86の後期で話題になったアルミテープチューン。自分の車では試したことはありませんが、貼ってみて効果があったという声が多く見られますし、トヨタという大メーカーがわざわざコストを掛けて量産車に採用するくらいなので効果はあるのだとは思っていました。
いつかやってみようと思いつつも今までやってきませんでしたが、今回試してみることにしました。
アルミーテープチューンをやってみようと思ったきっかけは前回記事にしていますが、洗車後に調子が良くなると感じることがあることです。
これにはちゃんと理屈があって、洗車することによって水(H2O)が『+』の電子を洗い流すことで放電時と同じ状況になり、一時的にアルミテープを貼った時と同じ状態になるようです。
もしかしたら乗り心地・操縦性において調子のすこぶる悪いレガシィもアルミテープを貼れば本来の性能を取り戻せるのでは?
これ以上お金を掛けないと決めていたレガシィですが、アルミテープは大した値段ではないですし、車が変わっても使えるものなので試すことにしました。
購入したのは導電性のアルミテープです。こちらの製品は粘着剤が通電する材質のアルミ箔粘着テープです。
アルミテープの準備・貼り付け
アルミテープはエッジが多い程放電してくれ、より効果が出るみたいなので、先人方のやっている通りアルミテープをギザギザに切ります。
100均で購入したクラフトはさみを使います。
100均に置いていない場合はこういう商品もあります。
こんな感じでアルミテープをギザギザに切ることができます。このようなアルミテープを何セットもつくりました。
早速車に貼っていきます。アルミテープを貼る位置の定番はステアリングコラム下とフロントガラスの下のようです。
フロントガラス下は外から見えるので少しかっこ悪いですね。
その他にはエアクリーナーボックスや前後バンパーの4隅、ショックアブソーバーに貼り付けました。
アルミテープ貼り付けの効果は?
アルミテープを貼り付け終わったら早速試乗に出ます。
果たしてアルミテープチューンの効果は??
残念ながら効果は実感できませんでした。ちょっと乗り心地がよくなったかなとも思ったのですが、おそらくプラシーボ効果です。
結構期待を込めていたのでがっかり感はありますが、仕方ありませんね。
最近、調子が悪い原因としてエンジン・ミッションがぐらついているんじゃないかと思うことがあります。アクセルを踏んだときのどこかにパワーを食われているような感じや駆動が伝わるまでのタイムロスなどは、アクセルオンでエンジンが大きく捻じれているのでは?と。
突き上げの大きさやふらつきも重たいエンジン・ミッションがしっかり固定されず、左右上下に僅かに動いていることが悪影響を及ぼしているのでは?と。ただ、エンジン・ミッションマウントは新品の強化品に交換したばかりなので、的外れの可能性も高そうです。
他には足回りのブッシュ類のへたりの影響も大いにありそうです。
いずれにせよ、もうレガシィからの乗り換えを決意しているので、これ以上原因を追究する必要はなさそうです。