以前、BLレガシィのブレーキパッドを交換しました。中古購入の車であったので、ブレーキパッドは純正品なのかそれとも社外品なのか気になって確認したところ、見慣れぬマークが刻まれていました。残念ながら写真を撮っていなかったのですが、ブレーキキャリパーにも同様のマークがあるので、そちらを載せます。
このV字っぽくも見えるマークです。ブレーキキャリパーにはトキコの文字が書かれているので、当初このマークはトキコのエンブレムだと思っていました。
しかし、トキコのHPなどを見てもこのエンブレムは見つからず、外したブレーキパッドの素性(純正品か社外品ならどこのメーカーのものか)が知りたかったのですが、外したブレーキパッドにはこのマークしか書かれていないので、純正品なのか社外品なのか分かりませんでした。
それでつい最近知ったのですが、このマークは富士重工業(現:SUBARU)の社章で「マルフ」と呼ばれるようです。見た目そのままで、〇に富士重工業の「フ」と書いてマルフです。
1954年~2003年まで使われていたようです。スバルのエンブレムと言えば☆がいっぱいの「六連星」ですが、こんなマークがあったとは知りませんでした。
以前外したブレーキパッドは製造メーカーまでは分からないものの純正品だったようです。
なんか疑問が解決し、スッキリしたのでブログの記事にしました。
ちなみに純正品のクラッチディスクにも部品番号の横にこのマルフマークが書かれていました。
※追記
BLレガシィのドアガラスを確認したところマルフのマークがありました。
2017年4月1日に富士重工業株式会社から株式会社SUBARUへ社名変更となったので、マルフマークは今後使われることはないのでしょうか。
この記事を書く際に調べていて気付いたのですが、スバルのエンブレム「六連星」は「むつらぼし」と読むそうですね。私は「ろくれんぼし」だと思っていました。恥ずかしい思いをする前に気付けて良かったです。