とりあえず車を楽しむ

洗車した後など、車の調子がなぜか良くなることがたまにある件

※記事内のリンクには広告が含まれる場合があります。

原因不明の理由で乗り心地や操縦性などのドライバビリティが悪い私のレガシィ。

先日、ショックアブソーバーを交換しましたが、読みは外れ、改善には至りませんでした。

ショック交換すれば改善されるだろうという軽率な判断で、無駄に財布を軽くしてしまったことを正直後悔しています・・・。

 

以前として状態の悪いレガシィなんですが、たまに急に調子が良くなることがあります。

これまでに3回ほど経験しているのですが、ふらつきがなくなって直進性が上がり、アクセル、ステアリング、ブレーキ操作に対する車の揺れが小さくなり、全体的にシャキッとした乗り心地になります。

理由は不明なのですが、備忘録として調子がよくなったときのことを書いておきたいと思います。

ユーザー車検後

先日ユーザー車検を受けたのですが、検査場からの帰り道に明らかに車の調子が良いのです。

・ブレーキが効き始めるまでのペダルの踏みしろが浅くなった
⇒それまではペダルを結構深く踏み込まないとブレーキが効き始めず、運転しにくかったです。

・乗り心地がよくなった
⇒普段はちょっとした凹凸や傾斜にさえ反応して酷い突き上げやふらつきがありますが、路面をフラットに走るようになりました。

・クラッチミート・発進がしやすくなった
⇒アクセルをあおったときの反応がリニアではなく欲しいだけの回転数が上げられず、またクラッチのつながりが急なため、発進時のクラッチミートがしづらい状態だったのですが、共に素直な反応になり発進がしやすくなりました。

・操舵の重みが増した
⇒ステアリング操作時の重みが増えフラフラだった走りがどっしりしました。ステアリングを切ったときに重みを感じられ、ちょっとした操舵に対しても車が素直に反応するため、とてもフィールがよくなりました。真っすぐ走っているだけでも安定感が増しているのが分かりました。

 

ユーザー車検時のことをいろいろ遡って考えてみましたが、なぜ急に車の調子がよくなったのか分かりません。

車検を通したといっても、車検前に整備に出したりはしてませんし、ただ車検ラインを通過しながら検査されただけです。サイドスリップの調整すらしていません。

強いていつもと違うことを挙げるのなら、下回り検査時に車をぐらぐら揺らされたことぐらいです。

このときの調子が良かったのは車検後2日間くらいで、その後はいつもの悪い状態に戻りました。

 

他の人が車を動かした後

現在、車の乗り換えを考えて中古車屋を巡っているのですが、とある他県の中古車屋さんでお店の人が私のレガシィを敷地から少し離れた駐車場に移動させることがありました。

その後の帰り道でまた調子が良くなりました。

 

他県のお店なので高速移動をしましたが、行きは80km/h程の速度でもふらふらして、両手でハンドルをしっかり握らないと怖いくらいの不安定さでした。このときのふらふらは修正舵をあてても車が反応しないため、なす術がありませんでした。

ところが帰り道では、びたっと安定して走るようになり、行きより高い速度域でも不安定さはありませんでした。ハンドルにも重みが出て、路面にタイヤが接地している感覚がありました。ハンドルに片手を添えているだけで、リラックスして巡行することができました。

また、シフトダウン時に回転を合わせる際、行きの高速ではしっかり回転を合わせたつもりでもエンジンがガッタンと揺れてスムーズに繋がらないような感覚がありましたが、帰りの高速では回転がしっかり合い、変速ショックも出ずスムーズに繋がりました。

 

そういえば、お店の人は車を移動させる際にバックギアへの入れ方が分からなかったのか2回ほどエンストさせていたように思いますが、エンストさせると調子が良くなるのだろうか??

 

洗車した後

f:id:humidasu_1:20200825205039j:plain

先日、久しぶりにレガシィを洗車しました。 すると洗車後の帰り道に調子がよくなり、上述したことと同じようなことを感じています。

洗車をした後に調子が良くなることがあるのは前々から感じていて、走り出しがスムーズになったり、乗り心地が良くなったような気がしたりというのはありました。

この感覚は、洗車して身体が疲れた後に運転しているため、相対的に加速のスムーズさや乗り心地が良いように感じているのかなくらいに思っていましたが、どうやら洗車したら調子が良くなるのには理屈があるようです。

 

 Yahooニュースで見かけた↑の記事(ページが消えているようなのでリンクは削除済)によると、車体に帯電した静電気を放出して本来の走行性能を取り戻すというアルミテープチューンと同様に、洗車することによって水(H2O)が『+』の電子を洗い流すことで放電時と同じ状況になるみたいです。それで車の調子が良くなったように感じられるようです。


要するに洗車をすることでアルミテープチューンと同様の効果を生むようです。

ただ、走り始めると再び帯電するため、効果は一時的なようです。私も洗車した次の日には元の乗り心地に戻ってしまいました。

 

 アルミテープチューンを試していなかった

そういえば一時話題になっていたアルミテープチューンですが、まだ試していませんでした。上述した理屈によると、アルミテープを貼れば、洗車した後に調子が良くなったのと同様に、もしかしたら効果が得られるかもしれない。

これ以上お金を掛けないと決めていたレガシィですが、アルミテープは安いので試す価値ありと判断しました。

 ちなみに、 アルミテープと同様の効果を得られる「エアロスタビライジングボディコート」というコーティング剤がGR PARTSから出ているようですね。

 ※関連記事▼

 

おわりに

たまに調子がよくなるレガシィですが、その状態がずっと続いてくれればあと一年くらいは乗り続けてもいいかなと思えるのですが、なぜこういうことが起こるのか全く謎です。気のせいとかではなくて明らかに調子がいいんですよね。

調子がよくなったときは運転していて楽しさを感じ、まだ楽しかった頃のレガシィを思い出します。

アクセルを踏めば遅れなく反応して駆動が伝わる。アクセルを離せば遅れなくエンジンブレーキが掛かる。ふらふらせず真っすぐ走る。当たり前のことですが、普通に運転できることのありがたみを、ほんのひと時味わうことができます。

 

'