先日ワイヤレスイヤホンを購入しました。
いろいろ悩んだ結果選んだのは、JVCのワイヤレスイヤホン 「HA-A11T」です。
結論から言うと本製品は、
- 1回の充電で実質28時間の長時間再生ができる
- aptXのコーデックに対応していて低遅延・高音質
- コスパ良し
で、非常に気に入っていています。
今回の記事ではワイヤレスイヤホン JVC HA-A11Tについてレビューします。
JVC HA-A11Tを選んだ理由
以前、ダイソーの500円のワイヤレスイヤホンを購入していましたが、音質が悪いし、バッテリー残量が少なくなったときの警告音が大きすぎてビックリすることが不満でした。
参考:ダイソーで買った500円のワイヤレスイヤホンのレビュー←おすすめしない
そこで、新しいワイヤレスイヤホンを探していたのですが、
- 左右独立の完全ワイヤレスイヤホン
- 遅延の少ないaptXに対応している
- 価格5000円程度
を条件にいろいろと物色していました。
その条件にマッチしたのがJVCのHA-A11Tですね。
また、日本のメーカーであることも決め手の一つとなりました。せっかくお金を落とすのなら日本のメーカーがいいなとそのとき思っていたんですね。
参考:【5000円以下】 日本メーカーのワイヤレスイヤホン8製品を紹介【国内メーカー品】
JVC HA-A11Tの外観・機能
内容物は以下の通りです。
- イヤホン本体
- 充電ケース
- 充電用micro USBケーブル
- イヤーピース(S,M,L)
- 取扱説明書
充電ケースはこのようになっています。
イヤホンの形に合わせて形状がえぐられており、イヤホンを近づけるとマグネットでカチンと嵌るようになっています。マグネットのおかげでケースを逆さまにしてもイヤホンが落ちないので、意図せぬ紛失等を防げそうですね。
充電ケースのサイズはだいたい卵と同じくらいでコンパクトなので、カバンに余裕で入ります。ズボンのポケットに入れるには大きいですね。
イヤホン本体の外観。プラスチック感はありますが、軽量でスタイリッシュな見た目です。
充電用の端子はmicro USBとなっています。Type-Cじゃないのがちょっと残念です。
ただ、後述しますが、HA-A11Tは1回の充電で28時間使用できるので、充電の頻度が低くそこまで悪影響はないかなと思います。
付属の充電用ケーブルの長さは約30cmです。
JVC HA-A11Tのおおまかなスペックは以下の通りです。
メーカー | JVCケンウッド(神奈川県横浜市) |
---|---|
型名 | HA-A11T |
再生周波数帯域 | 20Hz – 20,000Hz |
ドライバサイズ | 5.8mm |
通信方式/出力 | Bluetooth®標準規格 Ver.5.1 Power Class1 |
対応コーデック | SBC、aptX |
防水・防塵性能 | IPX5 |
外音取り込み | 対応 |
ノイズキャンセリング | 非対応 |
電池持続時間 | イヤホン:8時間、充電ケース:20時間 |
充電時間 | イヤホン:2時間、充電ケース:3時間 |
質量 | イヤホン:約5.2g、充電ケース:約46g |
JVC HA-A11Tの特徴・気に入っている点
実際に使用した感想を踏まえた、JVC HA-A11Tの特徴・気に入っている点は以下の通りです。
- ワイヤレスイヤホンが初めてでも使いやすい
- 1回の充電で28時間の長時間再生が可能
- コーデック「aptX」に対応していて遅延が少ない
- ダイソーの500円のワイヤレスイヤホンと音質が雲泥の差
- 5000円で購入できてコスパが良い
それぞれ説明していきます。
ワイヤレスイヤホンが初めてでも使いやすい
イヤホンジャックに差し込むだけで使える有線イヤホンと違って、Bluetooth接続のワイヤレスイヤホンは設定やら起動が面倒くさそうなイメージがありました。
ただ、本製品は一度ペアリングした後は、充電ケースからイヤホンを取り出したら自動で電源ON&ワイヤレス接続してくれるので、非常にスムーズに使用することができます。
使用後は充電ケースにイヤホンを格納すれば自動的に電源が切れるので、いちいちボタンを押して電源ON/OFFをする必要がありません。
この機能は地味に便利です。
