先日、モバイルディスプレイを購入しました。
購入前にAmazonでモバイルディスプレイを物色していたとき、多くのメーカー(ブランド)の製品が出てきますが、その多くは聞いたことのないメーカー品。
調べていくうちに分かってくるのですが、Amazonで安い価格帯のモバイルディスプレイには中国のメーカー製と思われるものが多いです。
私が購入したモバイルディスプレイはkogodaというメーカー品です。当初kogodaは台湾のメーカーだと勘違いしていましたが、実際は中国メーカーだったようです。
日本や台湾メーカーのモバイルディスプレイはどのくらいあるのだろうか?と思い調べたところ、意外と多くあるようです。
今回は日本or台湾メーカー(商社)のモバイルディスプレイに絞って紹介したいと思います。※タイトルでは8製品の紹介となっていますが、1製品追加となり9製品の紹介となります。
※追記:日本・台湾メーカー品ではありませんが、現在、INNOCNというメーカーの有機ELモニターがAmazonで初売りセール中?なのか18,599円と非常に安いです(2023/1/5時点)。
有機ELモニターとしては破格の値段かと思います。
有機EL モバイルモニター INNOCN 13A1F 13.3インチ
- モバイルディスプレイとは?
- I-O DATA(アイ・オー・データ)LCD-MF161XP
- ASUS ZenScreen MB16AMT
- 山善(YAMAZEN) キュリオム QMM-156
- アイリスオーヤマ(LUCA) ILD-A1616MS
- MSI Optix MAG161V
- UNIQ(ユニーク) UQ-PM14FHDNT
- JAPANNEXT(ジャパンネクスト)JN-MD-IPS1562TFHDR
- GeChic(ゲシック) On-Lap M505E
- マウスコンピューター iiyama X1670HC-B1
- まとめ
モバイルディスプレイとは?
モバイルディスプレイとは、持ち運び可能な映像を映し出す機器です。外観はタブレットと似ていますが、機能は大きく違います。
タブレットはアプリを使用したり、ネットに繋いでWebサイトやYouTubeを閲覧したりすることができますが、モバイルディスプレイ単体ではOSを持たないため、それらはできません。
基本的には外部から入力して映像を映し出すだけとなります。
PCの画面を拡張してデュアルディスプレイにしたり、ゲーム機やスマホの画面を映し出して大画面で楽しんだりと幅広いことに活用することができます。
モバイルディスプレイを実際に使って思うのは、一度使い始めるとそれなしに戻れなくなるくらい便利です。
コロナによるテレワークの普及に伴い、需要が急増しているアイテムでもあります。
I-O DATA(アイ・オー・データ)LCD-MF161XP
サイズ | 15.6インチ |
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重量 | 約900 g |
解像度 | 1920×1080 |
パネルタイプ | IPS |
表面処理 | ノングレア |
I-O DATAは石川県金沢市に本社がある精密機器メーカーです。メモリーやルーター、HDD/SSDなどパソコン周辺機器等を製造・販売しています。
15.6インチと13.3インチのラインナップがあります。5段階調整が可能なブルーライトカット機能があるので、長時間のPC作業をする際の目への負担を軽減できます。
また、3段階に角度調整が可能なスタンドとして使用できるキャリングケースが付属しているのが良いです。
ASUS ZenScreen MB16AMT
サイズ | 15.6インチ |
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重量 | 約900 g |
解像度 | 1920×1080 |
パネルタイプ | IPS |
表面処理 | ノングレア |
ASUS(エイスース)は台湾台北市に本社があり、PCやスマートフォンなどを製造・販売しています。
ASUSはマザーボード市場においては世界でトップレベルのシェアを誇ります。ASUSは「アスース」や「エイサス」などといろんな呼称がありましたが、正式な読み方は「エイスース」に統一されたようです。バラバラだったASUSの発音を「エイスース」に定着させるための歌まであります。
本製品は価格帯はやや高いですが、タッチパネルや内臓バッテリーなどを搭載しており、高機能なモバイルディスプレイです。
縦横向きを変えても画面表示を自動回転してくれるので、いちいち設定を切り替える必要がないのも良いところです。
また、製品背面にZENシリーズ特有の同心円状のヘアライン加工のデザインが入っていて、かなりカッコいいです。
山善(YAMAZEN) キュリオム QMM-156
サイズ | 15.6インチ |
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重量 | 約800 g |
解像度 | 1920×1080 |
パネルタイプ | IPS |
表面処理 | ノングレア |
山善は個人向けには家電やインテリア、AV機器などを扱う大阪府大阪市に本社を置く商社です。Qriom(キュリオム)というブランドで多様なAV機器をラインナップしています。
本製品は多彩なモードを搭載しており、シチュエーションに合わせて画質を上げたり、応答速度を上げたり、輝度とコントラストを低めにしたりできます。
モバイルディスプレイとは関係ない話ですが、私が以前使用していた山善の2000円で購入した扇風機は8年ほど使用できました。(タイマーが壊れたため買い換えたと記憶しています)
アイリスオーヤマ(LUCA) ILD-A1616MS
サイズ | 15.6インチ |
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重量 | 約550 g |
解像度 | 1920×1080 |
パネルタイプ | IPS |
表面処理 | ノングレア |
アイリスオーヤマは宮城県仙台市に本社を置く会社で、家電・家具・インテリア等幅広い製品を販売しています。
LUCAというブランドでモバイルディスプレイを販売しています。LUCAと言えば、先日、同ブランドでノートPCを発売していましたが、ネット上では「スペック低い割に割高な価格」など、かなり叩かれていたのが記憶に新しいです。
モバイルディスプレイの方は他社製品と同等スペックで価格も抑えられている方ではないかと思います。
