とりあえず車を楽しむ

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ローダウン車用の低いウマ「BAL ピットスタンド」のレビュー

こんばんは。

最近、ウマ(リジッドラック)と呼ばれるものを買いました。車の整備時にジャッキ等で持ち上げた車体を支えるためのものです。今まではジャッキで車体をあげたらそのままジャッキで支えている状態で作業をしていました。

 

しかし、ジャッキは本来、車を持ち上げるためだけに使うもので、車を支え続けることを目的としたものではないです。油圧の力で持ち上げているので、作業中に万が一、油圧が抜けてしまったりすると車が下がってきて、最悪の場合、地面と車体に自分が挟まれてしまいます。

 

安全を確保するためにもウマを買うことにしました。いろいろ迷いましたが、ローダウン車対応と謳っている大橋産業の「No.922 ピットスタンド」という製品に決めました。

 

サイズがコンパクトであり、無駄に高くまでジャッキアップすることなく使えるという口コミなどもあり、これいいかもというのが理由ですね。今回はBAL ピットスタンドを使用してみての結果を書いていきます。

 

 

外観・ローダウン用ウマは非常にコンパクト

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箱の中身です。

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高さを変えるときにストッパーと呼ばれる鉄の棒を挿し込んで支えますが、簡単に抜けないようスナップピンという金属のピンを挿し込みます。形状が複雑ですが、入れるときはKを横にした形のような部分を広げるように挿し込めば入りますし、抜くときは強めの力で普通に引っ張れば抜けます。

 

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一番上げた状態(240mm)でのカルピスウォーターとの高さ比較です。ウマのコンパクトさが分かってもらえると思います。

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一番下げた状態(160mm)です。べたべたに下げた車とか低めのスポーツカーだとこの高さでも使えるのかな。

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車体に当たる部分(サドル)は平面上になっているので、そのまま車のジャッキポイントに当てると曲がりそうですね。ジャッキポイント用のアダプターはあった方がよさそうです。

 

ジャッキポイント用のアダプターはウマに付属しておらず別売りとなっています。お値段は少々高めです。

 

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ジャッキポイント用アダプターです。つけると38mm分高さが上がります。ただ上から挿し込んでいるだけで固定されていないので、アダプターが付いた状態で持ち運ぶ際には注意が必要です。横に倒して持ち運んだり、アダプターの部分だけ掴んで持ち上げたりするとアダプターやウマ本体が落ち、運が悪いと車や家の中を破壊します。十分に気を付けましょう。

 

また、このアダプターは写真では柔らかいゴム製のように見えますが、実際はかちかちに固く、重い材質でできています。

 

どのくらい低い車であれば使用できるか

このBAL ピットスタンドの購入を検討している人ならおそらく気になっていると思います。私も気になっていましたが、私のレガシィは1~2cmほどですが、純正より車高が下がっています。ウマの最高位は240mmなので、最低地上高に対してある程度の余裕があるため、問題なく使えるだろうと判断し、購入しました。

 

しかし、その考えは甘かったのです。

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フロアジャッキを車体下に入れやすいようにタイヤ下に厚みのあるものを敷いて、かさ上げしてからジャッキアップした状態です。タイヤはまだ浮いていないのですが、ウマは既に役目を失っています。ウマの高さはもちろん最高位(240mm)ですが、サイドのジャッキポイントに全く届いていません。

 

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ならばとかさ上げしない状態で試しました。写真はウマに車体をのせている状態ですが、やはりタイヤが地面についたままです。なんとなく間抜けな光景です。

スプリングが意外と伸びるんですよね。そのことを頭にいれていませんでした。

 

でも、外径の小さいタイヤ(225/40R18)のときはぎりぎりですが、使えました。上に記載の使えない事例では225/45R18のタイヤを装着しています。

 

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ちゃんとタイヤが浮いています。砂利で使っているので、ウマの足が一部浮いていますが、一応ぐらつくこともなく使えています。ただ、ウマは一番高い状態にして使っていますが、車の下に潜るほどの空間はないように思いました。

 

BL/BPレガシィの場合、下記の数値から判断するとGTグレードの純正タイヤサイズだと使用できるかもしれません。(スプリングの長さも影響すると思うので保証はできません。)

225/45R18 : 外径660.2mm 使用不可

215/45R18 : 外径651.2mm GT specB 純正タイヤサイズ

225/40R18 : 外径637.2mm 使用可

215/45R17 : 外径625.8mm GT 純正タイヤサイズ

 

※ちなみに写真はありませんが、リアタイヤ側ではタイヤが浮いた状態でウマ掛けをすることができました。

使えるか自信がない場合、事前に確認をしておこう

さて、BLレガシィGT specB ビルシュタインB12装着車のフロント側にはBAL ピットスタンドは使用できないことが分かりました。

 

このBAL ピットスタンドは車高が低く、且つサスペンションストロークの短い車や車高調を装着している車向けの製品なのでしょうね。私はスプリングが伸び切ってから初めてタイヤが浮くことを考慮せずに、240mmの高さがあるんだからいけるだろうと安易な考えで選んでしまいました。

 

ローダウンサス装着車でも、ものによっては使えない可能性があるので、事前にジャッキアップし、タイヤが浮いた状態で地面からジャッキポイントまでの高さを測定しておいた方が失敗はなさそうです。アダプター装着を考慮しても278mm以上ある場合は使えません。

 

ただ、ジャッキアップ後にタイヤを外してからジャッキダウンしていけば、上述の例でもウマにかけられますが、万が一、失敗してウマからずれたりして、車体が地面に落ちてしまうリスクを考えるとやりたくない方法です。

 

使える車を選ぶウマですが、使える場合にはリフト量は最小限で済み、ウマ本体がコンパクトで場所をとらずに保管できるので、非常に重宝しそうですね。