また、左右のイヤホン本体にそれぞれボタンがついていて、音量調整・再生/一時停止・外音聞き取り・曲送り/曲戻しができるようになっています。
ボタンは少し浮き上がっているので、触っただけで分かりますし、クリック感も適度で軽すぎることもないので、誤作動してしまうこともありません。
1回の充電で28時間の長時間再生が可能
HA-A11Tの大きな特徴の一つなのですが、1回の充電でなんと最大28時間再生が可能です。
フル充電しておくことで、
- イヤホン本体で約8時間の連続再生が可能
- 充電ケースで約20時間(8時間×2.5回)充電が可能
となります。
イヤホン本体の連続使用は8時間ですが、ケースに格納すれば充電が開始されます。
イヤホンを装着して8時間以上音楽や通話をし続けるという人はそんなにいないと思うので、実質1回フル充電しておけば、28時間分は使用できるということですね。
イヤホン本体だけでも8時間の連続再生が可能なので、仕事や作業中に長時間つけっぱなしにする場合でも充電切れを心配する必要がありませんね。
実際に私も使ってみて、充電切れになって途中で使えなくなった経験がありません。
また、充電ケースにLEDの残量インジケーターがあるので、後どのくらいバッテリー残量があるのかが直感的に分かります。
コーデック「aptX」に対応していて遅延が少ない
ワイヤレスイヤホンは対応しているコーデックによって音質や遅延の時間が変わります。
ざっくりと↑のような関係になります。
比較的安めのワイヤレスイヤホンが対応している「SBC」はやや遅延があるので、ミュージックビデオ等をみるときは、口の動きと音楽がずれて聞こえてきます。
HA-A11Tは安めの価格帯ですが、「aptX」のコーデックに対応しています。
YouTubeでMVなどを見ても、口の動きとのズレはほとんどないと言えるぐらいの低遅延です。
リーズナブルな価格帯のワイヤレスイヤホンなのに、「aptX」に対応しているのでコスパに優れていますね。
ダイソーの500円のワイヤレスイヤホンと音質が雲泥の差
ダイソーの製品と比較すること自体がおかしいかもしれませんが、音質は雲泥の差です。
ダイソーの500円のワイヤレスイヤホンはモノラルですし、音質がラジオみたいで音楽を聴くのには適さない感じでした。
参考:ダイソーで買った500円のワイヤレスイヤホンのレビュー←おすすめしない
それと比較すると音の解像度が断然に高く、クリアに聞こえます。
ヘッドホンと比べると低音は物足りなく感じますが、イヤホンにそこまでの重低音を求めていないので個人的には十分です。
5000円で購入できてコスパが良い
- 連続使用時間が長い(最大28時間)
- 遅延の少ないaptXに対応している
- 音質も十分満足できる程よい
以上の条件を満足していて、5000円程で購入できるのでコスパが良いと感じます。
他にもボタンのワンタッチで外の音を取り込めたり、ハンズフリー通話に対応していたりと必要な機能は揃っています。
防水性能はIP5Xのため、汗や突然の雨、水の掛かる環境等でも問題なく使用できます。
また、BluetoothはClass1に対応しているので、音源から100m離れていても無線通信できます(そんなシチュエーションはあまりなさそうですが・・)。
まとめ
ワイヤレスイヤホン「JVC HA-A11T」についてレビューしました。
28時間の長時間再生ができる&aptXに対応していて低遅延・高音質にも関わらず、リーズナブルな価格なので、非常に満足度が高いです。
仕事中や作業中など、結構ヘビーに使用していますが、これといった不満もなく、購入してよかったと思っています。
以下のような人には特におすすめできると思います。
- 仕事中などに音楽・通話で長時間使用するシチュエーションがある人
- 遅延が少ない且つ低価格のワイヤレスイヤホンを求めている人
- ワイヤレスイヤホン初心者でどれが良いか迷っている
※追記:2022年12月に新発売された「SOUNDPEATSのCapsule3 Pro」も個人的には超おすすめです。
クーポンを使えば6,176円で購入できるのですが、音質(特に低音)はJVC HA-A11Tを大幅に上回り、ノイキャンまでついています。かなりの高コスパモデルです。