CX-60が納車されたばかりのころ、その車体の大きさとセダンからSUVに乗り換えによる死角の大きさが気になっていました。
そこで、サイドミラーに取り付けるタイプの補助ミラー、NICONOMYの「MirrorCool」を購入したので、レビューします。
- セダンと比べるとSUVは死角が大きい
- NICONOMYの補助ミラー「MirrorCool」を購入する
- CX-60にNICONOMY MirrorCoolを装着する
- NICONOMY MirrorCoolの使用感レビュー
- 安全性が欲しいなら補助ミラーはあり!
セダンと比べるとSUVは死角が大きい
前車はV37スカイラインで、初めてSUVのCX-60に乗り換えたのですが、背が高いSUVは車体の近くにあるものが見えにくいです。
地面からボンネットやサイドウインドウの下端(ウエストライン)までが、セダンと比べて高いので、車のすぐそばは死角になってしまいます。
セダンでは、サイドミラーで見える部分が多かったのですが、SUVではサイドミラーでも見えない死角の範囲が大きくなります。
前方の死角はフロントカメラ、サイドカメラで確認できるのでカバーできますが、後輪付近がどうしても確認しづらく・・
後輪は、狭い道を曲がるときなどに、ぶつからないかの確認のために見えるようにしておきたい箇所です。
私はサイドミラーの角度を結構下げているのですが、それでも後輪はミラーにはうつりません。
NICONOMYの補助ミラー「MirrorCool」を購入する
そんなわけで、NICONOMYというブランドのサイドミラーに装着するタイプの補助ミラー「MirrorCool」を購入。
製品と一緒に、なんと折り鶴と手書きのメッセージカードが入っています。
NOCONOMYは日本生まれのブランドみたいですが、丁寧で手を掛けている感じが好印象です。
ミラー本体は、粘着ゲルパッド面にフィルムが貼られ、クッション材で保護された状態で収納されています。
ミラーの直径:50mm、台座の直径:60mm、厚み:23mmです。
ミラーは360度角度を自由に調整できます。いずれもマックスに動かした角度です。もう少し傾くと映せる範囲が広がっていいんですがね。
広範囲を映せる曲面ミラーになっています。
貼り付け面は、粘着ゲルパッドになっています。テープじゃないので、貼り直しがしやすいですね。
NICONOMY MirrorCoolの特徴は以下の通り。
- 装着がテープ貼付ではなく、粘着ゲルパッドによる貼付け
- 粘着ゲルパッド×回転真空構造により吸着力が強い
- ミラー角度が360度調整可能
個人的には、サイドミラーへの固定がテープじゃないのがありがたいです。
テープだと一度貼り付けると外しにくいですし、微調整もできないです。
ゲルパッドによる粘着ですが、真空効果で吸着力を強くできる構造にもなっています。
CX-60にNICONOMY MirrorCoolを装着する
装着はとても簡単です。補助ミラー(MirrorCool)を装着したい場所に押し付けながら右に回転させるだけ。
上記マニュアルには「軽く押し付けながら」と記載されていますが、「しっかり」押し付けることがポイント。じゃないと吸着が甘くミラーが脱落することがあります。
私は車両側面付近の視野を広げたいので、ミラーの内側に補助ミラーを装着しました。
補助ミラーの角度は車体下が映るようにいっぱいまで傾けています。
後輪付近のものや駐車時の白線が見やすくなります。
コーンを車体最後部付近に置いたときの、補助ミラーでの見え方を確認してみます。
運転手の視点から撮った写真となりますが、サイドミラーにコーン先端が映ります。補助ミラーにはコーン全体が映ります。
コーンが後輪の真横にある場合は、
サイドミラーにはコーンの先端がわずかに映ります。補助ミラーにはコーン全体が映っています。
コーンを前席ドアと後輪の中間あたりに置いた場合は、
コーンはサイドミラーには映らなくなります。補助ミラーには映っていますね。
コーンが手前にいくほど、サイドミラーでは見えなくなることが分かります。
補助ミラーを上の方に装着すると、このような見え方になります。より後方が見やすくなる感じですかね。
NICONOMY MirrorCoolの使用感レビュー
狭い道を曲がるときに、後輪付近が見えなくて怖かったのですが、補助ミラーに映って確認できるようになるのは、やはり安心感があります。
後輪付近って、サイドカメラにしても見えないんですよね。
NICONOMY MirrorCoolは何といっても、粘着テープの貼り付けタイプじゃないのが良いですね。粘着ゲルパッドによる吸着式なので、脱着や位置調整が簡単にできます。
1か月ほど使用して、雨の日や凹凸のある道で車体が大きく揺れても補助ミラーが脱落することはなかったです。
ただ、取り付け方が甘いとすぐに落下してしまうので、最初の取り付け時は、しっかり押し付けながら回すのが大事だと思います。
気になる点もあります。
サイドミラーよりも小さく映るので、ぱっと見ただけでは、補助ミラーに映るモノと車体との距離感がつかみにくいですね。
補助ミラーを見ながらギリギリをせめるのは、そこそこ慣れてないと厳しいと思います。
補助ミラーは、装着してからしばらく使用していたのですが、
- CX-60の車体サイズや取り回しに慣れてきた
- 補助ミラーが脱落しないか心配になる
ので、結局外してしまいました。
安全性が欲しいなら補助ミラーはあり!
NICONOMYの補助ミラー、MirrorCoolのレビューでした。
死角を少なくしたい人や、特に後輪付近をミラーで確認したい人にはおすすめですね!
脱着が楽なので、車に慣れるまでの期間だけ装着するも有りだと思います。
補助ミラーを外しても車のミラーに跡は残りませんし、一度外しても粘着力が弱まることもないので、また使えます。