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【SOUNDPEATS Breezy・レビュー】低音の迫力満点 オープンイヤー型としてコスパ最強!

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今回は、SOUNDPEATSのオープンイヤー型イヤホン「Breezy」のレビューをお届けします。

オープンイヤー型イヤホンはカナル型イヤホンのように耳を密閉しないので、低音域が物足りなそうなイメージがありますが、Breezyはオープンイヤー型でありながら迫力ある低音域を提供してくれます。

本製品の魅力を最初に言っておくと、

  • オープンイヤー型なのに、まったく不足のない低音がでる
  • イヤーフックが角度調整が可能で、装着感が抜群
  • 低価格なのにマルチポイント接続対応

です!

SOUNDPEATS Breezyを実際に使ってみて感じたメリット・デメリット含めてレビューしていきます。

 

SOUNDPEATS Breezyの基本スペック

通信方式 Bluetooth Ver.5.4
対応コーデック SBC、AAC

ドライバー方式

12mmダイナミックドライバー
重量(実測値) 約8.4g(イヤホン片側) 約45.5g(ケース)
防水規格 IPX4
充電ポート USB Type-C
ワイヤレス充電 ×
ANCノイズキャンセリング ×
マルチポイント対応
ゲーム(低遅延)モード
最大再生時間 イヤホン単体:10h、ケース込み:40h
通常価格 6,680円

低価格でありながら、マルチポイント接続に対応しています。

イヤホン単体で最大10時間再生可能というのも大きなポイントですね。仕事中などに充電なしで余裕でつけっぱなしにできる容量です。

通常価格は6,680円ですが、SOUNDPEATS製品はセールで安くなっていることが多いです。本製品もセールで5,000 円台半ばになっていることがあるので、非常にコスパがよいです。

 

SOUNDPEATS Breezyの外観・機能について

パッケージ内容を見ていきます。

外箱は横開きタイプ。内側にイヤホンの画像とメッセージがあって本を開いたかのようなおしゃれな印象を受けます。

パッケージ内容は以下の通り。

  • イヤホン本体、充電ケース
  • 取扱説明書(日本語対応)
  • 充電ケーブル(Type-A to Type-C)
  • おまけのシール(SOUNDPEATSのキャラクターっぽい)

オープンイヤー型なので、イヤーピースはありません。

ケースにはSOUNDPEATSのロゴが大きく入っています。

ロゴ部分は迷彩柄のような模様の表面処理がされています。見る角度によって光が反射してキラキラするので、非常に質感が高く感じられます。

充電ポートはもちろんType-C。

ケースのLEDインジケーターは以下の状態を示します。

Type-Cケーブルで充電中
20%未満  で点滅
20%~69%  で点滅
70%~99%  で点滅
100%  で点灯
バッテリー残量
100%~50%  で点灯
49%~10%  で点灯
10%未満  で点灯

緑になると充電に余力があって、オレンジに近づくと残量が少ないという表示なので直感的で分かりやすいですね。

ケースを開くとこのような感じでイヤホン本体が収まっています。

Breezyのイヤーフックは可動式なので、SOUNDPEATS GoFree2と比べてもコンパクトにケースに収まります。

イヤホン本体の外観はこんな感じ。イヤホン自体にも迷彩調の模様が施されていて、質感高く見えますね。

イヤーフックはゴムのようにやや柔らかい材質なので耳当たりもいいです。

充電ケースは45.5g。

イヤホンは片側8.4g。

同じくSOUNDPEATSのオープンイヤー型イヤホン「GoFree2」との比較。サイズ感はほぼ同じですが、Breezyはイヤーフックの角度を調整できるので、スピーカーの位置をより個々の耳にフィットさせることができます。

イヤーフックを閉じた状態と最大まで開いた状態の比較ですが、このくらいの可動域があります。

イヤホン左右の真ん中付近(赤丸部)をタップすることで以下の操作ができます。

  • 再生/一時停止:左右どちらかをダブルタップ
  • 音量-:左側を1回タップ
  • 音量+:右側を1回タップ
  • 曲送り:右側を約1.5秒長押し
  • 曲戻し:左側を約1.5秒長押し
  • 電話を受ける/切る:左右どちらかをダブルタップ
  • 受信拒否:左右どちらかを約1.5秒長押し
  • 通話切替:(通話中)左右どちらかを約1.5秒長押し
  • 手動でペアリング:左右どちらかを約6秒ほど長押し
  • 音声アシスタント機能を起動:右側を3回タップ
  • モード切替(ゲーム/ムービー/ノーマル):左側を3回タップ
  • 電源オン:タッチボタンを約1.5秒長押し
  • 電源オフ:タッチボタンを約10秒長押し

曲戻しができるのが地味に便利ですね。

 

SOUNDPEATS Breezyの使用感レビュー

それでは、「Breezy」の使用感を、同ブランドの「GoFree2」との比較を交えながらレビューしていきます。

想像以上の低音の迫力がある!

