先日ユーザー車検を通し、新しい車検証と検査証票(車検シール)が発行されました。
ディーラーで車検を通すと車検シールは貼り替えてもらえますが、ユーザー車検の場合は自分で貼り替える必要があります。
今回はスクレーパーを使ったガラスのシール剥がしについて書きます。
ガラス内側に貼ってある車検シールを剥がす
古い車検シールです。これを剥がしていきます。
試しに指の爪で剥がそうとトライした結果です。 頑固に貼り付いていて思ったよりも手強いです。部分的に剥がすことはできても、がっつり貼り付いているので全体をぺろんと剥がすことはできませんでした。段々と爪も痛くなってきます。
ここでスクレーパーの出番です。100均で購入した金属製のスクレーパーです。左のスプレーボトルには水に食器用洗剤を混ぜたものが入っています。シールを軽く湿らせるためと滑りを良くするために使用します。
対象物を傷つけにくいプラスチック製のスクレーパーもあります。ただ、金属製のスクレーパーでも特に傷つきやすいということもないので問題はないと思います。
雨が降っていて分かりにくいですが、 まずは車検シールに洗剤入り水を吹きかけています。
ただ、洗剤の量が少な過ぎてほとんど水状態でした。なるべく滑りを良くしておきたいのでもう少し洗剤を多めに入れておけば良かったです。
ラップなどを貼り付けてシールに洗剤水を浸透させるとより良いと思います。
スクレーパーでシールを剥いでいきます。
ガラスに対して角度を立て過ぎないようにスクレーパーをシールとガラスの隙間に差し入れます。刃の角がガラスに当たると傷が付くので注意します。
スクレーパーがシールとガラスの隙間に入っていったら、上下にゴシゴシ擦らずとも、じんわりと力を加え続けていけば、シールが簡単に剥がれていきます。この瞬間は気持ちいいです。
シールの糊の跡がガラスに残ると思いますが、後で除去していくのでまずはシール本体を剥がすことに専念します。
スクレーパーを使うのはガラスに傷が入りそうで最初は勇気がいりますが、刃の角で擦ったりしない限り、意外と傷は入らないので大丈夫です。
車検シールが剥がれました。
シールは剥がれましたが、若干糊残りがあるので除去していきます。
シール剥がしと同様にスクレーパーを使って、軽く糊残りを除去した後に、
アルコールを吹いて、タオルで擦ると落ちました。
アルコールを使えば、ガラスに手が触れてついた油分も一緒に除去できるのでおすすめです。
無水エタノール使えば、より簡単に糊残りを除去できるようです。
古く硬化したステッカーも同様に剥がせます
車検シールを剥がしたついでにリアガラスに貼ってあったボディコーティング?のステッカーも剥がしておきました。
私はあまり車にステッカー類は貼りたくないタイプですが、新車のときから貼ってあったであろうステッカーはなぜか剥がしたくないので、貼りっぱなしにしていました。でもさすがにボロボロでみすぼらしくなってきたので剥がすことにしました。
長年外側に貼りっぱなしなので硬化してボロボロになっていますが、これもスクレーパーを使って簡単に剥がせます。
写真で見るとあっけなく剥がれているので、普通に端を摘まんで引っ張れば剥がせたんじゃないかと思われそうですが、 爪で端から剥がそうとしてもきれいに剥げないんですよね。
まとめ
ガラスに貼ってあるシールはスクレーパーを使えば簡単に剥がせました。時間にして1分程で剥がせます。
このようなシール剥がし剤もありますが、車内で使うとシール剥がし剤成分の臭いも気になりますし、ガラスに貼ってあるシールであればスクレーパーを使うのが簡単だと思います。
スクレーパーはシール剥がしに便利なので一つ持っておいてもいいと思います。