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レガシィ ウォッシャー液の勢いが弱い【その原因と対策について】

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先日、レガシィのウッシャー液を出そうとしたところ、明らかに噴射の勢いが悪いことに気付きました。

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左側しか写っていませんが、両方ともこんな感じです。ガラスの上まで水が届いていません。また、レガシィは拡散式のウォッシャーノズルがついていて霧状に液が散布されますが、全然拡散できていません。

ウォッシャー液が無くなってきたのかと思い、水を補充しましたが、勢いは悪いままです。むしろ段々と弱くなってきている気さえしました。

ウォッシャー液の出が悪かった原因

ネットで調べるとウォッシャー液の勢いが弱い原因としてノズルの詰まりが一番考えられるとのことでしたが、片方だけ勢いがないのならそう疑うこともできますが、左右両方とも同じくらいの勢いの弱さなので、違うかなと思っていました。

ウォッシャーホースが途中で切れていても勢いが弱くなることがあり、その場合はエンジンルーム内に水漏れしてびしょびしょになっているとのこと。

ウォッシャーを作動させた後にエンジンルームを確認すると、

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カウルトップ端のあたりを中心にやけに濡れています。(撮影時は晴れた日)

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近づいてよく見ると、カウルトップ端にあるウォッシャーホースと思しき部分に亀裂がはいっています。

 

水漏れの証拠を押さえるために、ウォッシャー液を出す瞬間を撮影しました。

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これは映像途中の静止画ですが、ホースが切れた場所から勢いよく水が漏れています。どうりでウォッシャーノズルからの勢いがないわけです。

 

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最初は防水テープを巻いて補修しようかと考えていましたが、経年劣化のためかホースの弾力がなく亀裂が日に日に大きくなっていたので、ホースごと交換することにしました。

 

ウォッシャーホースを部分交換

必要な道具の準備

ウォッシャーホース全部を交換するのは大変そうだし、お金も掛かりそうなので、切れている部分だけピンポイントで交換することにしました。

純正ホースの代用として使うのはホームセンターにある切り売りのシリコンチューブです。

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ー30℃から150℃まで使用可能とのこと。灼熱のエンジンルーム内でも大丈夫ですね。内径4mm・外径6mmのホース20cmを70円で購入しました。

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ホース継手も購入。138円

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古いホースの亀裂のある箇所を切って代わりにこのように継手をしたシリコンホースを繋ぐようにします。

 

ホース交換作業

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今回は青線の範囲のホースを取り換えます。 赤丸部はホースがL字のジョイントに被せてあるので、強く引っ張れば抜けます。

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古いホースの代わりに適度な長さに切ったシリコンホースを挿し、スタンバイしておきます。(後でもう少し長いシリコンホースに替えました)

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古いホースを引っ張り出して、亀裂のある部分が残らないようにホースを切断します。

 

ここで問題が発生。

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切断したら引っ張り出していた純正ホースが穴の中に引っ込んでしまいました。

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引っ込んだホースを救出するために、全体が写ってないですが、赤線部の樹脂カバーの部品を外します。クリップ3つでとまっています。2つは上の写真の赤丸部で、

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もう一つはここでゴムの部品と共止めになっています。

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クリップが3つ外れたら、多少コツはいりますが、矢印方向に引き抜きます。

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樹脂カバーが外れたら奥に引っ込んだ純正ホースが見えました。慎重に取り出します。(ホースにはコルゲートチューブが被せてありましたが、途中で外したのでこの写真ではついていません)

 

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一旦、左側のジョイントと繋いでいたシリコンチューブを外し、先に純正ホースとシリコンホースを継手で繋ぎ、念のためタイラップで外れないように固定します。(外してあったコルゲートチューブは元に戻しています)

 

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シリコンホースの長さを整えて反対側も繋ぎ作業完了です。私はやっていませんが、ボディに触れる箇所(赤丸部)にはコルゲートチューブを被せた方がいいと思います。走行中にボディに擦られてシリコンホースが切れてしまう可能性があります。

作業完了後、ウォッシャー液を出してみましたが、無事に霧状に勢いよく噴射されるようになりました。

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今回は純正ウォッシャーホースが切れた部分だけを交換しましたが、外したホースは経年劣化により弾性がなく、軽く潰しただけで亀裂が広がるような状態でした。おそらくホース全体が劣化していると思われるので、一部分だけを交換してもその場しのぎにしかならず、本当ならホース全部を交換した方がいいのかもしれません。

今回の件はウォッシャーは治ったもののBLレガシィの経年劣化が進行しているなあと思わざるを得ない出来事でした。

 

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