL、aptX HD
防水性能 IPX5
ドライバー口径 -
連続再生時間 約24時間
充電時間 約2時間
参考価格 3,980円

Glazataは定かではありませんが、もともと日本生まれのブランドで現在は中国メーカーのブランドのようです。

本製品はネックバンド型のワイヤレスイヤホンです。

対応コーデックが豊富で、最も低遅延のaptX LLだけでなく、ハイレゾ相当の音楽再生ができる高音質コーデックaptX HD(遅延は大きい)にも対応しています。

 
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まとめ

低遅延コーデックであるaptX,aptX LLに対応するワイヤレスイヤホン9製品を紹介しました。

Bluetoothイヤホンで音ズレが気になる場合は、最低でもaptX対応の製品にしたいところです。

aptX LLが最も低遅延ですが、個人的には映画鑑賞や音楽のライブ映像を見るレベルであれば、aptXでも全然遅延は気にならないと思います。

 

※追記:2022年12月に新発売された「SOUNDPEATSのCapsule3 Pro」も個人的には超おすすめです。

aptXには対応していませんが、ゲーム(低遅延)モードを使えば、aptXよりも低遅延になります。

クーポンを使えば6,000円ちょっとで購入できるのですが、音質(特に低音)が低価格帯のイヤホンと思えないほど良く、かなりの高コスパモデルです。

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