とりあえず車を楽しむ

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【原因・治し方】スバル 6速MTのプルリングが戻らない症状について

 

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スバルの6速MT車はバックギアに入れるときは、シフトノブ下のプルリング(リバースリング)を上に引き上げた状態で6速の横にシフト操作することで入ります。バックギアからニュートラルにシフト操作すれば、通常、プルリングは自動的に下に戻ります。

 

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バックギアに入れた後、このプルリングがニュートラルにしても戻らなくなる症状があるようです。ネット検索すると同じような書き込みを見つけることができます。

私も先日、プルリングが戻らなくなる症状にあいましたので、そのときの症状と治し方について書きます。インプレッサ、WRX STIなどにも当てはまると思います。

ある日プルリングが戻らなくなった

先日、レガシィを修理見積りのためディーラーに預けました。見積もりが終わり、レガシィが戻ってきてから、自宅駐車場にバック駐車したところ違和感がありました。リバースギアに入れるときに何か引っ掛かりを感じたのです。

んっ?と思いながらもバックして駐車を終えてリバースギアからニュートラルに入れたところ、いつも聞こえる「パチっ」というプルリングが戻る音が聞こえません。

プルリングを見ると、上に引き上がったままであることに気が付きました。

そのときは何度かバックギア⇔ニュートラルを繰り返しているうちに、プルリングが戻りました。

走行に支障はないが、危険性がある

次の日からもバックギアに入れるときは引っ掛かりを感じ、バックギアからニュートラルに戻してもプルリングが戻らない症状が発生しました。その度に、他のギアにがちゃがちゃシフト操作を繰り返すことで、プルリングは戻りました。

プルリングは一応戻らせることができるので、走行に支障はなかったですが、バックギアに入れる度に、がちゃがちゃといろんなギアに入れてプルリングを戻すのは面倒です。

シフトノブをがちゃがちゃとしていると、車外でもカチャ、カチャという音が聞こえるので、少し恥ずかしくもあります。

また、プルリングが下に戻っていない状態でも他のギアには問題なく入るので、プルリングが戻っていないのに気が付かずに走行して、6速に入れるときに誤ってリバースギアに入ってしまうと大変なことになります。

ディーラーで車を預けてから発生した症状なので、ディーラーに見てもらうことにしました。

プルリングが戻らない原因と治し方

結論から言うと、プルリングが戻らなくなった原因はシフトノブの締めすぎでした。

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シフトノブの裏側

レガシィ(に限りませんが)のシフトレバーにはシフトノブ取り付け用のネジが切られていて、シフトノブをくるくる回すことで取り付け、取り外しができるようになっています。

シフトノブを取り付けるときは時計回りに回し、シフトノブが緩まない程度に締めます。

シフトノブのネジは、これ以上回らないかなという位置まで締めた後も、力を入れればまだ回ります。

なので、まだ回るからとシフトノブをきつく締めすぎると、プルリングが戻らなくなる症状が発生するようです。何らかの干渉が起きてプルリングが戻らなくなるのだと思いますが、詳しい仕組みは分かりません。

ディーラーで聞いた話だと、サーキット走行する人で、シフト操作時にノブがずれるのを嫌って締めすぎる人なんかは、この症状が出ることがあるようです。

治し方は簡単でシフトノブを反時計回りに回して緩めてやれば、治ります。

 

私のレガシィの場合は、ディーラーでエアコンの異音を見てもらっていたので、エアコンパネル周りを分解する際にシフトノブを外して、取り付けるときに締めすぎたため、プルリングが戻らなくなったのだと推測しています。

必ずしもシフトノブの締めすぎが原因とは限りませんが、プルリングが戻らずに困っている人は一度試してみてください。

プルリングが本当に戻らなくなるのか検証

締めすぎによって、プルリングが戻らなくなるというのには、半信半疑なところがあったので、実際に自分の車で本当にプルリングが戻らなくなるのか検証してみました。

ちょうどいい締め具合から締め増していきました。1回転ずつ締め増し、バックギアに入れてみてというのを繰り返しました。

すると、4回転程してバックギアに入れてみると、少し引っ掛かりのようなものを感じました。何回かバックギアにいれるのを繰り返してみると、

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見事にプルリングが戻らなくなりました。これで、シフトノブを締めすぎるとプルリングが戻らなくなることが立証されました。

 

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締めすぎた状態の方は正常な状態と比べると、シフトノブとプルリングの隙間がやや狭いことが分かると思います。

シフトノブを適度に締めれば、シフトレバーの長さをほんのわずかですが、短くできるということでもあります。

まとめ

シフトノブを交換したり、シフトノブを外す必要のある作業をした後に、プルリングが戻らなくなる症状が出たら、シフトノブの締めすぎである可能性がありますので、一度シフトノブを反時計方向に回して、緩めてみると良いかもしれません。