本製品はベゼルレスで本体重量550gと軽量、且つ厚みが9mmとかなりの薄型でコンパクトなのが特徴です。
アイリスオーヤマからはILD-A1616MS-BとILD-A16262KS-Bの2製品出ていて、後者の方が安いですが、表示色数に差がある( それぞれ1677万色と26.2万色)ので選ぶ際は注意が必要です。
MSI Optix MAG161V
サイズ | 15.6インチ |
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重量 | 約900 g |
解像度 | 1920×1080 |
パネルタイプ | IPS |
表面処理 | グレア |
MSI(MicroStar International)は台湾に本社を置くPC及びPC関連部品の製造をしている会社です。マザーボード、ビデオカード事業で世界で高いシェアをもち、ゲーミングPCでもよく名前を聞くメーカーです。
Optix MAG161Vという15.6インチのモバイルディスプレイを販売しています。本体は超薄型設計で最も薄い部位は5.1mmというスリムなボディになっています。15.6インチのモニターで軽量且つ薄型設計なのは、持ち運び性が良くて省スペースなので、重宝しそうです。
また、購入後3年間のメーカー保証が付いているので万が一のときも安心です。
ただ、グレア液晶のため、色鮮やかでキレイな映像を楽しめる一方で、作業時には映り込みが気になる可能性はあります。
UNIQ(ユニーク) UQ-PM14FHDNT
サイズ | 14インチ |
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重量 | 465 g |
解像度 | 1920×1080 |
パネルタイプ | IPS |
表面処理 | ノングレア |
株式会社ユニークは千葉県柏市に本拠地を置く会社です。モバイル・PC周辺機器等の企画、製造、販売をしています。
UQ-PM14FHDNTは最薄部4.4mm、重量465g、画面占有率90%のナローベゼルをもち、他社製にないスタイリッシュさが特徴です。
UNIQプロメテウスモニターシリーズはラインナップが豊富で、モニターサイズは13.3インチ、14インチ、15.6インチから選べます。14インチがあるのは珍しいですね。さらにサイズによりますが、タッチ機能の有無や4Kモデルを選ぶこともできます。
いずれのシリーズも軽量、超薄型、ナローベゼルのため、スタイリッシュでかなりカッコ良いです。正直、デザインだけでもこのモニターが欲しいです。
また、UNIQからはモニタースタンドが出ていますが、これも独特のデザインがカッコよいです。
JAPANNEXT(ジャパンネクスト)JN-MD-IPS1562TFHDR
サイズ | 15.6インチ |
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重量 | 900 g |
解像度 | 1920×1080 |
パネルタイプ | IPS |
表面処理 | グレア |
ジャパンネクストは東京都千代田区にある会社です。液晶モニター・エレクトロニクス製品を取り扱っています。
JN-MD-IPS1562TFHDRはタッチパネルの機能付きのモニターとしてはリーズナブルな価格ではないかと思います。ちらつき・ブルーライト軽減機能も付いています。
同サイズでタッチ機能なしのモデルもあります。
他にも10.1インチ、13.3インチ、15.8インチサイズのラインナップがあります。やや小ぶりなサイズですが、10.1インチがあるのは珍しいですね。
GeChic(ゲシック) On-Lap M505E
サイズ | 15.6インチ |
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重量 | 1168 g |
解像度 | 1920×1080 |
パネルタイプ | IPS |
表面処理 | ノングレア |
GeChic(ゲシック)は台湾にあるモバイルモニターを製造している会社です。「台湾で製造、全世界へ販売」というこだわりから、GeChic本社と工場は台湾にあるようです。Made in Taiwanですね。
M505Eは折り畳み式の構造になっていて、スタンド不要で自立できるようになっています。角度は40°~85°の無段階調整ができます。
また、ケーブル類は背面接続するので、一般的なモバイルディスプレイのようにサイドから配線が飛び出すことなく、見た目もすっきりします。配線がごちゃつかないので、地味に大きなメリットだと思います。
タッチ機能の搭載有無も選べるようになっています。
また、GeChicからはなんと21.5インチのモバイルディスプレイも出ています(※2021年5月時点で日本では未発売のようです)。もはやモバイルと呼べるのか疑問になるレベルですが、大きいモバイルモニターが欲しい場合は良さそうです。
マウスコンピューター iiyama X1670HC-B1
サイズ | 15.6インチ |
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重量 | 960 g |
解像度 | 1920×1080 |
パネルタイプ | IPS |
表面処理 | ノングレア |
マウスコンピューターは東京に本社を置くPCの開発、販売をしている会社です。BTOパソコンで有名な会社で、多くの製品を長野県の国内工場で生産しています。PC以外にも「iiyama」ブランドで液晶ディスプレイの販売もしています。ブランド名の通り、日本国内の長野県飯山市での開発というこだわりがあります。
本製品は15.6インチのモバイルモニターで、やや太めのベゼルのデザインになっています。スタンドがモニター背面に内蔵されていて、別途スタンドを用意する必要がないのは良い点です。
また、基本保証が3年付いていますが、ユーザー登録することで2年延長して5年保証とすることができます。さすが安心と信頼の国産品ですね。
15.6インチで国産+5年保証としては価格もリーズナブルですね。
HDMIの映像入力端子がない(USB Type-Cでの接続のみ)ようなので、そこは注意が必要です。
まとめ
日本・台湾の会社のモバイルディスプレイを紹介しました。日本・台湾だけでも意外と多くの会社から出ていることが分かります。
個人的にはUNIQのモバイルディスプレイがカッコ良くて気になっています。
いろいろと調べているうちに、物欲が刺激されてもう一台モバイルディスプレイが欲しくなってきました(笑)。