Breezyは耳をふさがないオープンイヤー型イヤホンなので、構造的に低音域が不利なように思えますが、本製品は十分すぎるほどの低音が出ます。

カナル型イヤホンと同じくらいの低音が出ているじゃないかと思うほどで、特に低音域に関しては、GoFree2よりも強めに設計されている印象です。

一方で、中高音域の解像度はGoFree2のほうが優れていると感じました。Breezyは全体的に低音重視のチューニングがされているようで、低音の迫力を求める方にぴったりだと思います。

注意点としては、スピーカーの位置が悪いと音がスカスカに聞こえてしまうことがあるので、イヤーフックの角度を調整して、自分にあった位置にしっかりとフィットさせることが大事です。

 

映画鑑賞のときに新機能ムービーモードが面白い

Breezyには従来のSOUNDPEATS製品にはなかった機能「ムービーモード」が追加されています。

名前の通り、映画を見るときなどに疑似的なサラウンド効果を演出して、臨場感を高めてくれるモードです。

本格的なサラウンドシステムほどの効果は期待できませんが、通常モードと比べて臨場感が増すので、映画や動画がより没入感のあるものになって面白いです。

イヤホンの左側を3回タップすることで「ノーマルモード⇒ゲームモード⇒ムービーモード」を順番に切替できます。専用アプリ「PeatsAudio」からでも設定できます。

 

マルチポイント接続は本当に便利!

Breezyは低価格帯のイヤホンなのにも関わらず、マルチポイントに対応しているのが非常に魅力的。

マルチポイントとは、2つのデバイスにに同時接続できる機能のこと。

イメージしづらいと思うので具体的な使用例を挙げると、次のようなシチュエーションで・・

  • PCで作業しながらPCアプリのSpotifyで音楽を聴いている。
  • 作業を終え、夕食を作るためにキッチンに移動。
  • キッチンに置いたタブレットでYouTube動画を見ながら夕食準備をしたい

マルチポイント接続対応のBreezyであれば、

  1. PCでSpotifyの再生停止ボタンを押す(または、Breezyのタップ操作で再生停止)
  2. タブレットで動画再生ボタンを押す

これだけで、イヤホンの再生元がPC→タブレットにシームレスに切り替わります。

BreezyがPCとタブレットのどちらから音が出てもいいようにスタンバっているようなイメージです。

正直便利すぎて、一度マルチポイント対応のイヤホンに慣れると、非対応のイヤホンには戻れなくなるほどです。

 

オープンイヤー型の強み:長時間使用しても疲れない!

オープンイヤー型イヤホンは耳にフックを掛けるだけの装着で、長時間使用しても疲れが出にくいのが最大のメリットです。

実際に使用しても、耳にかけていることを忘れるくらいの軽い着け心地でした。

カナル型のように耳の穴を密閉しないので、閉塞感がないですし、長時間使用しても耳がムレたり、かゆくなったりしにくいのも特徴です。

個人的にはカナル型で長時間耳を塞いでいると眠くなってしまいますが、オープンイヤー型であれば何も装着していないとき同様眠くなることはないので、その点でもオープンイヤー型はいいなと思います。

最近はオープンイヤー型イヤホンの人気が高まってきていますね。

耳に密着しないオープンイヤー型は音質面で不利なイメージがありましたが、Breezyをはじめ、カナル型にも引けを取らない音質になってきているので、オープンイヤー型という選択肢はおおいにアリだと思いました。

 

きになった点:ケースがやや開けにくい

ひとつだけ気になった点を。

この充電ケースは開口部が薄く、切り欠き部分が小さいので、指を引っ掛けにくくなっています。さらに表面がシボ加工なしの滑りやすい樹脂なので、開ける際にツルっと指が滑りやすいです。

実際に何度か開けようとした拍子に滑ってケースを落としそうになったことがありました。

もう少し切り欠きを大きくするなど、開けやすい設計になればより使いやすくなると感じました。

 

まとめ:長時間使用に向く高コスパイヤホン!

SOUNDPEATSのオープンイヤー型イヤホン「Breezy」のレビューをお届けしました。

オープンイヤー型ならではの快適な装着感と、迫力のある低音を両立した高コスパなイヤホンでした。

イヤーフックの角度が調整可能なので、フィット感も良好でした。

低価格帯なのにマルチポイント接続に対応しているのも見逃せないポイントです。

音質を犠牲にせずに長時間使用が快適なイヤホンを探している人におすすめの一台です!  

 

 

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