今年の1月に初めてタブレットなるものを購入しました。AmazonのFire HD 10です。
「タブレットとか何に使うの?」
「PCとスマホがあれば十分だし」
「何となくで使っている人が多そう」
これまではこのように思っていたのですが、いざ使ってみるとかなり便利な代物ですね。
今回はFire HD 10の軽い感想と個人的なタブレットの使い道について書きたいと思います。
タブレット購入の動機
タブレットって中途半端な存在に思えて、これまで購入を考えたことはありませんでした。スマホのようにコンパクトで電話もネットもカメラもできる万能機器ではないし、PCと比べると画面も小さく性能が低い。
なぜ今になってタブレットを購入しようと思ったのか?
最近、PCを使ってIT関連の勉強をしているのですが、タブレットに電子書籍の学習本やWebサイトを表示させながら勉強するためです。
PCを使いながら勉強しているのに同じPCでWebサイトを閲覧するとなると、いちいちウィンドウを切り替えたり、画面分割したりしなければならず非常に効率が悪いです。
要するに、PCとは別にWebサイトや電子書籍を表示できるモニターがもう一台欲しかったのです。
タブレットではなく外部モニターを購入する案もありましたが、タブレットであれば電子書籍も見れますし、単独でWebサイト等を見れるので何かと利便性が良いかと思い、タブレットにしました。
Amzon Fire HD 10を選んだ理由
これを選んだ一番の理由は安いからです。メインの購入動機が勉強の際のサブモニター代わりなので、そこまでお金は掛けたくないですから。
用途は限られていて、そこまでの性能や機能を必要としていなかったので、Fire HDはちょうどマッチする製品でした。
1月のセール時に購入したので10,000円ちょっとで購入できました。
他にもAmazon製ということで、ある程度の信頼性はありそうだからというのもあります。
タブレットはAndoid端末やiPadなど様々な種類がありますが、高い製品は高いですね。
Androidタブレットにも安い製品はありますが、中国メーカー製タブレットが多いかと思います。ネットに繋がる電子機器なので、中国メーカーの端末には怪しさを感じます。
Fire HD 10を使ってみての感想
ディスプレイサイズ | 10.1インチ |
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解像度 | 1920 x 1200 (224ppi) |
メモリ | 2GB |
ストレージ | 32GB |
重量 | 504g |
Fire HD 10はFire OSというAmazon独自のOSを使用しているタブレットで、デフォルトの状態ではGoogle Playが使用できません。これは懸念事項の一つでもありました。
ただ、ちょっとした手順を踏むことでGoogle Playを使用できるようになるので、特に問題はないかと思います。
「Fireタブレット Google Play インストール方法」などで検索すると手順を丁寧に説明したWebサイトがたくさん出てくるので、それを参考にしてGoogle Playを導入しました。
普段はこんな感じでノートPCの横に置いて使っています。このノートPC(会社のPCですが)は13インチです。
タブレットを縦に置けば、電子書籍も十分な大きさで見ることができます。
文字は小さくなりますが、10インチタブレットであれば横置きで見開き1ページを表示させても、特に問題なく読めます。
タブレットと一緒に保護カバー(Amazon純正ではない)を購入しましたが、表面がシボの入った合皮になっていて質感が高いです。
保護カバーはこちらの製品を使っています。
また、こちらの保護カバーはこのようにスタンド代わりに使用できる構造になっています。
ただ、角度調整ができず、もうちょっと角度を起こした状態で使いたかったので、別で安物のスタンドを購入しました。
こちらのスタンドの方が角度調整に自由が利き便利ですが、ちょっとガタツキもあり、品質はお世辞にも良いとは言えません。
Fire HDのレビューを見ると画面が黄色いと言われていたりしますが、個人的には特に気になりませんでした。他のPC、スマホ端末と見比べて、「言われてみれば黄色っぽい気がするかな」レベルです。
