先日ショッピングセンターに行ったとき、GRスープラの展示車を見掛けました。スープラの展示車が置いてあるとは知らなかったので、偶然にも実車を見ることができました。
実車を見るのは初めてで、特にスープラファンとかではないし、私は往年のスープラを良く知らないですが、普通にかっこいいなという感想を持ちました。
新型スープラは外観の詳細が公開されたときからデザインについて賛否両論の声があったと思います。
「ダサい」「ごてごてしてる」「これはスープラじゃない」などなど・・・
トヨタ車は新型車が出るとデザインに関しては特に厳しい目が向けられますね。
【ボディサイズ】
新型スープラ(A90型)全長×全幅×全高=4380mm×1865mm×1295mm
先代スープラ(A80型)全長×全幅×全高=4520mm×1810mm×1275mm
個人的にはボディフォルムやヘッドライトのあたりなどに先代スープラの面影があり、中身がBMWだとしてもスープラと名乗ることについて違和感はありません。
スープラの展示車を見た時の第一印象は「でかいな」でした。写真で見るだけだとコンパクトに見えたので尚更そう感じました。全長は短いですが、全幅が1865mmもあるので、かなりワイドで迫力があります。
実車を見ると写真と違って、デザインの細部よりも全体的なフォルムにまず目がいくので、ワイドでボンネットが長く低い、まさにスポーツカーのスタイルで純粋にかっこいいと思いました。
リアフェンダーの張り出しがすごいです。筋骨隆々の太ももみたいです。
リアビュー。張り出したリアフェンダーに対してキャビンが絞られた形状なので写真で見ると、シルエットにどことなくUFO感があります。
サイドビュー。86と比べるとボンネットなど、ボディ上下方向の厚みがあるなという印象でした。ロングノーズ・ショートデッキのスポーツカーらしいスタイルです。
意味の分からない表現かもしれないですが、このスープラのように低いけど先端まで厚みのある長いボンネットって個人的に好きです。
(上)スープラ 引用元:https://motor-fan.jp
(下)86 引用元:https://gazoo.com
縮尺が同じではないですが、スープラと86とのサイドビューの比較
ドア後方についているエアアウトレットのような部分はダミーでした。
ルーフは真ん中が凹んで湾曲した形状です。空気抵抗を減らしつつも乗員の頭上空間を確保するためだそうで、ダブルバブルルーフっていうそうです。
プジョーRCZも似た形していますね。
トランク後端はリアスポイラーのような形状をしています。ダックテール形状です。
ノーズ先端部分の垂れ下がる感じがなんか86っぽい。
19インチホイール装着車なので、最上級グレードのRZだと思いますが、リアブレーキは片押しキャリパーなんですね。
車は写真で見るだけじゃ分からないですね。新型スープラも実物をみたときのワイドさ、ロングノーズ・ショートデッキなところがたまらないです。あと、リアフェンダーの存在感はなかなかのものです。