先日記事にしましたが、レガシィの不調改善を求めてピッチングストッパーを交換しました。CUSCOから出ている強化ピッチングストッパーへの交換です。
CUSCO 強化ピッチングストッパー
こちらは商品画像です。取り扱い説明書が同梱されています。
本体部分は重量増にも配慮したアルミ削り出し製ロッドとのことですが、樹脂製の純正/STI品と比べるとだいぶ重く感じます。
ボディ側にはゴムブッシュがあります。かなり硬いゴムで容量は小さめです。
エンジン側はリジッドマウントになります。
こちらはSTI強化品ですが、ボディ側、エンジン側ともにゴムブッシュが使われ、ゴムブッシュはある程度の容量があり、隙間などもあります。
比べてみるとCUSCOのピッチングストッパーの強化具合が分かると思います。
CUSCOピッチングストッパーの適応車種ですが、SUBARUの多くの車種に取り付けられるようですね。上の写真には載っていないですが、エクシーガにも適合します。
ピッチングストッパー取り付け
ピッチングストッパーの交換手順はこちらにも記載してるので省きます。
こちらは交換前のSTI強化品です。
CUSCO強化ピッチングストッパーへと交換しました。
締付けトルクはエンジン側が50N・m、ボディ側が58N・m。
上がSTIピッチングストッパー、下がCUSCOの強化ピッチングストッパーです。 CUSCOのピッチングストッパーはゴムブッシュが片側にしかありませんが、ゴムの容量が小さい上にゴムと思えないほど硬く、いかにも強化品という外観です。
これでエンジンの振動をちゃんと吸収できるのか心配になるくらいです。
ちなみに、STI品は樹脂製で頼りなさそうに見えるかもしれないですが、PA66-GF50という繊維強化樹脂製でかなりの強度がありそうです。軽くて、頑丈で、安い純正/STI品は優秀なのかもしれません。
装着後のレビュー
騒音・振動について
CUSCOの公式サイトに「本製品はダイレクトなトラクション性能を重視した製品の為、ノーマルと比べ走行時の音や振動などが増加する場合があります」との記載があるので気になっていた点です。
まず、エンジンを始動した瞬間に違いが分かりますが、車内に入ってくるセルの音が結構大きくなります。
車内に入ってくるエンジン音も大きくなりますが、今まで聞こえてこなかった音が車内に入ってくるようになりました。知識がないため何の音なのか説明できませんが、イメージ的にはエンジン始動中にエンジンルームを開けた時に聞こえる機械音が聞こえてくる感じ。
音に関してはそんなにうるさいというわけではなく、エンジン音がより聞こえるので好きな人は好きなんじゃないかと思います。
ただ、ファミリーユースの場合はクレームがくるかもしれません。上り坂でエンジン回転が高くなるときなどはちょっとうるさいかなと思います。長距離ドライブとかでも疲れの元になりそうな予感がします。
感覚的には純正品⇒STI品に変えたときよりも、今回のSTI品⇒CUSCO品に変えたときの方が、音の変化度合いは大きいです。
振動については体感できる変化はほとんどないです。
操縦性、アクセルの反応について
期待していた肝心の乗り心地や操縦性、アクセルのツキについてですが、残念なことに特に変化は感じられませんでした。
わずかにアクセルの反応は良くなった気がしますが、自分が求める改善には程遠いです。悪さをしているのは別の要因だったようです。
取り外したSTI品にも特に劣化などは見られず、私の見当違いだったようですね。
まとめ
レガシィのピッチングストッパーをSTI強化品からCUSCOの強化品へと交換しました。
車内に入ってくる音はそこそこ大きくなりますが、慣れれば問題ない程度だと思います。
一番期待していた乗り心地や操縦性、アクセルのツキの悪さについては効果は感じられませんでした。おそらく別の要因があるのだと思います。