パフォーマンスに関しては、あまり重たいゲームとかには向かないかなという印象です。試しに「ロックマンX DIVE」というゲームをインストールして遊んでみましたが、すぐにフリーズしてしまい、使い物になりませんでした。
私はゲームをしませんが、タブレットでゲームアプリをする人には向かないかもしれません。
値段が値段なので、スペックは高くないですが、私の使い方は電子書籍やWebサイト、YouTubeの閲覧等のライトユーザーなので、Fire HD 10で十分すぎる性能です。
タブレットの使い道
当初は勉強時のサブモニター代わりとしての用途を想定していましたが、他にも隙間時間、単純作業時間にタブレットでYouTube(+Webサイト)を見るという活用をしています。
- 電子書籍の閲覧、メインPCのサブモニター代わりとしてWebサイト等を閲覧する
- 隙間時間、単純作業時間にYouTubeを見る
特に2つ目の方で、ネットに繋がる、程良い大きさの画面を手軽に持ち運べることのメリットを享受しています。
隙間時間、単純作業時間というのは、例えば以下のようなことです。
- 料理、皿洗いしながらYouTubeを見る
- トイレしながらYouTubeを見る
- 食事しながらYouTubeを見る
- 朝起きてからYouTubeを見る
YouTubeしかないですね(笑)。少し具体的に書きます。
料理、皿洗いしながらYouTubeを見る
私は料理はそこまで好きではありません。費用を抑えるために自炊しているという感じです。
料理や皿洗いは時間が掛かりますし、特に皿洗いは単に作業でしかありません。
キッチンの端にタブレットを置いてYouTubeを見(聴き)ながら家事をこなすことで、この作業も有意義な時間に変わります。
普段は見ない20分くらいある動画でも、作業の傍らラジオ感覚で1本見れてしまいます。
トイレしながらYouTubeを見る
私はトイレが無駄に長いです(笑)。
くつろいで過ごしてしまうのですが、なんだかんだ、その時間がもったいないです。
これまではスマホを持ち込んでネットを見ていたのですが、タブレットの大画面で動画を楽しめるようになりました。
このようなちょうどタブレットを置ける棚があります。
食事しながらYouTubeを見る
これは行儀が悪いですが、どうせテレビを見ながら食事をすることもあるので、タブレットをテーブルに置いてテレビの代わりにYouTubeを見ています。
今はこれまで興味を持たなかった分野にも積極的に足を伸ばして情報をインプットしているので、食事の時間も活用しています。
朝起きてからYouTubeを見る
私は朝起きたら、とりあえずテレビをつけます。ニュースを見るためなのですが、事件や事故など寝起きにネガティブなニュースばかり立て続けに流れることも多いので気が滅入ります。
ならば、YouTubeでいいやということで朝もタブレットでYouTubeを見ながら朝食をとるようになりました。
なんだかYouTubeばっかりですが、YouTubeには「見なきゃ損!」くらいの有益な情報がゴロゴロ転がっています。
ただ、YouTubeは一つの動画を見るのにある程度の時間をとられてしまいます。役立つ一方で、時間泥棒の側面もあります。
いろんな動画を見たいのですが、再生時間が10分、20分もあると見るのを躊躇することもあります。そんなときに隙間時間や単純作業の傍らにタブレットを置き、ラジオ感覚で情報を得られるというのが素晴らしいです。
まとめ
以前は何に使うのか分からなかったタブレットですが、一度使い始めるともうタブレット無しには戻れないくらい便利です。
Wifiモデルのため自宅でしか使えず、スマホのような電話にネットにカメラにというような万能選手ではないですが、PCとスマホの隙間を埋めてくれる存在です。
元々、家ではスマホをあまり触らないのですが、タブレットを使いだしてからはますますスマホの出番がなくなりました。
AmazonのFire HD 10は10インチの大画面タブレットとしてはコスパがよくお勧めです。
ただ、タブレットは便利な一方で、タブレット(スマホ)依存にならないように、適切な距離感を保つ必要もありそうです。