とりあえず車を楽しむ

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ステアリングギアボックスブッシュを交換してみた(純正⇒AVO製)その②【BLレガシィ】

前回の続きです。
ステアリングギアボックスブッシュを交換してみた(純正⇒AVO製)その①【BLレガシィ】

ステアリングギアボックスブッシュの交換手順(運転席側)

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続いて運転席側のブッシュ入れ替えをします。ステアリングギアボックスブッシュの交換はこの運転席側のブッシュ入れ替え作業がやや面倒なのです。運転席側は赤丸部分に円筒状のブッシュが圧入されていますが、これは手で引っ張って抜けるようなものではありません。

これを抜くための専用工具がAVOから出ていますが、お値段3,000円程。この作業のためだけに買うには少し高いので、先人方の知恵をお借りして専用工具を自作することに。(自作なんて書くと自分が作り出したみたいな表現ですが、先人方のブログに記載されていたものと同じようなものを準備しただけ(笑)) 

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【用意した物】
・M8×80mmのボルト 84円
・M8ワッシャ 5円
・M8フランジボルト 10円
・30mmソケット 698円(高さは参考として記載)

M8×80mmボルトの右にあるのはM8×90mmのボルトで、たった10mmの差ですがクロスメンバーと干渉するため使えませんでした。70mmだと少し短いかもしれません。

また、30mmソケットではなく、より安い塩ビパイプを使う方法もあるようですが、ホームセンターにちょうどいいサイズがなかったためソケットにしました。

自作工具は下記のように組み合わせます。

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上図のイメージでブッシュに対してセットします。ボルトを締める方向に回すことでフランジナットがブッシュをソケットの中に押し込んでくれるわけです。(ちなみにこれは専用工具を使った場合の図ですが、同じ構成なので参考までに)

 

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自作工具を使ってブッシュを抜いていきますが、前回の記事に書いた通り、ステアリングギアボックスをある程度下に引き下げていないと、上の写真のように赤枠の空間が狭く、作業は困難です。

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ステアリングギアボックスを引き下げることでこのくらいの空間ができます。

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自作工具をこのようにセットします。片手で下側からボルトとソケットを差し込み、上から出てきたネジにもう一方の手でナットを掛ける感じ。狭い上にナットは見えにくいので手先の器用さが問われます。

そしてナットを手で動かなくなるまで回し、下側のボルトをレンチを使って締めていきます。そうしたらナットがブッシュをソケット内に押し出してくれるはずですが、私の場合、ナットがボルトと共回りしてブッシュを押し出してくれませんでした

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ブッシュとフランジナットの接するところの摩擦が足りなかったのか噛み合っておらず、ボルトと一緒にナットが回ってしまうのです。上側の空間は狭く、ナットの共回りを防ぐための工具はかけられないのでしばらく悩みました。

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そこで活躍したのが、この100均の小さい先曲がりラジオペンチ。これでナットをつまんで回らないようにしながらボルトを締めました。するとナットが共回りすることなく、少しずつブッシュを下に押し出しているのが分かりました。

 

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 このようにソケットの中にブッシュが入っていきます。ある程度ブッシュが押し出されたら強引に揺すりながら自作工具ごと引っこ抜くことができます。この瞬間が一番気持ちいいですね。

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新旧比較 。AVO製はブッシュ上下と金属カラーが分割式となっています。

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古いブッシュを抜いた場所に新しいブッシュを入れていきます。

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付属のグリスを塗ってから、まず上からブッシュを入れる。ここは楽勝。

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続いて上から入れたブッシュの穴に金属カラーを下から挿入する。でもここが硬くてなかなか入りません。ブッシュを上から押さえつけておかないと、金属カラーを押し込むときにブッシュが上に抜けてしまうし、結構時間が掛かりました。

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最後に下からもう半分のブッシュを入れる。 ここも同様に硬いし、下から力を掛けてブッシュを押し込むと、上半分のブッシュを押し出してしまうので、上下から指の怪力で押し込むような感じになります。間違いなく指が痛くなります。

上の写真はきっちりと最後まで押し込めていないですが、後はステーをボルトで固定するときに押し込めるので問題ありません。

反対側も同様にできたらブッシュ交換はほぼ終了です。

ステアリングラック固定ステーをCUSCOの強化品に交換

ブッシュ交換が終われば取り外しと逆の順序でプレート等を取り付けていけば作業終了ですが、私はついでに運転席側のステアリングラック固定のステーをCUSCOから出ている強化ステーに交換しました。

運転席側のみCUSCOから強化品が出ています。

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 ステーと取り付けボルトが付属しています。

純正ステーとの違いは
・板厚が違う(純正:約3mm、CUSCO:約4.5mm)
・ボルト穴以外の穴空け加工がされてない(純正は軽量化のためか穴が空いている)
・専用高強度ボルトが付属

上記違いにより、「ステアリング操作時にステアリングラックの不要なガタツキや剛性不足が大幅に解消されシャープでレスポンスのいい素直なハンドリングを実現」されるらしい。

ちなみに専用ボルトは一般的な六角ボルトではなくて、六角穴付きボルトのためメガネレントとかは使えません。8mmのヘックスビットソケットが必要になります。

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 持っていなかったので、わざわざ買いました。

 純正ステーとCUSCOの強化ステーの違いの写真を載せます。

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強化ステーのボルトを締める際に、完全にはまりきっていなかったブッシュも押し込みました。

交換後の効果は?

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さてステアリングギアボックスブッシュとステーを強化品に交換した効果はどうだったのか・・・

 

体感できる変化はありませんでした、残念。

ネットのレビューとか見てるとハンドリングがしゃっきりするとか、操舵のレスポンスが上がるとか、かなり期待させてくれる内容だったのですが・・・

お金と時間を掛けて部品交換して効果が感じられないときほどがっかりするものはないですね。

でも交換の効果が分からない理由として個人的に思ってること・・・今装着している硬いスプリングに対してショックアブソーバーの減衰力が足りてないのかな(特にフロント)。ちょっとした路面の凹凸でフロントがふわふわし、タイヤをしっかり接地させられてないので、ステアリングギアボックスブッシュを強化しても効果が感じられないのではないかと。

現状のサスペンションを交換しないと運転フィールの悪さはどうにもならなそうです。ショックがしっかりした状態でブッシュ交換していればきっと効果はあったはずです。

ただ、純正のブッシュもそこまで劣化しているようには見えませんでした。

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ボロボロになっているということもなく、まだ使えそうです。新車時から一度も変えてないと推測していますが、純正品の耐久性はおそるべし。

 

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